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第13回ミーティング開催報告

参加頂けなかった皆さんにも情報をお届けしたく、当日の講演資料を掲載します。
配布物やHPに掲載できない内容もありますので、次回ミーティングには是非参加され、会場でしか入手できない貴重な情報を得られる事をお勧めします。


開催日時 2023年10月13日(金)13:30〜18:30
会場 アットビジネスセンター東京駅八重洲通り
東京と中央区八丁堀1-9-8 八重洲通ハタビル5階
■アクセス
東京駅から徒歩12分

写真集

時 間 割
内       容
資 料
司会 コミュニティ幹事:東芝エネルギーシステムズ(株)/日隈幸治
時間 13:30〜
13:40
コミュニティ主査挨拶
                  コミュニティ主査:渡部幸夫
13:40〜
14:30
特別講演
「周期構造のモータ・ロータ系の共振現象」 
                防衛大学校名誉教授/松下修己氏
概要;ターボ機械の翼が、静翼側との隙間に発生する周方向圧力分布で加振され、共振する現象を動静翼干渉と呼び旧知の振動問題である。一方、モータロータ・ステータ間の隙間の周方向電磁力分布に起因するモータ構造共振は電磁力共振と呼ばれ、音響問題として知られている。両者は、分野は違うが、いずれも周期構造のロータ系共振として、同じ力学で解釈できる。各種分野に対し統一的な解釈として「この横糸」について事例にて説明する。
資料2
14:30〜
15:00
「周波数変調解析法によるすべり軸受ラビング早期検出技術」
              振動カテゴリW合格者
              設備診断研究所合同会社/迫 孝司氏
概要;回転軸と静止部の軽微な接触(ラビング現象)は、振動変化がごく僅かであり検知が難しい。ラビングによって接触応力が1回転に1回の変動が発生するため、回転周期の規則性を持った周波数変調を受けた波形(粗密波)が発生する。この規則性をケプストラム解析による回転周期ケフレンシー成分に着目して、軽微なラビングから焼付きに至るまで監視できる。高速回転スクリュー圧縮機や低速回転大型船舶ディーゼルの主メタルの監視などに活用している。
15:00〜
15:30
「遠心ポンプで経験したトラブル事例のご紹介」
                  振動カテゴリW合格者
                 (株)酉島製作所/原 貴司氏
概要;液体を送ることを目的としたターボ機械であるポンプは、取り扱い液の密度が大きいため流体加振力も大きく様々な振動が発生します。特に比較的高速で運転されることが多い遠心多段ポンプは、遠心ポンプの中でも振動事例が多い機種です。本講演では、筆者がこれまでに経験した遠心多段ポンプにおける振動事例をご紹介いたします。
16:40〜
17:10
「事前メール受付による振動相談」
                  コミュニティ主査:渡部幸夫
                  コミュニティ幹事:日隈幸治
・排水ポンプモータの異音
・竪型ポンプモータ軸受の管理方法について
・ろ過水ポンプモータの振動について
・縦型キャンドポンプのオイルホワール現象の他事例提示と改善と運転継続可否
・往復動圧縮機に直結された熱交換器チューブ摩耗
・横型多段ボイラー給水ポンプの振動


16:30〜
18:30
技術交流会