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ADVENTUREプロジェクトスタート
日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業の「計算科学」分野の一つのプロジェクトとして、「設計用大規模計算力学システムの開発」(通称、ADVENTUREプロジェクト)が認められ、平成9年8月より5年計画でスタートしました。このプロジェクトは、21世紀における設計用計算力学システムのニーズを踏まえ、5年後に登場するであろう数十テラフロップス級の並列計算機の性能を存分に活用して、1千万~1億自由度の大規模モデルを用いて任意形状の固体力学問題を1時間から1日程度の実用時間で自在に解ける解析システムの構築を目指すものです。その実現のために、本格的な超並列アルゴリズムに基づくプレ、メイン、ポストシステムを構築し、その上に設計上の使用に耐えうる汎用解析機能をもたせ、またソフトコンピューティング技術や仮想現実感技術を用いて優れたユーザーインターフェースが構築される予定です。なお、この解析システムは専用の超並列計算機はもちろんのこと、ネットワーク接続された異種計算機からなるヘテロジニアスな分散並列処理環境でも稼働するロバストシステムとなる予定です。
(東京大学大学院工学系研究科システム量子専攻 吉村忍)