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研究会報告 逆問題解析手法研究会A-TS 01-9と国際シンポジウムISIP'98
田中正隆
信州大学工学部生産システム工学科
当研究会は、主査:田中正隆(信州大)、幹事:久保司郎(大阪大)、幹事:松本敏郎(信州大)とし、逆問題に造詣が深く研究会活動を側面から支えてくれる30名近い委員から構成されています。この研究会の活動は、「逆問題」というきわめて刺激的な名前で、機械工学全般にわたって古くから存在するシンセシスの問題についての研究が脚光を浴び始めた時期から、最初は分科会という名称でスタートしすでに10年余りにわたり活動を続けています。その間に、機械学会の学術講演会では逆問題に関するセッションをたびたびオーガナイズして来ましたし、またいくつかの大きなイベントを企画し開催してきました。
1989年には、長野市の飯綱高原で日本機械学会シンポジウム「逆問題のコンピュ-タ手法とその応用」を開催しました。そこでの研究発表は機械学会講演論文集No.890-34にまとめられています。このシンポジウムは逆問題という名前を付けた初めての講演会だったように記憶しています。また、これをバネにして、研究会の主要なメンバーが分担執筆して機械学会編「逆問題のコンピュータアナリシス」を1991年にコロナ社から出版しました。
1992年には研究会のメンバーが中心になって、東京でIUTAMシンポジウム「工学における逆問題」を開催し、世界各地から逆問題研究者の参加を得て最新研究情報を交換し、逆問題研究に大きな刺激を与えることが出来ました。校閲された発表論文をまとめた論文集は、Springer-Verlag社から "Inverse Problems in Engineering Mechanics" (ed. by M. Tanaka and H.D. Bui) として出版されました。また、1994年にはパリ市でこの国際会議の第2回に相当するISIP'94が開催されました。
当然の成り行きとして第3回を開催することとし、そのための打ち合わせを関係者と進めてきました。幸いにして、信州大学を通じて文部省に申請していた国際シンポジウム「工学における逆問題」ISIP'98 の開催援助が決まりました。1998年3月24日~27日に、長野市のメルパルク(長野駅前に今年10月に新装オープン)を会場にして開催する準備をしています。本国際シンポジウムの詳細については、ホーム・ページ (URL http://homer.shinshu-u.ac.jp/ISIP98/)をご覧下さい。研究発表Abstractの受付は11月下旬までは延長可能ですので、逆問題に関心のある方々の研究発表と参加をお願い申し上げます。
ご質問等がございましたら、本国際会議の事務局 (Tel: 03-3348-0644, Fax: 03-3346-1274, E-Mail: sato@kke.co.jp, 担当者:佐藤仁宣氏) か小生 ( E-Mail: dtanaka@gipwc.shinshu-u.ac.jp) までお願いします。