機械工学の高度化に従い,複数領域にまたがる技術手法・知見が融合されイノベーションが創出されるモデルが確立しつつある. 本フォーラムでは,様々な機械システムを対象としてイノベーション創出に取り組んでおられる3名の講師をお迎えし,それぞれの 取り組みをお話し頂く.フォーラムでの議論,問題意識の共有等を契機に,新たな共創・協働の場が創出されることを期待する.
日本機械学会 中国四国支部
計測自動制御学会 中国支部・四国支部,電気学会 中国支部・四国支部
IEEE広島支部
令和3年12月10日(金) 13:30~16:30
オンライン講演会(Zoom meeting を利用)
13:30~13:35 開会挨拶
山本寿英 日本機械学会中国四国支部・支部長(マツダ(株)・技術研究所長)
13:35~14:25 第1講 「配管設計の自動化へのアプローチ」
木村 元 氏 (九州大学・工学研究院・船舶海洋人材育成寄付講座・教授)
(講演概要)船舶やプラントの配管設計では,障害物と干渉しないようパイプを配置するだけでなく,
サポートや使用可能なエルボなど様々な制約の考慮が必要となり,ベテラン技術者頼みの状況である。
本講演では,パイプを通すべき位置と方向の候補を予め経由候補点として与えてパイプ配置図を自動
作成する配管自動設計システムを紹介する。
14:25~15:15 第2講 「電動車の次世代駆動システム」
清水 修 氏 (東京大学・大学院新領域創成科学研究科・特任講師)
(講演概要)本講演では電動車の次世代駆動システム開発として,第3世代ワイヤレスインホイールモータの
開発の概要と設計のポイントについて解説する。ばね下での駆動や冷却,非接触給電といった今までの量販車
にはない,次世代の電気自動車のシステムに求められる設計について開発事例を交えて解説を行う。
15:15~15:20 休憩
15:20~16:10 第3講 「強化学習による実システムの制御」
松原崇充 氏(奈良先端科学技術大学院大学・先端科学技術研究科・特任准教授)
(講演概要)強化学習は,試行錯誤的に収集される経験サンプルを用いてシステムの望ましい制御則を獲得する。
しかし,一般に膨大なサンプル数が必要となるため,サンプル収集に要するコストが高い実システムへの応用は
容易ではない。本講演では,ガウス過程を用いたサンプル効率の良い強化学習手法と,小型船舶やごみクレーン
などの実システムへの応用事例を紹介する。
16:10~16:25 総括討論
司会 齊藤 俊 氏 (山口大学・大学院創成科学研究科・教授)
16:25~16:30 閉会挨拶
菅田 淳 日本機械学会中国四国支部・副支部長(広島大学・工学部長)
正員,特別員(法人会員)の法人にご所属の方(お一人当たり)および協賛・後援学会正会員の方 \2,000
会員外 \4,000
学生員,協賛・後援学会の学生会員 無料
会員でない学生 \1,000
※ 特別員の法人ご所属の方が複数名でご参加を希望される場合に,参加費をまとめてのお支払いをご希望の場合には,中国四国支部までご相談ください.
※※一度収められた参加費は,都合により参加を取りやめられる場合でも返金は致しかねますので,その点ご理解いただいた上でお申し込みください.
WEB決済システム(イベントペイ)にて受付いたします.
日本機械学会のホームページWEB決済システム(イベントペイ)の導入についてに記載の注意事項を予めご一読の上,下記より1名ずつお申込みください.
【会員資格により,次の申込ページよりお申し込みください】
・正員,特別員(法人会員)の法人にご所属の方,協賛・後援学会正会員の方,会員外,会員でない学生
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6067057904092739&EventCode=P373596140
・学生員,協賛・後援学会の学生会員
https://eventpay.jp/event_info/?shop_code=6067057904092739&EventCode=P653324938
2021年12月3日(金)
〔参加費に関すること〕
日本機械学会 中国四国支部 (担当:福原)
E-mail: cs-staff@jsme.or.jp
電話: 082-424-7533
〔その他のこと〕
担当幹事 藤井文武 (山口大学大学院創成科学研究科)
E-mail:
電話: