2011年1月21日(水) 13:00−14:00
岡山大学工学部1号館1番講義室
〔岡山市北区津島中3-1-1〕
産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門 主任研究員
矢野 智昭
1台で人間の手首のような動きをする球面モータの研究が活発に行われている. 球面モータが実用化すれば,ロボットの腕機構をはじめとする多自由度システムが 使用するアクチュエータの個数を減らすことができる.その結果,多自由度システム の構造が簡単かつ軽量化され,性能の向上,生産性の向上と同時に省資源・ 省エネルギーを達成できる.また,多自由度システムのマイクロ化も容易になる. いっぽう,球面モータの商品化には,球面モータに適した制御装置,支持機構, センサ,減速機などの要素技術の開発が不可欠である.さらに,球面モータの 評価方法も確立する必要がある.本講演では,はじめに球面モータが社会に およぼす影響について述べる.次に球面モータおよび要素技術の研究の現状を 紹介する.最後に,今後の展望について述べる.
50名
無料
「特別講演会(岡山)申込み」と題記し,(1)氏名,会員資格,(2)勤務先名称, 所属部課名,(3)通信先(住所,電話,FAX番号,E-mailアドレス)をご記入の上, はがき,FAXまたはE-mailでお申し込み下さい.
〒700-8530
岡山市北区津島中3-1-1
岡山大学大学院自然科学研究科
五福明夫
電話(086)251-8022
E-mail:fukuchan@sys.okayama-u.ac.jp