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分子/原子モデルを用いる材料評価法研究会(A-TS01-7)報告と参加のお願い
北村隆行
京都大学工学研究科機械物理工学教室
本研究会は,1994年9月より北川 浩大阪大学教授を主査として活動を開始し、物質系の特性を分子/原子レベルの構造とその挙動を考慮したミクロな視点から評価すべく、分子動力学法をはじめとする分子/原子モデルについて検討を進めている。年4回から5回の研究会を開催し、シミュレーションの基礎となる統計物理や数理解析法をはじめ、ミクロ・メゾ材料物性や熱流体に至る広い領域の専門家を招聘して基礎から勉強するとともに、種々の課題に対する討論を通じて研究者間の交流を深めることに力を注いでいる。
本委員会の特徴として、多くの若手研究者の熱心な参加があること、機械工学のみならず物理、数理、化学等の広い分野の研究者の横断的な活動となっていることがあげられる。日本材料学会に設けられた分子動力学部門委員会と協調的に会合を開いているのも、多くの分野の研究者の接点となることをひとつの使命と考えているためである。昨年はシンポジウムを開催し、多方面から若手研究者の積極的な参加を得て領域横断的な会となり、初期の目標を達成することができたと考えている。これをもとに、本年末にも第2回のシンポジウムを開催する予定である。また、「初心者のための分子動力学講習会」を開催して、これから分子/原子シミュレーションを開始しようとしている研究者・技術者の手助けを図っている。この講習会には、北海道から沖縄の全国各地より主催者側の予想を大きく上回る100名を越える参加者があり、応対に追われる一方、反響の大きさに分子/原子的視点からの研究の将来性・発展性について確信を深める結果となった。
研究会では、シミュレーションに携わっておられる方のみならず、本分野にご興味をお持ちの方の参加をお待ちいたしております。ただし、委員会運営費(委員会会場費用、連絡費用、資料作成費用等)として、大学官公庁関係個人委員から2,000円/年を、会社委員から25,000円/年をいただいています。
参加御希望の方は北村宛(京都大学工学研究科機械物理工学教室、
E-mail: kitamura@kues.kyoto-u.ac.jp)ご連絡下さい。