ワークショップ・チュートリアル等
日時: | 2009年5月24日(日)10:00-17:00 |
場所: | 福岡国際会議場 |
各イベントの詳細は,表中のリンク先をクリックしてください.
ワークショップ・チュートリアルに参加ご希望の方でRobomec09に参加される方は,参加登録のサイトから事前のご登録をお願いします.
(表中のカッコ内は時間です.詳細は各項目をご覧ください.)
会場 | 午前 | 午後 |
A会場 |
高校生向け企画「ロボメカチャレンジ09」 (10:00〜15:30) →「市民向け企画」ページへ | |
B会場 |
小学生向け企画「スカベンジャーロボット製作教室」 (10:00〜17:00) →「市民向け企画」ページへ | |
C会場 |
チュートリアル「環境適応-予測と内部モデル」 (13:00〜17:00) | |
D会場 |
第5回地域交流ワークショップ「地域の課題への挑戦」 (10:00〜17:00) 共催:産業技術連携推進会議,製造プロセス部会,プロセス技術分科会,生産情報・メカトロニクス研究会 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 →外部ページへ |
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E会場 |
RTミドルウエア(OpenRTM-aist-1.0)講習会 (10:00〜17:00) 主催: 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 企画: 産業技術総合研究所 →外部ページへ |
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F会場 |
日韓次世代ロボットワークショップ (13:00〜17:00) 主催: 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 |
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G会場 |
チュートリアル 「生産に活用するロボット技術の現状」 (13:00〜17:00) 【満席のため,受付を終了しました】 | |
H会場 |
有料特別講演会「ブレイクスルーを生み出す次世代アクチュエータ」 (13:00〜17:00) (参加には講習料が必要です) |
チュートリアル:「環境適応 ― 予測と内部モデル」
主催: | 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 | |
企画: | 文部科学省科学研究費補助金特定領域研究(領域番号454) | |
身体・脳・環境の相互作用による適応的運動機能の発現 | ||
― 移動知の構成論的理解 ― | ||
日時: | 2009年5月24日(日) 13:00-17:00 | |
場所: | 福岡国際会議場 4階 C会場 | |
対象: | 限定なし(どなたでもご参加いただけます) | |
参加費: | 無料 |
趣旨:
生物の適応的行動能力は,「能動的に動く」ことによって発現される.生物は静止している状態では,限定された環境情報しか取得できない.しかし,一旦,身体を動かしたり,移動したりすると,脳からの運動指令が身体に出力され,環境からの刺激が感覚器官にもどり,脳へフィードバックされる.このフィードバックループにより,多様な環境情報が獲得され,適応的行動が生成される.すなわち,能動的に動くことによって生じる脳−身体−環境間の動的な相互作用が適応的に行動する知を発現する.この考え方を「移動知(Mobiligence)」と呼ぶ.スケジュール:
生物の運動制御系は,行動を出力し情報を受け取る<身体>,制御中枢である<脳>,およびそれらと相互作用する<外部環境>から構成される.この脳-身体-環境系の動的関係を目的・タスクに適合した特性に自ら調節することが環境に対する運動・行動適応の本質である.
本チュートリアルでは,生物の環境適応行動を取り上げる.そこでは,予測機能が重要な役割を果たしており,それを実現するためには,環境-身体系の内部表象,つまり内部モデルが脳内に形成される必要があることをいくつかの例に基づいて解説し,そのメカニズムについて考察する.
13:00-13:50 「視覚運動連関の予期と運動学習」
近藤敏之 氏(東京農工大学)相反する視覚運動課題を人間に同時学習させる際の課題の提示順序(交互,ランダム)と学習結果の保持に見られる文脈干渉効果から,運動の予期と運動学習の関係について考察する. 13:50-14:40 「運動予測における視覚と触覚の役割」
小池康晴 氏(東京工業大学)人は生まれながらに環境の物理的な拘束などを知っているのではなく,一般的には学習により獲得する.本報告では,現実世界では起こりにくい環境を作ったときに,人はその環境に適応できるのかについてボールを受け取るタスクを用いて調べた結果について述べる. 14:40-15:00 Coffee Break 15:00-15:50 「感覚運動情報の抽象化空間モデルによる行動生成」
稲邑哲也 氏(国立情報学研究所)未知の環境状況下における行動生成のメカニズムについて,ヒューマノイドロボットにおける行動模倣の観点から解説を行う.具体的には未知環境への対応を,既知の基本的な動作の組み合わせ問題として捉え,抽象化空間モデルを用いて状況を認識し,動作を予測・生成する手法について述べる. 15:50-16:40 「動的環境に対する予測適応と内部モデル」
伊藤宏司 氏(東京工業大学)本チュートリアルでは,内部モデルと予測適応の関係および,それらに関連する脳内の機能的アーキテクチャについて,運動学習・適応実験と計算論モデルの観点から最近の研究について考察する. 16:40-17:00 「総合討論」
日韓次世代ロボットワークショップ ― 日常生活支援ロボットの研究開発
(For English Version, Click Here)
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浅間 一 (東京大学 教授) 長谷川 勉 (九州大学 教授) |
日本と韓国は,日常生活を支援する次世代ロボットの開発を国のプロジェクトとして強力に推進しており,この分野では世界でも先導的な地位を占めています.しかし,両国の技術者,研究者の間では,お互いの隣国のプロジェクトの状況についての十分な情報が得られていないのが現状です.そこで、本ワークショップは、両国の次世代ロボット研究開発に携わる産学官の代表が一堂に会し、情報交換と相互理解を深めるための発表と議論の場といたします. |
韓国Youngjun Weon 氏
(Director of Robot Team, Ministry of Knowledge Economy)
“Korean National Projects on Intelligent Robots”
Hong Seong Park 氏
(Professor of Kangwon National University)
“Software platform for R&D of NGR”
Myungho Yoo 氏
(Vice President of Samsung Techwin)
“R&D on NGR in Industry”
Hyun Kim 氏
(Head of Network Robot Research Team, Electronics and Telecommunications Research Institute)
“Research Activities on Network-based Robots for Daily Human Life”
松日楽 信人氏
(元総合科学技術会議科学技術連携施策群/東芝)
“Overview of Common Platform Technology for Next Generation Robots promoted by CSTP Coordination Program of Science and Technology Projects”
佐藤 知正氏
(東京大学 教授)
“Next Generation Robot Projects sponsored by Ministry of Economy, Technology and Industry”
神徳 徹雄氏
(産業技術総合研究所 グループリーダ)
“NGR project in National Institution: R&D and Standardization”(Tentative)
小菅一弘氏
(東北大学 教授)
“Robotics Research and its Funding Issues in Japan: A Personal Persprctive”
チュートリアル:「生産に活用するロボット技術の現状」
共催: | 計測自動制御学会システムインテグレーション部門 | |
日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 | ||
企画: | 計測自動制御学会システムインテグレーション部門自動化システム部会 | |
協賛: | 技術士協同組合 | |
日時: | 2009年5月24日(日) 13:00-17:00 | |
場所: | 福岡国際会議場 4階 G会場 | |
対象: | 限定なし(どなたでもご参加いただけます) | |
参加費: | 無料 【満席のため,受付を締め切りました】 |
プログラム:
13:00〜13:50 講演1「産業用ロボットの技術動向」 株式会社安川電機 ロボット事業部新規ロボット事業統括部
事業統括部長 小川 昌寛 氏産業用ロボットの応用と、7軸・双腕ロボットに代表される新ロボット/新技術を用いた新たなロボットソリューションの提案及びその考え方を、「今実現出来ている事」に加え、今後の技術動向や開発の方向性の観点から紹介します。 13:50〜14:40 講演2「超並列アナログ演算知能視覚センサIVSを用いた小型・低消費電力ロボットビジョン」 大阪大学CLICプログラム研究員
株式会社ニューラルイメージ フェロー 長谷川 潤 氏IVS(Intelligent Vision Sensor)はアナログ集積回路による超並列画像処理とディジタル回路による汎用性を兼ね備えた小型・低消費電力の知能視覚センサである。本チュートリアルでは、IVSを用いた自律ロボットの制御やネットワーク型セキュリティシステム等の応用事例を紹介する。 14:40〜15:00 休憩 15:00〜15:50 講演3「人間型ロボットハンドと多指ハプティックインターフェイスへの応用」 岐阜大学工学部人間情報システム工学科
教授 川崎 晴久 氏人間型ロボットハンドGifu Handとその応用である人間の指先に力覚を提示する対向型の多指ハプティックインターフェイスHIROについて,開発のコンセプト,最新の技術,地域の企業との産学連携,今後の展開等を紹介します. 15:50〜16:20 講演4「ロボットによる超音波バリ取りと超音波トリム」 日本省力機械株式会社 代表取締役社長 田中 章夫 氏 16:20〜17:00 パネルディスカッション「ロボットを生産に活用するにはどうすべきか」 パネラー:ご講演者様 自動化システム部会メンバー(一部)
参考: | 計測自動制御学会システムインテグレーション部門 http://www.sice.or.jp/~si-div/ |
自動化システム部会 http://www.sice.or.jp/~si-div/ |
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技術士協同組合 http://www.cea.jp/ |
有料特別講演会:「ブレイクスルーを生み出す次世代アクチュエータ」
主催: | 日本機械学会 機素潤滑設計部門 |
共催: | 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門 |
日時: | 2009年5月24日(日) 13:00-17:00 |
場所: | 福岡国際会議場 4階 H会場 |
趣旨:
近年,人間型ロボットやペットロボットが注目されていますが,その実用化への最大のブレイクスルーの一つとしてアクチュエータが挙げられます.情報機器や,生命科学,材料科学といった科学技術分野におけるマイクロ・ナノ化の動きに関してもアクチュエータの果たすべき役割は極めて大きくなっています.高効率のアクチュエータの実現は地球上のエネルギー消費量を大きく低減すると期待されています.題目・講師:
一方,平成16年度より,文部科学省科学研究費補助金特定領域研究として,「ブレイクスルーを生み出す次世代アクチュエータ研究」(領域代表 樋口俊郎 東京大学)が設定され,次世代アクチュエータ実現に向けての組織的な研究も最終年度を迎え,大きな成果も出てまいりました.
本講習会はこのような背景を踏まえて企画されたもので,「アクチュエータ工学」(養賢堂)をテキストとして,圧電,静電,流体,メカノケミカルなどの次世代アクチュエータの原理や応用例,さらにマイクロアクチュエータの加工方法に至る最新の研究について,第一線で活躍中の6名の講師にわかりやすく講義していただきます.
1. 13:00〜13:30 はじめに(展望)
東京大学 教授 樋口 俊郎2. 13:30〜14:00 静電気力と静電アクチュエータ
東京大学 教授 樋口 俊郎3. 14:00〜14:30 球面電磁モータ
産業技術総合研究所 主任研究員 矢野 智昭4. 14:30〜15:00 超音波モータ
慶應義塾大学 教授 前野 隆司15:00〜15:30 [ 休憩 ]
5. 15:30〜16:00 ソフトアクチュエータ
岡山大学 教授 則次 俊郎6. 16:00〜16:30 マイクロアクチュエータの応用事例
岡山大学 教授 鈴森 康一7. 16:30〜17:00 触覚ディスプレイ装置におけるアクチュエータ技術
名古屋大学 准教授 大岡 昌博
定員: | 50名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります. |
聴講料: | 会員 8,500円(学生員 1,500円) 会員外 15,500円(一般学生 2,500円) (当日会場にて申し受けます) |
教材: | 「アクチュエータ工学」[養賢堂] 参加者特価3,500円 (当日会場にて申し受けます) |
申込方法: |
「No.09-44特別講演会申込み」と題記し, (1)氏名 (2)会員資格 (3)勤務先・所属部課名・役職名, (4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・FAX・E-mailアドレス) (5)教材の有無 を明記の上,E-mail ま たはFAXにて下記申込先までお申し込み下さい. |
申込先: |
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35 信濃町煉瓦館5階 日本機械学会 機素潤滑設計部門(担当職員 荒木弘
尊) 電話(03)5360-3506 FAX(03)5360-35096 E-mail:. |