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えむあんど笑む

  岩手大学大学院工学科
機械工学専攻 小田島 剛

 楽しい夏休みのまっただ中の,8/23,24の2日間,よりによって,岩大でM&M'95 Morioka(日本機械学会材料力学部門平成7年度講演会)が盛大に開催された.これでは,電車にも乗れず,ホテルにも泊まれず,見知らぬ街の夜も楽しめないではないか.我が,倉茂道夫教授が実行委員長をつとめるということもあり,うちの研究室からは,二人が参加を義務づけられ,おまけに,受付けのバイトにまで任命され,僕たちは彼にとことん信頼されていると実感せざるにはいられなかった.

 さて,いよいよ学会当日,1日目は受け付けの仕事と,雑用係を受けたまっていた.初日の朝がいちばん混雑すると言うことで覚悟していたが,そのとうり,非常に大勢の参加者が押し掛けてきた.しかし,そのほとんどが,女の子の受け付けに殺到し,私は忙しいふりをして実はかなり暇だった.朝がすぎれば,それほどの参加者もなくなり,暇を持て余しつつその日のプログラムは終了した.

 2日目.その日の午後一発目が私の出番であった.よく考えてみると,二回しか練習してない,結構前にやった研究で,実はあまり覚えてない,ということを,いまさら思い出したが,本当にいまさらだった.直前に練習しようと思っていたが,のんきに昼飯を食べていたら,部屋には,すでに大勢集まっていた.なんとか10分間をのりきったが,質問をのりきれず,教授の助け船でなんとか,わたしの学会デビューは終了した.

 以上,いろいろ文句も言いましたが,盛況のうちに無事終了し,参加者のみなさま,実行委員のみなさま,ごくろうさまでした.


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