秋田高専の素顔 秋田高専 機械工学科5年 井上 正美 秋田工業高等専門学校は秋田市郊外の飯島の丘にあり、約800人の学生がいます。周りは住宅や田園風景が続き勉学には最適と思われる環境であるが、まじめに勉強している学生は全体の何%であろうか?。秋田高専には、機械・電気・工業化学・土木の4学科があり、入学当初はまじめに勉強していた人も今では・・・。それと言うのも、すべて周りに影響されたのではないかと思われます。酒所、秋田美人などで有名な秋田であるだけに、遊び盛りの私達には5年間のキャンパスライフをまじめに過ごすことは出来ないようです。皆さんも機会がありましたら是非酒所秋田のおいしい「米ジュース」を味わいに来てください。そして、秋田県自慢の秋田美人を見ていってください。 さて、それでは我が秋田高専の機械工学科の素顔について触れましょう。我が機械工学科は他の学科に比べてのんびりしているし、先生達とも気軽に接することが出来、その雰囲気たるやなかなか良いものがあるように思われます。又、機械の学生の試験前の集中力はすごいもので、数カ月分あるいは半年間習ったものを僅か1日で頭にたたき込んでしまうという人が多いようです。製図なども半年分または1年分を僅か2、3日でこなしてしまう人もいるくらいで、追い込まれた時の機械の学生はひと味違いまれ5年になると卒業研究が各教官のもとで行われ、親睦を深める?為に各研究室で、夜の町へと繰り出し普段見ることの出来ない素顔を知ることが出来ます。学生のみならず先生達もお酒や歌がとても好きなようです。特に、機械の学生は打ち上げ・忘年会あるいは新年会などという機会があれば、進んで参加し満足のいくまで飲んでしまうようです。アルコールが入るとその人の本当の姿がわかると言われていますが、そういった点では各人の個性をより良く知る重要な機会だと思います。中にはおもしろい人もいて、アルコールに酔ってしまったとき一味も二味も違う姿を見せつけ、周りの人たちのお酒のつまみになってくれる人が必ずいるので、退屈はしません。 余り素顔を書きすぎるとまずい点が多々あるかと思われるので、この辺で機会工学科のたてまえと言うものに触れましょう。我が機械工学科は1、2年生では一般科目に重点を置き専門科目は数えるほどしかありません。3年生からは、専門科目がぐっと増え、4年生では過密なカリキュラムとなっており最も過酷な時期であります。しかし、新カリキュラムが今年度から実施され、余裕を持って講義を受けられるかと思います。5年生では、選択科目がかなりあり興味ある講義が受けられるようになっている。又、現在各教官のもとでの卒業研究も追込みに入っており、無事卒業を目指して頑張っているところであります。 機械工学科のもう1つの特色として、卒業生の講演会があり、社会に出てからの苦労話や心構えなどを知ることが出来ます。又、年に1〜2回行われる集中講義があり、各大学から講師の先生を招いて、幅広い知識を得る機会があります。なお、最近CADが導入され新しい時代に対応できるように配慮されております。 忙しい中、残り僅かな学生生活に悔いが残らないよう秋田高専機械工学科5年生は頑張っております。 |