第63期(令和6年度) 中国四国支部 支部長 多田 直哉
第63期中国四国支部の支部長を仰せつかりました岡山大学の多田です. 前年度は副支部長として当支部の運営に協力させていただきました.今年度は,支部長と言うことでより大きな責任を感じております. 皆様のご協力を得ながら引き続き支部の運営に携わる所存ですので,何卒よろしくお願い申し上げます. 中国四国支部では,副支部長の充て職として会員部会の委員があります.第62期の会員部会の委員を務めることで, 学会全体の会員動向に関する議論に参加してきました.どの学会においても人口減少に伴い生じる会員数の減少が最重要課題になっており, この会員部会でも如何にして会員数を維持するか,会員の満足度を上げるには何をしたら良いか,ということについて種々の分析結果に 基づいて真剣に議論されました.日本機械学会の全体的な傾向として,大学よりも企業に所属する会員の減少が著しく,特に若い世代の 企業会員数が伸び悩んでいることが上げられます.第62期に会員の皆様方にアンケートを依頼しましたが,残念ながら,そこに記入されて いたコメント等からも若手の企業会員にとって魅力が不足しているという雰囲気が感じられました.そこで,第63期の当支部では, 企業会員の方からご意見を伺いながら,企業の方に学会に参加してもらえるには学会や支部で何をしたら良いかについてもう少し議論を 深めたいと考えております. 皆様方のご協力無しには,何事も実現できないのは明らかです.是非とも支部行事等には積極的に参加して頂き, どのようにしたら学会や支部が活性化するか等について忌憚のないご意見を伺えたらと思っております.よろしくお願い申し上げます.