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部門長就任にあたって
尾田十八
金沢大学工学部人間・機械工学科
当部門は1988年に、初代部門委員長の矢川元基先生を中心とした多くの方々の御努力により発足致しました。その後三好俊郎、齋藤武雄、白鳥正樹、松本洋一郎の各部門長の下で活発な活動を行い、今日に至っております。10年一昔と言いますが、今年が丁度当部門としての10年目の年に当たり、これがまた奇しくも当学会の100周年記念の年でもあります。このような重要な節目の年に当部門長を仰せ付かることになり、誠に光栄であると同時に、その重責に身の引き締まる思いを致しております。
さて、当部門はその発足の動機として、急速に進展しているコンピュータの工学的利用法の普及、発展に貢献することはもちろん、当学会内のそれまでの専門別分野としての材料力学、熱・流体工学、機械力学等を、計算力学という共通のツールで横断的に連携するユニークな点も強調されています(当部門ニュースレターNo.1「計算力学部門発足にあたり」矢川元基、1989.1参照)。このような考え方が妥当であったことは、今日その部門登録者数でも明らかになっております。つまり現在での当部門の第1位登録者数は1988名で、これは旧専門型部門としての流体工学、材料力学、熱工学、機械力学・計測制御、機械材料・材料加工に続き全20部門中の第6位に位置しています。このことは、当部門を旧専門型部門と同様に重要なものと評価しかつ横断型部門としてその重要性を第1位に考えている会員の多くなって来ていることを意味しています。私の重要な仕事の1つは、このような多くの部門との交流的活動をこれまで以上に活発化し、計算力学の重要性を多くの学会員に認識していただくことだと考えています。またすでに述べましたように今年は当学会の100周年記念の年で、すでに多くの行事が計画されています(後の行事予定表を参照して下さい。)。これらをすべて成功裡に終え、その中から当部門としての今後の新しい10年の活動のための中心的な行事企画を考え出すことも私の重要な仕事だと思っております。皆様方の御協力と、御支援を賜りますことをお願い致します。