島根大学
2016年10月12日(水)13:00~14:30
島根大学総合理工学部3号館 41講義室
〔島根県松江市西川津町1060〕
(株)酉島製作所 人事部 野々垣 稔 氏
ポンプは外からは目立たない機械であるものの,人間の体でいえば心臓であり, 世の中のポンプが止まれば,プラントの関係者が困るだけでなく,その向こうにいる 人々の生活に支障が起きかねない.特に,上・下水道設備や発電所,重工業などの プラントで必要とされる,大型で特殊な高圧ポンプは極めて高い安全性とエネルギー 効率が求められる.本講演では,新興国を中心とした人口増大に伴う水需要の拡大, エネルギー消費量の拡大といった背景を述べたうえで,水不足の地域を救う海水淡水化 プラント用高圧ポンプや,今後増設される発電プラントで用いられる大型高圧ポンプの 重要性と技術開発について述べる.さらに,グローバル展開を進めるポンプ業界に おける機械エンジニアの活躍について述べる.
無料
80名(会員資格は問いません)
島根大学 大学院総合理工学研究科 機械・電気電子工学領域 吉田和信
E-mail:kyoshida@ecs.shimane-u.ac.jp