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部門長退任に際して
尾田十八
金沢大学工学部 人間・機械工学科
当学会の100周年で,かつ当部門の10周年の記念すべき年に部門長を拝し,大過なく各種行事を終えることができ,今は安堵しております.またこれら各種行事に御協力いただいた方々にも深く感謝しております.
さて今年は先に述べましたように記念の年であったため,各種行事の基本計画がすでに2~3年前から本会主導の形で進められていました.今年はそれらをいかに成功裡に実行するかが問題でありました.具体的には第10回計算力学講演会や,国際シンポジウムとしてのISAC'97等を実施することですが,そのため松本洋一郎先生はじめ多くの実行委員の方々にお世話になりました.お陰様で,計算力学講演会の方には400名弱という全記念講演会中第2位となる多くの方々の御参加をみました.また両行事共に,最も心配された財政上の件も問題なく,むしろかなりの黒字となり,大変喜んでおります.これら記念行事を終えて,もう早くも1年が過ぎようとしていますが,この間にもコンピュータとそれを利用する計算力学環境は大きく変化しつつあります.そこでこのような状況を明確にし,当部門が今後どのようにその流れに対処すべきかを考える立場から,歴代部門長による座談会も今期計画し,実施致しました.その内容は本誌別項で詳しく御覧いただくとして,そこで指摘されました幾つかの課題については,新しい部門長の藤井孝藏先生と副部門長の北川浩先生の強力な体制の下で,順次解決していただければと祈念しております.