第56期(平成29年度) 中国四国支部 支部長 稲見 昭一
2017年3月より中国四国支部長を拝命しました三井造船株式会社の稲見でございます。 中国四国地区約2800名の会員を擁し、半世紀余りの歴史を持つ支部の支部長を おおせつかり責任の大きさに身の引き締まる思いです。 地区幹事・商議員の皆様と 共に支部の発展と円滑な運営に努力させて頂きます。入会して、価値があったと 実感して頂けるような魅力のある支部活動を進めてまいりたいと思いますので、 会員皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
日本機械学会中国四国支部の会員数ですが,この10年間で約200名減少しています。 10年間で大学等に所属する会員数はほとんど変わっていませんが,企業に所属する 会員数だけが減少しています。この傾向は,日本機械学会全体で見ても同様です。 中国四国支部においては,地域企業との関係を深めていくことで、企業会員の減少を 抑えて行きたいと考えています。
中国四国支部では,産学の情報交換の場として,講習会,セミナー,見学会を開催 してきましたが,中小企業からの参加は非常に少ないのが現状です。また,一部の 企業を除き,地域の企業においては,研究開発部門を有していないのがほとんどと 思われます.今後の中国四国支部がこれらの企業に対して産学連携の橋渡しを行う ことによって,地域のイノベーション創出および地域活性化に寄与するような活動を 展開して行きたいと考えています。
中国四国各県の大学等は機械工学系の学科を有しています。地域内の大学等と連携して地域企業が 参加できるような行事を計画、実施する等,中国四国支部の環境に適した会員サービスを推進して いきたいと考えています。また,地方支部の効率的運営を図るため,他の学術研究団体との連携も 推進して行きたいと思います。