日本機械学会 関東支部賞

2009年度 関東支部賞受賞者 表彰
―受賞者と表彰理由―

功績賞:1件

(1) 山田 一郎 殿 (東京大学)

 専門分野においては,「生活環境情報工学」という新たな研究分野の開拓,「生体・環境センシングシステム」の開発,支部活動においては「地球環境を考える」シンポジウムの牽引,中高生の理科離れ問題に対するワーキンググループの立ち上げ,「機械の日」イベントの定着・発展への「機械の日実行委員会」の組織化など,関東支部における機械工学・機械工業の振興や教育に幅広く貢献した.

技術賞:2件

(1) システムエンジサービス株式会社 殿

 二酸化炭素の発生を抑えた炭化水素ガスなど有害ガス処理方法の開発・実用化を行い,その製品は国内だけでなく,海外においても高く評価され,関東支部の機械工学・機械工業の発展に大きく貢献した.

(2) レオン自動機株式会社 殿

 流動学(レオロジー)を高度化,応用した食品材料の成形技術を一般食品の自動化生産に取り入れ,かつ,伝統の味,形,食感を損なうことのない多様な食品機械を開発・製造し,人間生活に不可欠な食文化を支援してきた.その技術は国内だけでなく,海外においても高く評価され,関東支部の機械工学・機械工業の発展に大きく貢献した.

貢献賞:該当なし

学生奨励賞:1件

(1) 滝澤 友香里 君 (明治大学)

 関東支部第16期関東学生委員長を務め,全国学生研修会の委員長校会まとめ役として学生会の活性化に貢献した.また,卒業研究発表会の準備を積極的に遂行するなど本会の活動を精力的に努め,関東支部および神奈川ブロックに多大な貢献をした.