東北学生会研修会に参加して 秋田工業高等専門学校 機械工学科 5年 後藤 剛 5年 中西 正和 今年で卒業と言うことで、高専生活の思い出にするためこの研修会に参加しました。しかし本命が、夜に行われた「宴」だったことはいうまでまありません。 大学生や院生の人々が参加者の大半をしめ、話が合うかどうか不安な面もありましたが、なんとかなるだろうと思いながら工場を見学していました。俗に言う「アジアの友達」が2人も参加していたのは意外でした。 日立の蔵王保養所につき、いよいよ参加者同志話ができると思いましたが、みんな(私たちも含む)が標準語で話しているのは面白い光景でした東北の人が多ければ別に東北弁でも構わないのに、「そうですね。」「・・・なんですよ。」とか、普通なら使わない言葉が多かったせいか気を使いました。「そうですね」ではなく、基本はやはり「んだべ。」てしょう。標準語を時には正しく、時にはあやしく使いながらも、同室の人々との会話をとても楽しむことが出来ました。酒の席ではギャルの話、パチンコの話、わが校の某教授のボトルを某大学某教授が空けてしまい、またキープし直した話など出話題が尽きませんでした。 2日目。朝食の後、ロープウェイを使って蔵王に登山。前夜の「宴」のためか、少々元気がなかったようにみえましたがそこは持ち前の若さでカバー、歩き始めるなり皆さん元気を取り戻したかのように元気に歩きまわっているようでした。また、ほとんどの人が蔵王登山のことを知らず半袖のままで登ったのですが、最初は寒いと言っていた人もそれで目がさめたのか、みんな元気になっていました。 登山の後、保養所に戻り、それぞれ親しくなった人達でいろいろ雑談しながら蔵王のふもとにある工場を見学、解散場所の山形駅へと向かいました。その後、山形駅で解散し、みんなバラバラに散ってゆきました。 もう二度と会うことのないかもしれない人達との、楽しく、そして短い二日間だったと思います。 |