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新刊書紹介
マトリックス有限要素法I・II
O.C.ツィエンキーヴィッツ、R.L.テイラー共著
監訳 矢川元基、大坪英臣、三好俊郎
科学技術出版社
1996年10月、2分冊セット定価24,000円
Zienkiewiczは、有限要素法の普及に最も貢献した人のうちの一人であることは、誰もが認めるところであろう。実際、本書の初版本がほぼ30年前に出版されて以来、最新の大版に至るまで、一貫して「有限要素法のバイブル」としても地位を築いてきたといえる。我が国においては、第三版の邦訳であった旧著“マトリックス有限要素法”(培風館発行)が啓蒙書の役割を果たしたが、ここで紹介する訳書は最新版である第4版の邦訳である。本書は・巻・巻の2分冊構成で、旧来のものに対して、大幅に内容が追加され、最新の有限要素法技術が集約して記載されている。・巻・巻ともに、最期に具体的なコンピュータのソースコードが添付されているのも理解の手助けとなっている。有限要素法に関係する技術者、研究者にとって旧訳書に代わる新たな「有限要素法のバイブル」として是非とも手元に置いておきたい書である。
(東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 酒井信介)