動力エネルギーシステム部門 部門賞贈賞者、部門一般表彰者一覧

(ただし、肩書きは贈賞当時、功績賞、社会業績賞は五十音順、論文賞は講演会期日順)

令和4年度部門賞
令和3年度部門賞
令和2年度部門賞
令和元年度部門賞
平成30年度部門賞
平成29年度部門賞
平成28年度部門賞
平成27年度部門賞
平成26年度部門賞
平成25年度部門賞
平成24年度部門賞
平成23年度部門賞
平成22年度部門賞

平成21年度部門賞
  受賞者  
功績賞 成合 英樹 殿(筑波大学名誉教授) 成合英樹氏は長年にわたり動力・エネルギーシステムに関する研究、特に伝熱流動に関する研究を進められ、この分野の発展に多大なる貢献をされました。また、当部門の前身である動力委員会委員長を始め、理事、評議員などとして学会活動にも大きな貢献をされました。さらに、当学会以外でも文部省学術審議会専門委員などの要職を歴任され、2003年10月からは新設された独立行政法人原子力安全基盤機構の理事長を務められて現在に至るなど、日本の原子力の安全分野において多大なる貢献を果たしてこられました。
藤城 俊夫 殿
(高度情報科学技術研究機構 参与)
藤城俊夫氏は長年にわたり原子炉施設の安全性研究に携わり、原子炉安全性研究炉(NSRR)の建設と同研究炉を用いた研究の遂行により、原子炉安全研究の中心的且つ指導的役割を果たされました。またOECD/NEA原子力施設安全性委員会(CSNI)等の委員として国際的な立場から原子力安全研究の推進、安全規制の円滑化に貢献し、1992年研究功績者科学技術庁長官賞を受賞するとともに、国内でも原子力安全委員会専門委員などとして原子炉施設の安全指針・基準類の策定等に貢献し、原子力安全功労者科学技術庁長官賞など数々の表彰を受けられました。機械学会においても熱工学委員会を始め、多くの委員、委員長などを務め、学会及び部門の発展に大きく貢献されました。
浅野 晴彦 殿
(中部電力椛纒\取締役副社長 執行役員)
浅野晴彦氏は中部電力株式会社にて多数の火力発電所の計画・建設・運営に携わるとともに、浜岡原子力発電所へのプルサーマル推進、安全・安定運転に尽力するなど、火力・原子力発電による電力安定供給、火力発電所の熱効率向上に多大なる貢献をされました。特に川越火力発電所や新名古屋火力発電所に高効率な1300℃級ガスタービン複合発電が導入される中、火力機全体の適正運用に指導力を発揮して1997年から5年連続して国内全電力1位の火力総合熱効率を達成するとともに、2008年には新名古屋火力発電所8号系列で1500℃級ガスタービンの採用により世界最高水準の熱効率(52%、高位発熱量基準)を達成しました。
金子 祥三 殿
(東京大学生産技術研究所 特任教授)
三菱重工業株式会社にて長年にわたり火力発電プラントの高効率化と環境性向上に携わるとともに、発電関連の新技術の事業化を推進されてきました。超超臨界圧発電(USC)では9%クロム及び12%クロムフェライト鋼を開発してASME規格化を実現しました。また1977年に東京電力且oヶ崎5号ボイラに採用された超低NOxバーナや1981年に東京電力叶逞t2号ボイラに採用された炉内脱硝システムは世界最高レベルの環境性能を誇り、共に機械学会賞を受賞し、現在多くのボイラに採用されています。石炭ガス化複合発電(IGCC)に関しても日本独自開発の噴流床空気吹き石炭ガス化の開発に携わり、25万kW級IGCC実証プラントではクリーンコールパワー研究所の副社長として技術を統括し、長時間連続運転の成功(2008年、勿来)に主導的役割を果たされました。この他にも加圧流動床発電(1997年度日本機械学会賞技術賞受賞)など多くの実績を残されるとともに、2001年度には当部門の部門長として学会活動を推進されるなど、当部門に大きな功績を残されました。
貢献表彰
日本原子力研究開発機構大洗研究開発センター高速実験炉「常陽」設計・建設・運転担当(代表:鈴木 惣十、坂場 秀男、吉田 昌宏、松野 義明)、

「高速実験炉「常陽」の設計・建設と30余年にわたる安全運転の完遂」
我国初のナトリウム冷却型高速炉である高速実験炉「常陽」は1977年4月の初臨界以降、増殖炉心であるMK-T炉心での運転経験の取得、照射専用炉心であるMK-U炉心による運転と照射試験を順調に進めました。平成2003年11月には、高速中性子照射炉としてさらに高性能化したMK-V炉心を完成させて現在に至っています。「常陽」は初臨界以来30余年にわたって安定した運転を続け、国産技術による設計・建設・運転を通じて、燃料に混合酸化物、冷却材に液体金属ナトリウムを用いた高速増殖炉(FBR)の増殖性の確認、自然循環によるプラント安全特性の実証、運転・保守技術の確立、FBR基盤技術開発、FBRプラント技術者の養成等でFBRの実用化に向け、数々の輝かしい成果を挙げました。
優秀講演表彰
(講演順)
井上元(九大) 「ポアネットワークモデルによるGDL内液滴挙動解析」
木戸口和浩(CCP研究所) 「 石炭ガス化複合発電(IGCC)実証プロジェクトの進捗状況)」
阿部博志(東北大) 「酸化皮膜の特徴抽出に基づく炭素鋼FAC速度の考察」
山野秀将(JAEA) "Next Generation Safety Analysis Methods for SFRs(2)Experimental Analysis by SIMMER-III
for the International Verification of the Compass Code on Fuel-pin Disruption and Low-Energy Disrupted Core Motion"
東侑麻(北大) "Study on Pipe Wastage Mechanism by Liquid Droplet Impingement Erosion"
堀井翔一(筑波大)  "Study on Boiling Behavior of Solution by Microwave Heating"
木和久(東工大) "Research on Flow Characteristics of Supercritical CO2 Axial Compressor Blades by CFD Analysis"
越智大輔(東大) "The Velocity and Temperature Measurement of a Water Flow in the Wire-Wrapped 7-Rods System in FBR",
菅原慎悦(東大) "The Role of Local Governments in the Japanese Nuclear Governance: Case Analysis of "Safety Agreements" in Siting Areas"
フェロー賞 長谷川大地(東北大) 「複数の蓄熱器を持つ熱音響エンジン」(第14回動力エネルギー技術シンポジウム)
内山雄太(筑波大) "Experimental Study on Influence of Interfacial Behavior on Jet Surface Fragmentation"(ICONE-17)

平成20年度部門賞
  受賞者  
功績賞 秋山 守 殿(東京大学名誉教授) 秋山守氏は蒸気爆発機構の解明と影響の評価を行って熱流動学の新しいパラダイムを開拓され、また、我が国初の汎用流体解析システムα-FLOWの開発を企画・指導し、原子力の安全評価に関連してスーパーシミュレータ構想を先導されました。一方でICONE設立に尽力されるとともに原子炉熱流動国際会議や環太平洋原子力学会の中心的役割も務められました。ご退官後は(財)エネルギー総合工学研究所理事長、各種委員会委員長・部会長を歴任され、エネルギー長期計画策定をはじめとする政策策定にも関与してこられました。
友野 勝也 殿(元東京電力副社長)
友野勝也氏は柏崎刈羽原子力発電所のABWR建設において長年に亘り指導的役割を発揮され、その後実績を積んだABWR 技術が浜岡5号、志賀2号、台湾電力に採用されるなど、国内外の原子力発電所建設推進に大きな役割を果たしました。また、長年に亘り当学会評議員、理事を務められるとともにICONE における委員長、議長としての重責も果たされ、当部門へも大きな貢献をなされました。
吉識 晴夫 殿(東京大学名誉教授)
吉識晴夫氏はガスタービン工学の第一人者として長年に亘り実験的、解析的研究に従事され、従来はその影響が未知であった非定常流動がガスタービンに与える影響を実験的研究により解明するとともに、熱機関のシミュレーションや車両用ターボ過給機関の性能予測プログラム開発などを行い、これらの予測手法は現在でも多くの企業における性能予測プログラムの原型となっています。また、当学会理事、(社)日本工学会理事、(社)日本ガスタービン学会会長・理事、当部門部門長、1993年のICOPEの立ち上げ・実行委員長・組織委員長などの要職を歴任し、関連学協会の発展にも大きな貢献をなされました。
社会業績賞 (株)クリーンコールパワー研究所
(代表取締役社長 大西博康殿)
IGCC(石炭ガス化複合発電)の中でも空気吹きIGCC はわが国独自技術であり、酸素吹きIGCCよりも送電端効率が高い反面、酸素濃度が低い中で反応を促進できる炉設計などの技術開発・導入が不可欠でした。同社はこの技術的難度の高い空気吹きIGCCの開発を進め、2007年の9月に実証機を竣工し、 2008年3月に定格出力250MWを達成、現在も連続運転試験等を実施しています。本成果はわが国独自技術である空気吹き IGCCが実用段階にあることを示すもので、エネルギーセキュリティー確保と低炭素社会実現を両立させる基幹技術となるものです。
貢献表彰
東京電力柏崎刈羽原子力発電所2 号機、3 号機、4 号機、7 号機、運転当直・点検チーム(チーム代表:渡辺 達也、山田 一也、入沢 善孝、目崎 俊弘)、

「中越沖地震被災時における原子炉機器健全性点検および冷温停止運転操作の完遂」
柏崎刈羽原子力発電所の運転中および起動中の計4基の運転に係わる当直チームは、中越沖地震(2007年7月16日)の発生直後から、原子力発電所が受けた未曾有の大地震被災にも拘わらず、沈着冷静に優先順位を判断して、地震による様々な警報の要因分析、合計約760本の制御棒の全数挿入と炉心燃料や配管機器の健全性など多数の系統のプロセスデータの確認、プラントおよび関連施設の被災状況の把握、外部との連絡手段の復旧等、自らが被災者であるにもかかわらず連休中に480名の社員が参集して、全ての当直班が相互に連携しながら適切な運転操作によりプラントの冷温停止を完遂すると共に、地震後のプラントの機器健全性点検も的確に実施されました。これらの対応は国内外の事故・トラブルの教訓を活かした30年にもおよぶ膨大な改良研究・運転手順書や保安規定の整備・プラント機器の保全・運転操作研修訓練などの日頃の研鑽と業務精励の成果を遺憾なく発揮されたものであり、 IAEA始め世界の原子力関係者が高く評価しました。当部門は、地震直後に「中越沖地震の柏崎刈羽原子力発電所への影響評価研究分科会」を設置し、有識者・専門家の公開技術資料のレビュー、現地調査、委員会や学会での技術討議を経て、これらの事実を確認し、グッドプラクティスとして高く評価し、他の発電所および一般産業の大規模エネルギー関連施設の被災時の安全確保の範とすべく、ここに表彰するものです。
優秀講演表彰
(講演順)
富井正幸(MHI) )”Analysis of Fatigue Strength of Integral Shroud Blade for Steam Turbine”.
竹田陽一(東北大) ”Oxidation and Cracking Behavior of Nickel Base Superalloys under Bending Stress in Advanced Steam Condition Beyond 700℃”.
孫 立成 (京大) “Evaluation Analysis of Prediction Methods for Two-Phase Flow Pressure Drop in Mini- Channels”.
片岡宏庸(神戸大) ”Swirling Annular Flow in a Steam Separator”.
中根一起 (日立) ”Investigation of Effect of Pre-strain on Very High-cycle Fatigue Strength of Austenitic Stainless Steels”.
藤田 優(関西大) 「インターナルフィン付伝熱管の熱伝達特性」
内山雄太(筑波大) 「液中ジェットの界面挙動可視化観測」
石田龍生(日本原電) 「沸騰水型原子力発電所における流体流れによる配管減肉事象データの分析」
松元佑樹(筑波大) 「CO2ハイドレートの生成特性に関する研究」
瀧口智志(三菱重工) 「1500℃級ガスタービン低NOx燃焼器の開発」
フェロー賞 岩崎悠志(阪大工院) ),「希薄予混合燃焼器における燃料濃度分布と火炎温度分布計測に関する研究」(2008年度年次大会)

平成19年度部門賞
  受賞者  
功績賞 石本 礼二 殿
(石川島検査計測褐レ問(石川島播磨重工業(株)(現(株)IHI)・元常務取締役))
石本礼二氏は、事業用ボイラの基本設計者として長年にわたり火力発電の熱効率向上に関する技術開発に注力し、わが国初の超々臨界圧発電プラントである中部電力兜ノ南火力発電所第3 号機、わが国最高熱効率を達成した電源開発葛k湾火力発電所1 号機を主任設計者として完成させるとともに、加圧流動床複合発電プラントの開発プロジェクトを設計総括責任者として指揮し、2001 年には同方式の世界最大容量(36 万kW)である九州電力滑。田火力発電所新1 号機の完成に大きく貢献されました。
藤江 孝夫 殿
(日本原子力発電(株)・フェロー(元副社長)
藤江孝夫氏は、我が国初の商業炉である東海発電所をはじめとして、わが国初の軽水炉である敦賀発電所1 号機、我が国初の11 0 万キロワット級大型軽水炉である東海第二発電所、および国産改良標準型加圧水炉第1 号である敦賀発電所2 号機など多くの重要な原子力発電プラントの設計・建設に携わるとともに、その後も敦賀発電所3、4 号機のプロジェクト化に経営の中枢として尽力されました。一方で、東海地区担任として地域との絆を堅固なものとするとともに、国際的な技術協力にも貢献されました。
吉田 駿 殿
(九州大学・名誉教授)
吉田駿氏は、超臨界圧流体の強制対流熱伝達、超臨界圧流体および高圧流体の熱伝達劣化発生の特性および熱伝達劣化発生限界の向上方法に関する研究を実施して、高性能ボイラ蒸発管の開発に中心的な役割を果たされました。また、大型流動床ボイラ導入可能性調査検討委員会など、多くのプロジェクトの委員および委員長を努めて社会的に貢献されました。さらに、低温熱エネルギー利用に必須のヒートポンプの技術開発においても、世界的に優れた研究業績を残されています。加えて、この間工学教育に携わられ、多くの優秀な人材を産業界に輩出されました。また、当部門長(2000 年)、評議員及び理事も務められ、部門と学会の発展にも寄与されました。
社会業績賞 加納 時男 殿 (参議院議員 (東京電力(株)・元副社長) 加納時男氏は、東京電力( 株) においては省エネ・環境・原子力など多様な分野を担務すると同時に、経団連地球環境部会長、中央環境審議会委員、日本人として初のウラン協会会長など国内外で活躍されました。その後も参議院議員として経済産業委員会筆頭理事等を歴任されており、我が国の動力エネルギー基本政策の策定に大きく貢献されました。また、4 度にわたりICONE での招待講演をされるなど、当部門への貢献は甚大です。
貢献表彰
(株)日本製鋼所
(株)日本製鋼所は1907 年の創業以来の長年にわたり培われた高度な技術を基盤に世界最大級の各種生産設備を駆使して、内部欠陥の無い高品質の大型鋳鍛鋼、鋼板、圧力容器などの製品群を製造している。原子炉圧力容器、蒸気発生器、加圧器、一次型冷却材配管、蒸気タービンの大型ロータなどが世界中の重電・プラント機器メーカーに向けて供給され、原子炉圧力容器に至っては世界シェア60% に達しており、世界の原子力・エネルギー産業を支える世界一の製品である。以上のように「超大型一体鍛造品製造による我が国の動力エネルギー技術の発展への貢献」は甚大です。
優秀講演表彰
(講演順)
田川 明広 氏 ((独)日本原子力研究開発機構) “Development of the ISI Device for Fast Breeder Reactor MONJU Reactor Vessel”  (ICONE14 )
米田 公俊氏 ((財)電力中央研究所) 「配管減肉に関与するオリフィス下流域の流動評価」( 2006 年度年次大会)
鈴江 祥典 氏 (東京大学 大学院) 「 SOFC 多孔質電極の微細構造設計のための物質輸送・電気化学反応の数値解析」(2006 年度年次大会)
冨永 卓司 氏 (北海道大学 大学院) 「 ガスタービン燃焼器内部分予混合燃焼場の数値予測」(2006 年度年次大会)
山口 徹二 氏 (JAEA) “RADIONUCLIDE AND COLLOID MIGRATION EXPERIMENTS IN QUARRIED BLOCK OF GRANITE UNDER IN-SITU CONDITIONS AT A DEPTH OF 240 M”(ICONE15)
茂木 徹 氏 (ガスター) 「既設住宅向け潜熱回収型高効率給湯器の開発」(第12 回動力・エネルギー技術シンポジウム)
村川 英樹 氏 (神戸大) 「マルチウェイブ超音波流速分布計測法を用いた気液二相流動計測の試み
(第3 報: ハイスピードカメラによる可視化とスラグ流への適用)」
( 第12 回動力・エネルギー技術シンポジウム)
吉田 啓之 氏 (原子力機構) 「改良界面追跡法によるBWR 燃料集合体内流体混合量の評価」
(第12 回動力・エネルギー技術シンポジウム)
堤野 匠 氏 (東京大学 大学院) 「大変形MEMS 振動構造を有したエレクトレット発電機の開発」
(第12 回動力・エネルギー技術シンポジウム)
フェロー賞 好永 成志 氏 (北見工業大学 大学院) 「 バイオガスコジェネレーションシステムにおけるメタンハイドレート生成・貯蔵の効果」(2006 年度年次大会)
P.F.Sutopo 氏 (神戸大学) “TRANSIENT CRITICAL HEAT FLUXES IN SUBCOOLED POOL BOILING OF FC-72”(ICONE15)
稲富 純一 氏 (佐賀大) 「アンモニア/ 水を用いた海洋温度差発電システムにおける組成の影響」
(第12 回動力・エネルギー技術シンポジウム)

平成18年度部門賞
  受賞者  
功績賞 大瀬 克博 殿
( 富士電機ホールディングス株式会社 顧問 )
大瀬 克博 氏は、富士電機製造に入社後、主に発変電プラント機器の開発、設計を含むエンジニアリング業務に携わり、わが国の同分野の発展に大きな貢献をされました。また、ドイツ・ジーメンス社の技術導入を通して、日本の技術と欧州技術との融合を図り、新技術の開発に尽力されました。
謝 牧謙 殿
( 台湾原子力技術協会 常務理事 ) 
謝 牧謙 氏は、東北大学において博士号を取得後、台湾原子力委員会 原子力研究所の重職である中心主任を歴任されました。日本での教育を出発点として、昨年 19 回を迎えた日台原子力安全セミナーの責任者を務めるなど、長年に亘り国際交流にご尽力されました。我が国原子力産業初の大規模な海外進出となる、台湾 龍門の ABWR の建設は、氏と我が国技術者の交流の成果であります。
戸田 三朗 殿
(東北放射線科学センター 理事)
戸田三朗氏は、日本原子力研究所を経て、東北大学において、原子力研究および教育に多大なる貢献をされるとともに、当部門の立ち上げに多大なる指導力を発揮され、初代部門長を務められました。国際会議 ICONE の第 1 回組織委員長を始め、学会および関連機関において多数の委員、理事等を歴任され、幅広く指導者的立場で研究を推進されました。大学退官後も現職において、地域への原子力教育や理解普及に努められております。
社会業績賞 PWR 炉内構造物取替プロジェクトチーム 殿
(代表者:四国電力 ( 株 ) 石崎 幸人 殿 、三菱重工業 ( 株 ) 浦谷 良美 殿)
PWR 炉内構造物取替プロジェクトチームは、四国電力伊方 1 、 2 号機において PWR 炉内構造物の上部及び下部炉心構造物を一体で取り替える、世界初の画期的な工事に成功しました。本工事は、我が国独自の技術により、線量の高い高経年化原子力機器に対して、安全且つ短工期で低い工事総線量により炉内構造物の取替を完遂するもので、将来的に、世界のPWR原子力機器の信頼性向上と予防保全 対策に寄与できる基幹技術となるものです。
貢献表彰

西口 磯春 氏(神奈川工科大学教授)
浜田 晴一 氏(東京電力 ( 株 ) 火力部火力エンジニアリングセンター 設備グループマネージャー)

西口氏ならびに浜口氏は、日本機械学会 発電用設備規格委員会 配管減肉等検討対応特別タスク 火力サブタスクの主査・幹事として、 「火力設備配管減肉管理技術規格( JSME S TB1-2006 )」の策定のために、精力的に作業、審議を重ね、また電気事業連合会との連携、情報交換を円滑に進め、特別タスクが示したスケジュール、期間にて、最新のデータおよび知見を反映した規格策定を行い、 2006 年 3 月付けで発刊されました。
優秀講演表彰
(講演順)
片桐 幸徳 氏 ( 日立製作所 )

片桐 幸徳 氏 ( 日立製作所 )
「高湿分空気利用ガスタービン及びプラント加湿装置過渡応答特性の評価」
( 第 10 回動力・エネルギー技術シンポジウム )

白川 昌和 氏 ( 東芝 )
「 PC ベース火力発電プラントシミュレータの開発」 ( 第 10 回動力・エネルギー技術シンポジウム )
上田 憲治 氏 ( 三菱重工業) 「 高効率ターボヒートポンプの開発 」 (2005 年度年次大会 )
三浦 照光 氏 ( 東京工業大学 ) 三浦 照光 氏 ( 東京工業大学 )
「 鉛ビスマス冷却炉の構造材表面に対するポロニウムの吸着・脱離特性研究 」 (2005 年度年次大会 )
新井 崇洋 氏 ( 電力中央研究所 ) 新井 崇洋 氏 ( 電力中央研究所 )
「 蒸気爆発時における界面挙動に関する研究 」 (2005 年度年次大会 )

平成17年度部門賞
  受賞者  
功績賞 伊藤文夫 殿
(社団法人 日本動力協会 参与)
伊藤文夫氏は,多数の火力発電所の建設と運転に携わり,火力電源増強による電力安定供給推進,さらには,発電効率化,電源の多様化等に大いに貢献されました.加えて,当部門長(1995年度),評議員及び理事(1996年度)として学会の発展に寄与され,日本動力協会の専務理事として,世界エネルギー会議の開催・発展に貢献されました.
大橋秀雄 殿
(学校法人 工学院大学 理事長)
大橋秀雄氏は,我が国における原子炉機器の信頼性実証試験・確証試験において指導的立場に立ち,原子力技術の定着と展開に貢献されました.我が国独自の原子力技術開発にも大きく貢献され,信頼性に優れたABWRの導入に決定的役割を演じてこられました.加えてこの間,工学教育に携わられ,多くの優秀な人材を輩出されました.
Craig D. Sawyer殿
(元GE社 ABWR統括プロジェクトマネージャー)
Craig D. Sawyer氏は,BWRの燃料開発,安全性研究で世界をリードし,ABWRの統括プロジェクトマネージャーとして世界初号機である東京電力柏崎刈羽6・7号機の設計,解析を取り纏められました.さらに,SBWRおよび新型炉開発の国際プロジェクトを推進し,退職後も新型BWRの設計レビューや大学での若手育成に多大な貢献をされています.
中神靖雄 殿
(三菱重工業株式会社 特別顧問)
中神靖雄氏は,国内外のタービン事業の技術向上に永年携り,国内初となるタービン長大翼,新型ローターなどの開発により,APWRの技術開発を推進し,大型火力での593℃蒸気条件の幕開けに大いに貢献されました.さらに,通産省産業構造審議会などで多くの要職を歴任し,日本のエネルギー技術の進歩・発展に大きく貢献されておられます.
優秀講演表彰
(講演順)
甲斐彰
(東北大学)
“Characterization of Oxide Film on the Surface of SCC in PLR Pipe by Micro Raman Spectroscopy and ITS Implication on to Crack Growth Characteristics at Onagawa Nuclear Power Plant”(ICONE-12)

中山雄行
(三菱重工業)
”Application of Identification Method of Swirling Motion by Swirl Function” (ICONE-12)
Charles Antoine Louet
(CEA)
「電気式ボイド率計による低減速炉稠密バンドル体系のボイド率測定」(第9回動力・エネルギー技術シンポジウム)
山河千恵
(東京海洋大学)
「マイクロ蒸気インジェクターへの不凝縮ガスの影響」(第9回動力・エネルギー技術シンポジウム)
大久保友雅
(東京工業大学)
「ソロバン格子CIP法による蒸気インジェクタのシミュレーション」(2004年度年次大会)
小野孝
(京セラ) 
「1kW級SOFC発電モジュールの開発」(2004年度年次大会)
富澤昌雄
(みずほ情報総研)
“Study on Opimal Operational Planning of Advanced Co-generation System in Consideration of Annual Demand Anaysis” (ICOPE2005)
高野賢治(三菱重工業) “Steam-Water Test Analysis on Two-Phase Natural Circulation and Heat Transfer of the Integrated Modular Water Reactor (IMR) Using RELAP5” ” (ICONE13)

平成16年度部門賞
  受賞者  
功績賞 赤川 浩爾殿
( 神戸大学名誉教授 )
赤川浩爾氏は、我が国の気液二相流研究を自ら推進されると共に、日本機械学会関西支部および日本機械学会熱工学部門の気液二相流に関する研究会を主宰され、気液二相流研究の先駆者として幾多の優れた業績をあげられると共に、多くの優秀な研究者を養成し社会に送り出すことによって、我が国の気液二相流研究、および火力発電や原子力発電の発展、日本機械学会の国際的地位向上に大きく貢献されました。
二宮 敏 殿
(バブコック日立梶@相談役)
二宮敏氏は、蒸気タービンプラントの開発、設計、製造、建設に携わり、輸入技術であったタービン機器を、我が国の国情にあった設計へと改良を図り、独自の技術を世界最先端技術へ発展させました。また、加圧流動床ボイラの独自技術開発を進め、世界最大級の加圧流動床ボイラを完成し、さらに、流動床式熱分解ガス化溶融ごみ処理システムの開発を通じて環境負荷の低減に積極的に貢献されるなど、火力発電設備、環境設備の閨発、製造および、建設を通じて、エネルギシステム分野の発展に大きく貢献されました。
社会業績賞 朝田泰英殿
(( 財 ) 電力中央研究所 研究顧問 )
朝田寮英氏は、日本機械学会「発電用設備規格委員会」の初代委員長(現名誉委員)として民間自主規格の方向付け、規格作成に貢献され、維持規格 2000 年版、設計建設規格 2001 年版、溶接規格 2001 年版作成において指導的役割を果たされると共に、基準策定の必要性をいち早く世の中に理解させる貢献をされました。また、原子力 ( 軽水炉、高速炉等 ) の材料強度、構造設計、構造健全性評価などに関する内外の国・学協会の各種研究委員会、基準化関連委員会においても委員長等を歴任され(通産省原子力発電技術顧問会詳細設計顧問会会長、米国機械学会 ASME) フェロ一他多数 ) 、我国の民間原子力建設設計規格、維持規格をはじめとする各種規格の策定において指導的役割を果たされました。
朝田先生受賞所感 (15KB)
部門貢献表彰 班目 春樹 氏(東京大学教授)
守屋 祥一 氏((財)電力中央研究所 上席)
以上の 2 氏は、日本機械学会基準 JSME S017 「配管の高サイクル熱疲労に関する評価指針」の策定のため、 2000 年度から 2 年間の JSME 動力エネルギーシステム部門所属委員会「熱荷重による構造物損傷評価手法に関する研究会 ( 軽水炉 WG) 」および 2002 年度の「配管の高サイクル熱疲労に関する評価指針基準策定委員会」の委員長・幹事として、指針原案策定の委員会をリードし、効率良く短期間に指針を完成させるとともに、国内外のシンポジウム等を通じて本指針の有用性をアピールされました。

平成15年度部門賞

  受賞者  
功績賞 勝木 靖夫 殿
(北海道パワーエンジニアリング(株)社長(北海道電力元常務))
勝木靖夫氏は、電力の安定供給と環境への適合という重要課題達成に向け、火力発電プラントの熱効率向上、負荷調整能力の拡大、石炭火力の低NOxバーナ導入などの技術革新に尽力されました。また原子力発電所の立地推進にも積極的に取り組まれ、関係業界、学協会へも多大な貢献をされました。
藤井 哲 殿
(九州大学名誉教授)
藤井哲氏は九州大学において、熱交換器設計の核となる凝縮伝熱や超臨界圧流体、熱交換器のファウリングなどの研究を幅広く行われ、中でも管群中の熱伝達に対する管群配列、蒸気流の方向の影響などの特性を世界に先駆けて明らかにされました。日本機械学会や伝熱・冷凍関連の学協会の要職を歴任され、熱交換器技術の指導的役割を果たしてこられました。
益田 恭尚 殿
((株)東芝 社友)
益田恭尚氏は、初期のBWR型商用原子力発電所の設計・製造・建設に携わり、その初期故障の克服、システム・機器の設計生産技術を向上させ、国産定着化に貢献されました。さらにこの実績を踏まえ、ABWR建設に向け、基本コンセプトの策定から詳細設計の推進において中心的役割を果たされ、原子力発電の競争力向上、電力産業の発展に大きく貢献されました。
部門貢献表彰 岩壺 卓三
(関西大学教授)

中村 友道 殿 
(三菱重工業(株)主席研究員)
以上の2氏は、日本機械学会基準JSME S016「蒸気発生器伝熱管U字管部流力弾性振動防止指針」の原案作成委員会において、委員長・幹事として委員会をリードし、短期間で指針を完成させ、作成した指針についての講習会を成功裏に行われました

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞
(講演順)
足立和雄 (電中研) 「減圧アークを用いた非放射性腐食生成物および黒皮の除去とダスト拡散挙動」
(動力エネルギー技術シンポジウム)
岩城智香子 (東芝) 「蒸気インジェクタの気液界面熱輸送に関する研究」
(動力エネルギー技術シンポジウム)
上原麻美子 (都立科技大) 「超小型ガスタービン用アニュラー型要素試験燃焼器の試作」
(動力エネルギー技術シンポジウム)
刈込界 (名大院) 「水平軸風車ロータの空力特性に及ぼす流入風条件の影響に関する数値解析」
(動力エネルギー技術シンポジウム)
君島真仁 (東京大学) 「マイクロガスタービン・燃料電池ハイブリッドシステムの部分負荷特性の評価」
(動力エネルギー技術シンポジウム)
渡邊裕章 (電中研) 「石炭ガス化炉数値解析技術の開発(炉内現象に対するバーナ条件の影響)」
(動力エネルギー技術シンポジウム)
古谷正裕 (電中研)  「液-液界面現象の可視化と蒸気爆発発生条件」
(年次大会)
今井康之(東大) "Improvement of boiling heat transfer by Radiation Induced Boiling Enhancement"
(ICONE11)
Muhammad Hadid Subki(東工大) "Multi Parameters Effect On Thermohydraulic Instability in Natural Circulation Boiling Water Reactor During Startup"
(ICONE11)
田中太(三菱重工) "Experimental study on transient boiling heat transfer in an annulus with a narrow gap"
(ICONE11)
矢板由美(東芝) "Decontamination of BWR primary system by T-OZON process"
(ICONE11)

平成14年度部門賞
  受賞者  
功績賞 石井 國義
(西日本環境エネルギー(株)社長(九州電力元常務))
石井國義氏は、電力の安定供給と地球環境問題への対応が重要な課題であるとの認識のもと、火力電源の多様化、高効率化、および地熱・風力など自然エネルギーの有効利用に尽力し、関係業界、学協会へ多大の貢献をされました。
石井 護
(Purdue University教授)
石井護氏は、米国アルゴンヌ国立研究所およびPurdue Universityにおいて、現在広く熱水力解析の主流となっている二流体モデルの基礎を構築するなど、気液二相流研究分野、原子力熱水力・安全性分野の発展に多大の貢献をされました。ASME等から数々の表彰を受け、また日米間の原子力及び熱流動に関する交流に積極的に貢献されました。
永井 康男
(三菱重工業(株)特別顧問)
永井康男氏は、大型コンバインドサイクル発電プラント興隆の先駆けとなる、純国産技術による高効率(当時世界最高)、極低NOxを図ったプラントの開発・完成、およびタービン入口温度の高温化や事業用M-501F形ガスタービンの自主開発の陣頭指揮をとり、コンバインドサイクル発展の基盤構築に大きく貢献しました。

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞
(講演順)
西村 聡
((財)電力中央研究所)
「溶融金属とナトリウムの熱的相互作用に関する実験的研究(溶融ジェットの破砕機構の検討)」(2001年度年次大会講演会)
加藤 義隆
(東京工業大学大学院)
「Coal Gasification Performance of Pebble Bed Gasifiers using High Temperature Air and Steam」(ICOPE2001)
冨澤 昌雄
((株)富士総合研究所)
「NAS電池の安全性設計」(JSME第7回動力・エネルギー技術シンポジウム)
渡邊 康司
(三菱重工業(株))
「Long Term Operating Experience of Mitsubishi Advanced G-Series Gas Turbine」(ICOPE2001)
内堀 昭寛
(九州大学大学院)
「Numerical Prediction of Cooling Capability in Hemispherical Gap Flow Passage for In-Vessel Core Retention」(ICONE-10)
古知 力
(石川島播磨重工業(株))
「Corrosion Resistant Cladding by YAG Laser Welding in Underwater Environment」(ICONE-10)

平成13年度部門賞
  受賞者  
功績賞 石川 迪夫
((財)原子力発電技術機構 特別顧問)
石川氏は、原子炉の反応度事故に関する安全評価指針の策定や安全審査の顧問として尽力され、我が国の原子力発電プラントの安全性向上に多大な貢献をされました。また、テレビ、新聞、雑誌等での論評により、原子力のPAに多大な貢献をされました。
加藤 洋明
((株)日立製作所 電力・電機グループ 原子力事業部 特別顧問)
加藤氏は、原子力プラントの計装制御および安全システムの研究を中心に原子力発電設備全般の技術開発を取りまとめ、我が国の原子力発電技術に多大な貢献をされました。また、多数の講演等により、原子力発電の信頼性・経済性に対する理解の普及に貢献されました。
白倉 茂生
(中国電力(株) 取締役社長)
白倉氏は、石炭火力用排煙脱硝装置の設置、LNGコンバインドサイクル発電所の建設、超々臨界圧ボイラや加圧流動床ボイラの導入など、常に最新技術を積極的に採用し、火力発電所の環境保全と高効率化に多大な貢献をされました。また、誠意ある地元対応により、原子力発電所の立地推進に貢献されました。

  受賞者  
社会業績賞 原子炉内シュラウド交換プロジェクトチーム(東芝、日立、GE、東電) 本チームは、世界で初めて運転中の原子炉圧力容器内シュラウドの交換に挑戦し、除洗技術の高度化により線量当量を大幅に低減させ、工事を成功裏に完成させました。今後、この技術を駆使して多くのプラントの改良工事が計画されています。

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞 浦上 正雄
(日本原子力発電(株))
「PBMRの経済性予備的評価」(JSME 2000年度年次大会講演会)
関 俊徳
(九州大学大学院工学府エネルギー量子工学専攻)
「障害物がある場合の二次元気液二相流の数値解析」(JSME 2000年度年次大会講演会)
庄村 光広(日本ガイシ(株)) 「NAS電池の安全性設計」(JSME第7回動力・エネルギー技術シンポジウム)
岡田 久子((株)日立製作所) 「建設エンジニアリングのビジュアル化」(JSME第7回動力・エネルギー技術シンポジウム)
日引 俊(京都大学原子炉実験所) " Interfacial Area Concentration in Steady Full-Developed Bubbly Flow " (ICONE 9)

平成12年度部門賞
  受賞者 アシスタント
功績賞 秋葉 雅史
(早稲田大学 理工学総合研究センター客員教授)
早稲田大学 理工学総合研究センター教授
橋詰 匠
〒162‐0044 新宿区喜久井町17
Tel.03-3203-4750, Fax.03-3203-3231
上田 庸夫
((富士・フォイトハイドロ(株) 顧問)
(社)日本電機工業会 重電部長
横須賀 良夫
〒100-0014 千代田区永田町2-4-15
Tel.03-3581-4842, Fax.03-3581-4859)

  受賞者 アシスタント
社会業績賞 茅 陽一
(科学技術振興事業団 環境関連研究統括)
(社)日本動力協会専務理事
伊藤 文夫
〒108-0073 港区三田2-7-7(芳和三田綱坂ビル)
Tel.03-3451-1651, Fax.03-3451-1360)

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞 山田 敏彦
(石川島播磨重工業(株))
Development of the Dynamic Plant Simulation in CO2-Recovery Type Pulverized-Coal Fired Power Plant Applied Oxygen/Recycled Flue Gas Combustion
IJPGC-ICOPE99
沖 裕壮
((財)電力中央研究所)
Fundamental Study on Vaporization Characteristics of Coal Ash Components in the Coal Gasifier
IJPGC-ICOPE99
鈴木 裕美子
(東京工業大学原子炉工学研究所)
Investigation on the Bubble Boundary Layer in Bubbly Counter-Current Flows
ICONE-8
柴本 泰照
(日本原子力研究所)
Visualization and Measurement of Subcooled Water Jet Injection into Molten Alloy
ICONE-8

平成11年度部門賞

  受賞者 タイトル
部門貢献表彰 岡島 厚(金沢大学)
西原崇((財)電力中央研究所)
日本機械学会基準「配管内円柱状構造物の流力振動評価指針」を作成したことに対する貢献並びに講習会を成功裏に行った功績

  受賞者 講演タイトル
優秀講演表彰 大高 円
((財)電力中央研究所)
石炭ガス化炉内の数値解析 〜炉内現象に対する炉形状の影響〜
第6回動力・エネルギー技術シンポジウム
大内 洋
(日本原子力研究所)
空気旋回流動研磨除染技術の開発
第6回動力・エネルギー技術シンポジウム
大森 修一
(東京電力(株))
多段空気インジェクタを用いた簡素化給水系
第6回動力・エネルギー技術シンポジウム

  受賞者 アシスタント
功績賞 川上 英彦
(TGTS 東芝ジーイー・タービンサービス株式会社、常勤監査役)
(社)日本電機工業会 重電・原子力部 平沼博志部長
〒230-0034 横浜市鶴見区寛政町20-1
Tel 03-3581-4842, Fax 03-3581-4859
小西 芳男
(四国電力株式会社、常務取締役)
四国電力(株)火力部 火力運営課 田村哲課長
〒760-8573 高松市丸の内2番5号
Tel 087-821-5061
平田 賢
(東京大学工学部名誉教授、芝浦工大教授)
(財)原子力発電技術機構 原子力安全解析所
水町渉副所長
〒330-8570 大宮市深作307
Tel 03-4512-2633, Fax 03-4512-2689

  受賞者 アシスタント
社会業績賞 桑野 幸徳
(三洋電機株式会社 常務取締役、セミコンダクターカンパニー社長)
三洋電機株式会社 中野所長

  受賞者 講演タイトル
優秀講演表彰 斎藤 登
((株)東芝)
AN INFLUENCE OF NOZZLE DIAMETER ON CHARACTERISTICS OF FLOW-INDUCED VIBRATION IN ABWR RPV LOWER PLENUM
ICONE-7(7th International Conference on Nuclear Engineering,Tokyo)
Wei Liu
(筑波大学 大学院)
A PARAMETRIC STUDY FROM MECHANISM MODEL FOR THE CRITICAL HEAT FLUX OF SUBCOOLED FLOW BOILING
ICONE-7(7th International Conference on Nuclear Engineering,Tokyo)
渡邉 将人
(中電電力(株))
Development and Application of a Semi-Quantitative RCM Approach to the Reactor and Turbine Closed Cooling Water Systems in BWR
ICONE-7(7th International Conference on Nuclear Engineering,Tokyo)
羽賀 勝洋
(日本原子力研究所)
FLOW STUDY ON THE ESS TARGET WATER MODEL
ICONE-7(7th International Conference on Nuclear Engineering,Tokyo)

平成10年度部門賞
  受賞者 アシスタント
功績賞 大木 新彦
(武蔵工業大学、原子力研究所 所長)
(社)日本電機工業会 重電・原子力部 平沼博志部長
〒100−0014 千代田区永田町2−4−15
Tel 03-3581-4842, Fax 03-3581-4859
須藤 義悦
(東北電力株式会社、取締役副社長)
東北電力(株) 火力部 火力運営課 阿部勝男課長
〒980−8550 仙台市青葉区一番地三丁目7−1
Tel 022-225-2111, Fax 022-225-6061
丹羽 高尚
(日本鋳鍛鋼株式会社、会長)
(社)日本電機工業会 重電・原子力部 渡辺芳信次長
〒100−0014 千代田区永田町2−4−15
Tel 03-3581-4842, Fax 03-3581-4859

  受賞者 講演タイトル
優秀講演表彰 青島 由典
(日本ベーレー株式会社)
Application of an Integral Large & Small Feedwater Control Valve to Nighttime Low-Load Operation
ICOPE-97(International Conference on Power Engineering-97,Tokyo)
瀬川 清
(株式会社日立製作所)
An Improvement of Performance in Steam Turbine by Developing Three-Dimensionally Designed Blades
ICOPE-97(International Conference on Power Engineering-97,Tokyo)
廣尾 康正
(株式会社荏原製作所)
First Report on the Simulation System for System Control of High Pressure Pump Testing
ICOPE-97(International Conference on Power Engineering-97,Tokyo)
玉蟲 文彦
(石川島播磨重工業株式会社)
Study of Heavy Oil Gasification for IGCC
ICOPE-97(International Conference on Power Engineering-97,Tokyo)
荒木 秀文
(株式会社日立製作所)
液体空気利用エネルギー貯蔵システム(超臨界気体の冷却および液化特性の測定)
第75期通常総会講演会

平成9年度部門賞

  受賞者 アシスタント
功績賞 伊藤 進
(東芝テクノコンサルティング(株)、顧問)
(社)日本電機工業会 重電部 和田正倫部長
〒100 千代田区永田町2-4-15
Tel 03-3581-4842, Fax 03-3580-4859
内田 敏久
(中部電力(株)、顧問/中部電気保安協会、理事長)
中部電力(株) 土木建築部 計画技術グループ 片岡英明課長
〒461-91 名古屋市東区東新町1
Tel 052-973-2263, Fax 052-973-3172
片岡 宏文
(東京ガス(株)、最高顧問)
東京ガス(株)取締役待遇 トータルエネルギーシステム部 岡本洋三部長
〒163-01 新宿区西新井3-7-1 新宿パークタワー
Tel 03-5322-7580, Fax 03-5322-7594

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞 小野 栄一
(東京工業大学 大学院)
溶融石炭灰除去用高温フィルターの開発(その2:溶融石炭灰を用いたホットモデル試験)
第5回動力エネルギー技術シンポジウム
岩崎 洋一
(三菱重工業(株))
60Hz向け1500℃級ガスタービンの開発
第74期通常総会講演会
小山 一仁
((株)日立製作所)
ごみ発電用改質型燃焼器の開発
第74期通常総会講演会
山中 康朗
(石川島播磨重工業(株))
40kW級溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC)パイロットプラントの発電運転結果
第74期通常総会講演会

平成8年度部門賞

  受賞者 アシスタント
功績賞 北田 幹夫
(関西電力(株)、取締役副社長)
関西電力(株)原子力・火力本部原子力企画グループ斉藤昌之課長

〒530-70 大阪市北区中之島3-3-22
Tel 06-441-8821, Fax 06-443-2659
(当日随行、原子力・火力本部調査役 竹内舜哉)
成田 恒雄
(バブコック日立株式会社、顧問)
(社)日本電機工業会原子力部 平川路雄部長
望月 恵一
(元動力炉・核燃料事業団、理事)
動燃事業団動力炉開発推進本部ふげん計画管理 新澤達也課長
〒107 港区赤坂1-9-13 三会堂ビル
Tel 03-3586-3311, Fax 03-3505-1551

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞 柴田 大受
(日本原子力研究所)
受動的安全性を高めた高温ガス炉−水素製造システムの過渡応答解析
第73期全国大会講演会
石橋 光司
(株式会社日立製作所)
復水器伝熱管洗浄装置の内部流れに関する研究
第73期通常総会講演会
大川 富雄
(電力中央研究所)
圧縮空気貯蔵におけるシャンペン現象
第73期通常総会講演会

>平成7年度部門賞

  受賞者 アシスタント
功績賞 国枝 誠昭
(富士電機原子力エンジニアリング(株)取締役社長)
(社)日本電機工業会原子力部 平川路雄部長
平山 省一
(神奈川工科大学名誉教授)
〒162 新宿区原町1-53
 
平山 直道
(東京都立大学名誉教授、千葉工業大学教授)
〒223 江東区東陽2-4-14-207

  受賞者 アシスタント
社会業績賞 田中 良一
(日本ファーネス工業(株)社長)
日本ファーネス工業(株) 須田周作部長
〒230 横浜市鶴見区尻手2-1-53
Tel 045-575-8040, Fax 045-575-8046

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞 丹沢 祥晃
(早稲田大学 大学院)
風力発電システムに関する研究(第22報、風況に適合するシステム体格について)
第72期全国大会講演会
宮先 弘
(神戸大学 大学院)
ゴミ焼却発電サイクルの性能特性に関する研究
第4回動力・エネルギー技術シンポジウム
井口 幸弘
(動力炉核燃料事業団 ふげん発電所)
PSA Related Activities and an Application to the Maintenance in Fugen
ICONE-3
上出 英樹
(動力炉核燃料事業団 大洗工学センター)
Inter-subassembly Heat Transfer during Natural Circuration Decay Heat Removal of FBRs-Multi-subassembly Sodium Experiments
ICONE-3
武野 計二
(三菱重工業(株)長崎研究所)
Fundamental Experiment and Modeling of the CWM Combustion
ICOPE-95

平成6年度部門賞

  受賞者 アシスタント
功績賞 植田 辰洋
(東京大学名誉教授)
〒158 世田谷区奥沢3-44-10
 
中井 靖
(元三菱原子力(株)代表取締役社長)
(社)日本電機工業会原子力部 平川路雄部長
永倉 正
(電力中央研究所特別顧問)
東京電力(株)エネルギー環境研究所 寺前哲夫副室長

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞 渡辺 英人
(中部電力(株))
Utilization of Titaniumu Alloy Last-stage Blades for 700MW Units
ICOPE-93
加賀城俊正
(大阪ガス(株))
Process Evaluation of CO2 Recovery from Thermal Power Plant-Study of CO2 Recovery and Sequestering System with a High Potential for Industrial Application
ICOPE-93
宮前 茂広
(石川島播磨重工業(株))
Characteristics of NOx Decomposition in Firing Process of a Boiler with Fully Fired Combined Cycle
ICOPE-93
奈良林 直
((株)東芝)
蒸気インジェクタの次世代型原子炉への適用
第71期全国大会講演会
阿部 豊
(山形大学)
低質量速度気液二相流の流動解析
第71期通常総会講演会

平成5年度部門賞

  受賞者 アシスタント
功績賞 青木 成文
(東京工業大学名誉教授)
−−−物故
 
石井 安男
(元(株)東芝主席技監)
−−−物故
 

  受賞者 講演タイトル
優秀講演賞 伊藤 勝弘
(PAFC研究組合、中部電力)
5000kW級及び1000kW級リン酸型燃料電池の開発
第3回動力・エネルギー技術シンポジウム
佐々木勝彦
((株)日立製作所、日立工場)
酸素吹き石炭複合発電システムについて
第3回動力・動力・エネルギー技術シンポジウム
岩野龍一郎
((株)日立製作所、エネルギー研究所)
渦による自由液面からのガス巻き込み現象の発生条件評価
70期通常総会講演会

平成4年度部門賞

  受賞者 アシスタント
功績賞 内田 秀雄
(東京大学名誉教授)
〒161 新宿区西落合3-10-8
 
松本 政吉
(元(株)日立製作所技師長)
(社)日本電機工業会原子力部 平川路雄部長
〒100 千代田区永田町2-4-15
Tel 03-3581-7878, Fax 03-3580-6456
宮原 茂悦
(東京電力(株)副社長、火原協会長)
東京電力(株)エネルギー環境研究所
寺前哲夫副室長
〒230 横浜市鶴見区江が崎町4-1
Tel 045-585-8658