スペシャルセッション/シンポジウム
LIFE2016では下記のシンポジウム・スペシャルセッション(SS)の開催を予定しております.
※ 各SSのタイトルをクリックすると概要・プログラムが表示されます.
スペシャルセッション(SS)
概要: |
高齢化率が25%を超え、自立や介護の支援の充実は国家的急務になっている。障害者権利条約を受けて、今年4月には障害者差別解消法が施行された。「障害の社会モデル」のもとで、物理的な障壁(例:移動、コミュニケーション)は大きい位置を占める。これらの課題解決に向けて、生活支援工学には今後、一層の寄与が期待されている。当学会の設立と方向づけに貢献された、故齋藤正男先生(初代会長)のご功績を顧みつつ、改めて学会が果たすべき役割を討論する。 | |
座長: |
支援技術開発機構 理事長 山内 繁 | |
プログラム: |
13:00-13:10 | 追悼企画の趣旨について |
支援技術開発機構 理事長(第3代 生活支援工学会長) 山内 繁 |
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13:10-13:25 | 日本生活支援工学会発足前夜 | |
日本福祉大学 客員教授 後藤芳一 |
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13:25-13:40 | 生活支援工学の理念 | |
東京電機大学 教授 川澄正史 |
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13:40-13:55 | 今後の生活支援工学の方向性 | |
東京医療保健大学 教授 山下和彦 |
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13:55-14:10 | 日本生活支援工学会の現状と今後 | |
早稲田大学 名誉教授 藤江正克 |
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14:10-14:20 | コメント | |
元国立障害者リハビリテーションセンター 研究所長(第6代 生活支援工学会長) 諏訪 基 |
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14:20-14:30 | コメント | |
東京電機大学 教授(第7代 生活支援工学会長) 土肥健純 |
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14:30-15:00 | 質疑 |
概要: |
福祉用具やアクセシブル・デザイン分野の国際標準化において、日本は多大なる貢献を行っている。本セッションでは、改めてこの分野の日本のプレゼンスを発信し、国内での情報共有を図るとともに、今後の標準化戦略について議論することを目的とする。 | |
座長: |
日本福祉用具・生活支援用具協会 専務理事 清水壮一 | |
プログラム: |
15:15-15:30 | 国際標準とは |
支援技術開発機構 理事長 山内繁 |
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15:30-15:45 | 福祉用具(TC173)国内委員会について | |
日本福祉用具・生活支援用具協会 板東哲郎 |
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15:45-16:00 | 車いすの国際標準(TC173/SC1)について | |
埼玉県産業技術総合センター 半田隆志 |
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16:00-16:15 | 福祉用具の分類と用語(ISO/TC173/SC2)について | |
国立障害者リハビリテーションセンター研究所 部長 井上剛伸 |
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16:15-16:30 | アクセシブルデザイン(TC173/SC7)について | |
共用品推進機構 専務理事 星川安之 |
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16:30-16:40 | 歩行支援機器(TC173/WG1)について(仮) | |
福祉用具総合評価センター センター長 田中繁 |
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16:40-16:50 | 衛生関連機器(TC173/WG9)について | |
横浜市総合リハビリテーションセンター 部長 渡邉慎一 |
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16:50-17:00 | 認知機能支援機器(TC173/WG10) | |
フランスベッド株式会社 主任 山内閑子 |
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17:00-17:10 | 床ずれ予防クッション(TC173/WG11) | |
日本福祉用具・生活支援用具協会 久良知國雄 |
概要: |
平成25年6月に閣議決定した日本再興戦略において、ロボット介護機器開発5か年計画が明示された。それに基づいて新しい様々な福祉機器が企画・開発されているが、イノベーションには道半ばである。そこで本セッションでは、福祉機器に携わる様々な立場の方から見た現状と課題、今後の施策を共有・ディスカッションして、イノベーションのうねりを生み出すきっかけとする。 | |
座長: |
パラマウントベッド(株) 三宅徳久 | |
プログラム: |
9:00-9:12 | (ユーザから研究へ) 大学が実践する現場を意識した福祉機器開発とは? |
東京電機大学 井上淳 |
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9:12-9:24 | (研究から企業へ) 大学が実践する大学研究成果の活用とは? |
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東京電機大学 研究推進社会連携センター 亀井隆夫 |
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9:24-9:36 | (企業のものづくり) 企業が実践するユニバーサルデザイン推進の取り組み |
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花王(株) UD推進室室長 佐野裕 |
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9:36-9:48 | (企業のエビデンスづくり) 企業が実践する販売促進に向けたエビデンスとは? |
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パラマウントベッド(株) 技術開発本部 研究開発部 担当課長 初雁卓郎
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9:48-10:00 | (価値をユーザーへ) 福祉機器の導入における意思決定の支援 |
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産業技術総合研究所 梶谷勇 |
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10:00-10:30 | パネルディスカッション | |
モデレーター パラマウントベッド(株) 三宅徳久 |
概要: |
東日本大震災から5年が経過し、被災地の中心大学である岩手大学では様々な観点から震災復興を推進してきた。本セッションでは、その中でもライフサポートに対する取り組み事例を中心に、ライフサポートと震災復興の両輪を加速する学部改組についても併せて紹介する。 | |
座長: |
岩手大学・理工学部・システム創成工学科 三好 扶 | |
プログラム: |
10:45-10:55 | 農林水産業と工学の新たな接点 |
岩手大学 三好扶 |
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10:55-11:10 | 画像センシングによるさんま傷検出 | |
岩手大学 南川千春、加藤成将、Mengbo You、明石卓也 |
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11:10-11:25 | 被災地漁業復興のための小型船舶の自律安定化に関する研究 | |
岩手大学 栗林倫、金天海 |
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11:25-11:40 | 高収率イカ加工機における自動計測手法 | |
岩手大学 萩原義裕、アデルジャンイミティ |
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11:40-11:55 | 安全と自動化を目的とした静的破砕剤による樹木伐倒法 | |
岩手大学 栗林倫、金天海 |
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11:55-12:10 | 救急救命用スタンドレス輸液装置の開発 | |
岩手大学 西村文仁 |
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12:10-12:25 | 岩手大学に設立された理工学部生命コース | |
岩手大学 坂田和実, 一ノ瀬充行, 小栗栖太郎, 冨田浩史, 福田智一, 荒木功人 尾﨑拓, 芝陽子, 菅野江里子, 若林篤光 |
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12:25-12:45 | 総括論議 |
シンポジウム
概要: |
ロボット介護機器開発・導入促進事業は、真に役立つロボット介護機器の開発をめざしてスタートとした。この3年間の経過もふまえて、真に役立つロボット介護機器開発の課題とそれらに対する解決策等を明らかにする。 | |
座長: |
国立大学法人東京大学大学院 鎌田 実 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 大川 弥生 |
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プログラム: |
15:00-15:15 | ロボット介護機器開発・導入促進事業に求めるもの |
経済産業省 清信 一芳 |
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15:15-15:30 | ロボット介護機器開発・導入促進事業の概要 | |
国立研究開発法人日本医療研究開発機講 三代川 洋一郎 |
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15:30-16:00 | ロボット介護機器開発 -機械から見た開発の課題と解決策 | |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 比留川 博久 |
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16:00-16:30 | 人から見た開発の課題と解決策 | |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 大川 弥生 |
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16:30-16:45 | 屋外移動支援機器の普及に向けた安全上の課題とその解決法 | |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 松本 治 |
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16:45-16:55 | 開発企業からみた課題と解決策 | |
ノーリツプレシジョン株式会社 安川 徹 |
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16:55-17:05 | ユーザーから見た課題と解決策 | |
公益社団法人 日本介護福祉士会 舟田 伸司 |
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17:05-18:00 | 総合討論 |