活動目的と運営方法
活動目的
本部門は機械工学の要となる基礎学術分野の一つをなし,機械構造物の「設計」を通じて「安全・安心」を保証するための「健全性評価」を与え,構 造物の「維持管理」に貢献している分野である.これらに関する学術的研究活動や先端的技術開発を行い,日本の産業の発展そしてグローバル化社会における人 類の幸福に寄与することを目的としている.近年では,ナノ・マイクロ構造体の極小機械や宇宙といった極限環境下での構造物,あるいは生体を対象とした開放 系のバイオメカニクスといった様々な分野へとウィングを拡げるとともに,自らはマルチスケールやマルチフィジクスといった統合的な観点からの学問の体系化 を推し進めている.
運営方法
部門の運営は,部門長,副部門長,幹事と,総務,広報そして各種技術委員会委員長,研究会主査,そして運営委員の50名近いメンバーから構成 される拡大運営委員会で決定している.運営委員会は,主に年次大会,M&Mカンファレンスの講演会時にあわせて開催されている.
部門長の選出は,二段階で実施されている.まず,次期副部門長候補者選考委員会による第一次候補者および第二次候補者の選考を実施した後,次期 副部門長選挙管理委員会のもとで当該期の運営委員全員の投票により決定している.また,産業界との連携をより強固にするため,第89期より部門長は学界と 産業界から交互に選出されるようになった.