No.37 November 20, 2000


 特集 自然エネルギー:ネパール・ブジュン村の極小水力発電所建設
  (中瀬 敬之 前徳島ネパール友好協会会長,徳島大学工学部)

 特集 自然エネルギー:急進展する風力発電 陸から海へ (牛山 泉 足利工業大学)

 研究会紹介 : 「新エネルギー研究会」が発足 (林 農 新エネルギー研究会 主査,鳥取大学工学部)

 海外研究動向 : ライス大学滞在記 (野々下 知泰 上智大学)

 海外研究動向 : Imperial College...そしてパブ (川添 博光 鳥取大学)

 開催行事報告 : 風に負けるな,水を超えろ! 第6回 流れと遊ぶアイデアコンテスト
  (石綿 良三 神奈川大学システムデザイン工学科)

 第78期流体工学部門講演会報告 (実行委員長 杉山 弘 室蘭工業大学)

 78期流体工学部門賞の選考と授与 (総務委員会委員長 重河 和夫 叶_戸製鋼所)

 学生の欄 : 実験流体力学トークインに参加して (細野 晃裕 岐阜大学大学院工学研究科)

 開催予定行事案内

 広報委員会からのお知らせ

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開催予定行事案内

講習会(行事No.00-43)
流れが引き起こす様々なトラブル
-発生原因の基礎知識とトラブル事例-

開催日: 平成12年12月7日(木)・8日(金)
会 場 : 日本機械学会 会議室 (東京都新宿区信濃町 35番地 信濃町煉瓦館5階)
趣 旨 : 流れを利用した熱流体や物質の輸送や動力変換などは各種産業分野において見られ,それらのほとんどが流体機械や機器要素と配管系とを組合せたシステムであります.そして,その運転には高い信頼性が要求されることは申すまでもありません.機器設計,プラント設計および運転に携わるエンジニアにとって,個々の現象に対する深い洞察力が要求されますが,流れがどんな状態となったときに異常現象を引き起こし,それがどのようなトラブルを招くかといった幅広い知識の修得,すなわち「工学的センス」を養っておくことが肝要と考えます.そこで,この講習会では,第一線でご活躍中の講師陣により,これまでに経験されてきた様々な異常流動現象とトラブルについて広範囲に紹介し,トラブル原因となる流れの基礎知識と対応策等について入門的に解脱・講義して頂きます.若手エンジニアの方々に,設計段階におけるトラブル未然防止のポイントおよびトラブル発生後の対応に役立つ幅広い技術的知識・情報を学び取り,実務に活かして頂ければと本講習会を企画致しました.多数の方々の参加をお持ちしております.
 

題目・講師

第1日[平成12年12月7日(木)]

(1)9:30〜10:40  異常流動現象の基礎知識[横浜国立大学 黒川淳一先生]
(2)10:50〜12:00 渦が引き起こす流体現象と振動[横浜国立大学 亀本喬司先生]昼食(12:00〜13:00)
(3)13:00〜14:00 キャビテーション現象 [(株)電業社機械製作所 浦西和夫氏]
(4)14:10〜15:10 部分負荷運転における事象[九州大学 井上雅弘先生]
(5)15:20〜16:20 翼列干渉と非定常流動[九州工業大学 塚本 寛先生]
(6)16:30〜17:30 ターボ機械振動トラブルと流体現象「神戸大学 神吉 博先生]

第2日[平成12年12月8日(金)]

(7) 9:00〜10:00  トラブルシューティングの一般的テクニック[近畿大学 河島信樹先生]
(8) 10:10〜11:10 流体機械およびその周辺機器の振動に関連したトラブル事例 [(株)神戸製鋼所 加藤 稔氏]
(9) 11:20〜12:20 流体騒音に関連したトラブル事例[三菱重工業(株) 西村正治氏]昼食(12:20〜13:00)
(10) 13:00〜14:00 熱,冷却に関連したトラブル事例[(株)東芝 小池憲浩氏]
(11) 14:10〜15:10 軸受,シールに関連したトラブル事例[(株)荏原総合研究所 木村芳一氏]
(12) 15:20〜16:20 プラントにおける流体関連トラブル事例[横井技術士事務所 横井 正氏]
          参加募集数:80名

講習会の詳細は日本機械学会流体工学部門ホームページ(http:/www.jsmc.or.jp/fed/)をご覧ください.