2010年9月27日(月) 15:00−16:00
愛媛大学 交友会館 2階 サロン
〔松山市文京町3〕
旭化成グループフェロー 理事
吉野 彰 (よしの あきら)
リチウムイオン二次電池は商品化されて約15年経過した.その間に携帯電話, ノートPC等のIT機器の電源として小型民生用途分野を中心に大きな市場を形成 してきた.また,技術的にも大きな進歩を遂げ,例えばエネルギー密度は商品化時 の200Wh/Lから600Wh/Lと3倍になった.価格的には300円/Whから22.5円/Whと大幅な コストダウンを実現させてきた.こうした小型民生用での15年間の市場実績をもとに, これからは電気自動車(Electric Vehicle)やエネルギー貯蔵システム(Energy Storage System) といった中・大型電池用途分野への展開が進みつつある.このように環境・エネルギー問題 という大きな社会的課題に対する解決手段の一つとしてリチウムイオン二次電池は 重要な責任を負っている.本講演ではこのリチウムイオン二次電池の開発経緯と 急を告げる現在の状況,今後の方向について述べる.
50名
無料
「特別講演会(愛媛)申込み」と題記し,(1)氏名,会員資格,(2)勤務先名称,所属部課名, (3)通信先(住所,電話,FAX番号,E-mailアドレス)をご記入の上,はがき,FAXまたはE-mailでお申し込み下さい.
2010年9月17日(金)
〒790-8577
愛媛県松山市文京町3番
愛媛大学大学院理工学研究科
野村信福
電話(089)9279723
E-mail:plasma@eng.ehime-u.ac.jp