2010年10月27日(水) 16:30−18:30
山口大学 常盤キャンパス D12講義室
〔宇部市常盤台2-16-1〕
宇宙航空研究開発機構
HTVプロジェクトチーム 原田正行, 安全・信頼性推進部 和田 勝
日本の有人宇宙技術は、2009年の「きぼう」日本実験棟の軌道上組立の完成、 及び同年に打上げられた宇宙ステーション補給機(HTV)の成功を経て、 これまでの開発フェーズから本格的な宇宙利用の時代へと変化している。 「きぼう」及びHTVはその打上げまでに、宇宙ステーション計画の大幅変更や スペースシャトル事故等の影響を受け、二十数年もの歳月を要したが、 その開発に当たっては、日本の宇宙開発で未経験の分野であった有人技術の 獲得に向けた挑戦に加え、「きぼう」やHTVの打上げ・運用の実現に向けての 国際宇宙ステーション(ISS)プロジェクト参加各国とのダイナミックな交渉が 重要であったと考える。本講演では、ISSプロジェクトにおける日本の役割を 関係各国との調整経緯を交えて説明すると共に、「きぼう」及びHTVの開発で 得られた技術について紹介する。
50名程度
無料
直接会場へお越しください.
〒755-8611
山口県宇部市常盤台2-16-1
山口大学大学院理工学研究科
三上真人
電話(0836)85-9112
E-mail:mmikami@yamaguchi-u.ac.jp