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技術委員会1999年度活動方針
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●第1技術委員会

委員長 橋本 淳(東海旅客鉄道)

 第1技術委員会は、交通・物流部門の共通技術、新技術および基礎技術を担当しています。新時代の技術革新スピードや社会のグローバル化への対応が求められています。既存の分野を超えた共通技術や新技術をリードしていくため、交通・物流という横断的性格をもつ当部門も、21世紀を目前に控え新しい体制作りが必要な時期であろうと思われます。
 今期は、次世紀へつながる体制の検討を中心に、部門大会や分科会・研究会の活性化、共通技術関連の活動にも力を入れていきたいと考えます。前期の青木委員長(日本自動車研究所)の活動方針を受け継ぎ、各技術委員会から選ばれた中村幹事(日立製作所)をはじめ、岩本氏(日野自動車工業)、綱島氏(日本大学)、森本氏(宇宙開発事業団)、溝越氏(住友重機械工業)、尾花氏(新日本製鐵)、栢菅氏(三井造船)の各委員と共に活発な活動をしていきますのでよろしくお願いいたします。

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●第2技術委員会

委員長 小島 幸夫(科学警察研究所)

 本年度、委員長を務めさせて頂くこととなりました。どうぞ宜しくお願いいたします。本委員会は自動車および道路交通を基盤とした技術委員会です。「自動車の世紀」と云われる20世紀もあと2年間を残すのみとなり、自動車が社会の利便性向上に大きく貢献してきましたが、その反面、交通事故や大気汚染等の難問が残されていることも事実です。
 昨年度は講習会「自動車の安全技術−現状と課題」を行いましたが、本年度は「地球環境にやさしい自動車技術」を開催する予定です。また、見学会なども他の技術委員会と交流を深めながら積極的に進めて行きたいと思っています。ご意見およびご要望がございましたら是非お聞かせ頂きたいと思います。ご支援、ご協力をお願いいたします。

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●第3技術委員会

委員長 石田 弘明(鉄道総合技術研究所)

 今期、第3技術委員会の委員長を務めさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。本委員会では、在来鉄道をはじめ、浮上式鉄道、新輸送システムなどの軌道交通システム全般にわたる技術を対象としています。有人走行で最高速度552km/hを達成した山梨リニアや新幹線電車等の高速列車、新しい都市圏の通勤・近郊電車、軌間可変電車、最近国内でも導入が盛んな超低床式LRT、新しい形態の輸送システムなどたくさんの話題があります。車両技術が中心になりますが、軌道や架線との境界問題あるいは、交通・物流システムとしての鉄道の役割なども重要な課題です。
 今後、技術開発の方向は益々多様化して行くと考えられます。委員相互の情報交換を活発に進めながら、現場の問題から先進的技術動向まで幅広い勉強をしていきたいと思います。また、今年度は、ダイナミクスの点でも多いに興味深いLRTの見学会や「車両システムのダイナミクスと制御」に関する講習会を計画しています。皆様のご支援、ご協力を宜しくお願いいたします。

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●第4技術委員会

委員長 鈴木 真二(東京大学)

 昨年に引き続き第4技術委員会委員長を務めます。当委員会の担当は航空宇宙アクセス分野です。昨年YS-11の量産一号機が引退し、我が国の航空宇宙産業は大きな節目を迎えようとしています。航空宇宙産業自体はGDPの0.25%と成長しましたが、防衛需要や国家プロジェクトに対する依存度が高く、今後の発展のためには変革が求められています。
 1962年に初飛行したYS-11は1973年までに182機が製造され、14ヶ国に販売されました。我が国の工業力が今のように世界に認知さていない時代のことです。商業的な問題はともかく、日本の翼が世界を飛んだことは紛れも無い事実です。YS-11の後続機が開発できず苦労して築き上げた技術が継承しきれていない事は残念ですが、現在、国産ヘリコプターが開発され、商業ロケットの打ち上げも計画されています。変革の芽は確実に育っています。昨年度、当委員会では「将来の航空輸送」をテーマに講習会を開催し好評を頂きました。今年度は21世紀への技術の伝承を一つのテーマとしたいと考えています。技術を伝えることは学会の大きな役割であると考えています。

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●第5技術委員会

委員長 城田 英之(運輸省船舶技術研究所)

 本委員会は、船舶・海洋分野に関連した技術を担当しております。環境問題がクローズアップされている近年の社会情勢を反映し、船舶・海洋分野でも環境との調和に関する研究の重要性がますます高まってきています。船舶・海洋分野には日本造船学会や日本舶用機関学会等の関連学会があり、それぞれにおいて専門的な研究活動が行われていますが、日本機械学会の交通・物流部門はそうした他学会では網羅できない他分野との横断的な活動を行うことができる貴重な場であると考えています。このような場をお借りして、皆さまとともにこれからの時代の研究者に要求される資質の一つである「広角的な視野」の研鑽に努めたいと思っています。
 本年度は、永田氏(海事協会)、溝越氏(住重)、永所氏(三井造船)、安部氏(NYK輸送技研)という従来からの委員のメンバーに、新たに小嶋氏(東京商船大)に加わっていただき、より強力な体勢で活発な活動を行っていく予定です。2000年初頭に見学会を開催する予定ですので、多数のご参加をお待ちしています。皆さまの暖かいご支援とご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

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●第6技術委員会

委員長 中井 恵一郎(日本オーチス・エレベータ)

 本年度第6技術委員会の委員長を勤めさせて頂きます。本委員会は昇降機・遊戯施設関連技術を対象としており、近年の急速な技術の進歩に対応すべく、「昇降機・遊戯施設等の最近の技術と進歩」と題した講演会を毎年開催しております。近年、昇降機業界では頂部の機械室が不要なエレベータが登場し急速に普及しつつあります。これは建物設計の自由度が増すと共にレンタブル比が向上するメリットがあります。一方、遊戯施設も高度な技術を使用した施設が次々と登場しています。
 本年度の活動としては、2000年1月に例年どおり技術講演会を開催いたしますので多数の参加をお願いします。

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●第7技術委員会

委員長 中村 輝雄(TCM)



 本年度の第7技術委員会の委員長を務めさせて頂きます。本委員会は,物流関係の技術を中心に,搬送設備機器,情報システムなどに関連した技術を担当しております。物流業界においても,経済の成熟化・グローバル化に伴い,21世紀に向けて何を変えるべきか,どのようにすべきかのイメージが重要となってきています。異分野の方々とのコミュニケーションから有意義な技術情報の発信ができればと考えています。
 本年度は,これまでの第7技術委員会の活動方針を引継ぎ,竹田幹事(石川島播磨),尾花氏(新日鉄),三浦氏(日通総研),市野氏(住友重機),大喜多氏(ダイフク),水出氏(川崎重工),菅野氏(日立)の各委員のご支援を戴き,研究成果の部門大会での発表,技術動向を踏まえた講習会の開催などを第8技術委員会と連携を取りながら活発に進めていきたいと考えています。皆様のご支援の程,宜しくお願い申しあげます。

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●第8技術委員会

委員長 十河 宏行(高松工業高等専門学校)



 本年度の第8技術委員会の委員長を勤めさせて頂きます.本委員会は,建設機械,運搬機械に関する技術を担当しており,産業界,官界から選出された委員で構成されています.昨年度は第7技術委員会と共同で,山梨実験センタでリニアモーターカーの見学会と,ロジスティクスに関する新技術の講習会を行いました.また,1999年2月から「限界状態設計法に関する研究分科会」を第7技術委員会と共同で開始しております.この研究分科会は,従来より行われてきた許容応力設計法に代わり,ISOに取入れられつつある限界状態設計法をクレーン,移動式クレーンに適用するための調査研究を行っています.この研究分科会における成果を講習会の形式で,会員の方々に還元できればと考えております.
 本年度も,技術講習会,見学会,部門大会での研究成果の発表等,第7技術委員会とともに積極的に進めて参りたいと思います.皆様のご支援,ご協力の程,よろしくお願い申し上げます.

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■お問合わせは
日本機械学会 交通・物流部門
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35(信濃町煉瓦館5階)TEL(03)5360-3500(代表) FAX(03)5360-3508
last update 2001.02.08 Copyright(C) JSME TLD