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八戸工業大学の現状

八戸工業大学工学部機械工学科2年
           藤田 拓也

 「ComPass」創刊おめでとうございます。創刊に際し、秋田高専の方々をはじめ多数の方々の御尽力に感謝する次第です。
 さて当八戸工業大学は、青森県八戸市の郊外、国道45号線沿いにあります。学生総数2500名余、5学科(機械工学科、電気工学科、土木工学科、建築工学科、エネルギー工学科)と、1研究所(情報システム工学研究所)を持ち、さらに来年度には食品工学研究所が開所する予定です。
 我が機械工学科は、学生数約600名で、1989年度に関学以来初めて機械工学科に女子学生が入学した、ということで学内で話題になりました。カリキュラムは、1988年度より選択科目を増やしたために、1年次はあわよくぼ週休2日が可能ですが、2年次からは専門科目がほとんどを占めるために、1年次と2年次のギャップが大きく、大変つらい思いをしているようです。
 さて本学の学生員活動についてですが、私を含めて現在12名で、残念ながら1年生がおりません。1年生にとっては、機械学会というと、会員は先生方や研究所の方々ばかりで、入会するには時期尚早と思っている学生も少なくありません。私的な意見ですが、真の機械技術者を志すのならぱ、1日でも早く機械学会に入会して、機械工学とはどのようなものかを垣間見る必要があるのではないでしようか。
 以上、八戸工業大学の現状について簡単に述べましたが、今後とも宣しくお願いしたい所存でございます。また、今後の貴誌の益々の御発展をお祈りいたします。


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