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東北学生会親睦会に参加して

宮城高専・機械工学科5年
  引 地  弘 美

 今年は山形大学が委員長校となり、日本機械学会東北学生会の工場見学及び懇親会が8月27・28日の両日行われた。日常の学生生活では、他の大学・高専の学生と接する機会があまりないので、この催しは交友を広めるという意味において非常に有意義であると思う。来年からは全国規模で行われるそうなので、ますます多くの学生が参加することだろう。それは素晴らしいことだと思う。
 ところで、今回の見学会において見学したのは、初日が(株)松村製作所、そして2日目がミクロン精密(株)であった。見学したある企業では、最近流行のCIの導入により社名を横文字に変更するとのことであった。また、若者が首都圏あるいは大都市圏に就職してしまうために、人材の確保が難しく企業では様々なアイデアで優れた人材を確保しようとしているようだ。この様なところにも時代の流れを感じることができる。人手不足の対策としてある企業では先ずは女子社員の数を増やしているそうである。すると次第に男子の入社も増えてくるのだそうだ(これは、うなずける)。現在、地方企業においては、人材の確保が重要な課題のようだ。
 今回の見学会及び懇親会に参加して企業の方とも、他の大学・高専の学生とも話をする事ができたし、それに、蔵王の雄大な景色も望むことができて本当に良かった。
 最後に、委員長校として頑張られた山形大学の先生・学生の方々には心よりお礼申し上げます。


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