ワークショップ・チュートリアル企画詳細
ワークショップ
「第8回地域交流ワークショップ」 “地域の課題への挑戦”
ワークショップの情報を公開いたしました.参加は無料ですが,資料の準備のため,下記をご覧の上電子メールにてお申し込みください.
日 時 | 5月27日(日) 10:00〜16:45 |
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会 場 | アクトシティ浜松 研修交流センター 6階 62研修交流室 |
共 催 | 産業技術連携推進会議 製造プロセス部会 プロセス技術分科会, 生産情報・メカトロニクス研究会, 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門, 産業技術総合研究所, 浜松工業技術支援センター |
趣 旨 | 第1部では地域課題に挑戦している全国の研究機関から,様々なロボメカ研究のテーマについて発表していただき,研究開発段階における苦労,苦心,工夫などを発表していただきます. 第2部では,静岡県で特に力を入れて支援している,光,航空・宇宙,機械制御分野から先進的な取り組みをしている有望企業を招いて,その素晴らしい企業活動,技術紹介を行っていただきます. 全国の研究機関と地元企業からの情報発信であり,今後のロボメカ研究の発展と地域の活性につながる有意義なワークショップにしたいと考えております. |
定 員 | 100名程度(どなたでも参加できます) |
聴講料 | 無料 (ワークショップのみの聴講の場合,ROBOMEC2012への参加登録は不要です) |
参加申し込み | 氏名,所属,連絡先メールアドレス,参加希望の区分(第1部のみ,第2部のみ,両方)を明記の上,題目を「地域交流ワークショップ参加希望」として,電子メールにてh-kikai[at]iri.pref.shizuoka.jpまでお送り下さい.ただし,[at]を@に置き換えてください. ※所属部署や研究室等で複数お申し込みの場合には,人数分をまとめてお申し込みいただけますと助かります. |
プログラム | |||||
第1部 10:00-12:00 『地域産業資源を支援するメカトロニクス』 |
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各地域で地元企業のニーズに即応した産地の技術,地域の農林水産品等の地域産業資源に対して支援を行っているメカトロニクス関連技術の事例を紹介します. | |||||
第2部 13:30-16:45 『光,航空・宇宙,機械制御分野をロボティクス・メカトロニクス技術で支える 元気な地元企業』 |
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地元静岡県で特に力を入れて支援している、光、航空・宇宙、機械制御分野より企業をお招きし,企業活動と技術の紹介や事例発表を行っていただきます. | |||||
13:30-13:55 | 「匠の精神を組み込んだ超精密微細加工機の開発」 碌々産業株式会社 微細加工研究室 主任研究員 川津 和司 氏 近年,電子・機械部品の小型化,複雑化が急速に進んでいます.また,最近のスマートフォンの外装部品に見られる様に,見栄えを良くするため非常に高い面品位の要求がある反面,加工機に対しては低価格化が求められています.それらの要求に応えるため,H21〜22年助成事業に参画し開発を行いましたので,その一端を紹介します. |
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14:00-14:55 | 特別講演 「人と宇宙とロボット」 チームHAMA零 リーダー 山脇 一休 氏 惑星探査に使用されるローバは,使用される環境に適合できることが重要です.そのための仕様を作る時間をいかに短くし,どれだけ正確に製作できるかは,開発能力によって左右されます.月面車では有人探査用はビークルであり,無人探査用はローバというよりロボットです.小惑星「イトカワ」に向かった探査機「はやぶさ」にも600gの無人探査ローバ(ロボット)が存在しました.このロボット《ミネロバ》の開発秘話を紹介します. |
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15:00-15:25 | 「レスキューロボットの開発に必要な条件とは」 原田精機株式会社 代表取締役社長 原田 浩利 氏 レスキューロボットの分野で用いられる駆動装置の開発において,不整地での走行性能だけでなく,段差乗り越え性能も向上させる必要があります.またレスキューロボットの大きさもさまざまなものが必要であり,用途により特殊な技術を搭載することが必要な場合もあります.レスキューロボットを,浜松の地域技術を生かし発展させ,製品化することの可能性について提案します. |
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15:30-15:55 | 「日本初の本格的ロボット開発経緯とロボットの未来」 株式会社プラス電機 代表取締役社長 上滝 憲夫 氏 昭和55年,本格的ロボットは,川崎重工がアメリカのユニメイション社から輸入した「ユニメイト」という油圧駆動・トランジスタ制御のロボットしかありませんでした(シーケンスロボットは別).当時,自動車メーカーからスポット溶接ロボットを2ヶ月間で開発したいと要請され,背水の陣で開発した経緯と,ロボットの未来像を考えます. |
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16:00-16:25 | 「レーザー式3Dスキャナのロボット搭載事例」 パルステック工業株式会社 東京営業所 戸栗 秀樹 氏 近年,3Dデータを活用したものづくりに注目が集まってきています.3Dデータの活用方法やデータ取得機器(3Dスキャナ)の紹介を行い,ロボットに3Dスキャナを搭載しての検査,解析事例を動画を交えて紹介します. |
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16:30-16:45 | 次回案内・閉会 |
チュートリアル1
「RTミドルウエア講習会」
参加に必要な事前準備や申し込み方法などの最新情報に関しては,OpenRTMオフィシャルサイトをご覧ください.
日 時 | 5月27日(日) 10:00〜17:00 |
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会 場 | アクトシティ浜松 研修交流センター 5階 51研修交流室 |
企 画 | 産業技術総合研究所 |
概 要 | 毎年恒例となりました、ROBOMECでのRTミドルウエア講習会を今年も開催いたします。 新たにリリースされたOpenRTM-aist-1.1の機能紹介や、コンポーネントを実際に作成するうえで役に立つ技術を紹介いたします。 昨年同様、今年も、第1部をRSi (Robot Service Initiative)との合同開催を予定しております。RSiはインターネットを利用しロボットを介して各種サービスを提供するプラットフォームです。 |
講 師 | 成田雅彦 氏 (産業技術大学院大学),安藤慶昭 氏 (産業技術総合研究所), 原 功 氏(産業技術総合研究所),坂本武志 氏 (株式会社グローバルアシスト),Geoffrey Biggs 氏(産業技術総合研究所) |
定 員 | 30名程度を予定 |
聴講料 | 無料 (本講習会のみの参加の場合ROBOMEC2012への参加登録は不要です) |
プログラム | |||||
10:00-10:50 | 第1部(その1): インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み(最新動向) |
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担当:成田雅彦 氏 (産業技術大学院大学) 概要:RSi (Robot Service Initiative) および RSNP (Robot Service Network Protocol)について、産業技術大学院大学の成田雅彦先生からご講演いただきます。 |
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11:00-11:50 | 第1部(その2): OpenRTM-aist-1.1.0の新機能および今後の展望について |
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担当:安藤慶昭 氏 (産業技術総合研究所) 概要:OpenRTM-aist-1.1.0の新機能および、今後の展望について。 |
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11:50-12:00 | 質疑応答・意見交換 | ||||
13:00-13:30 | 第2部:OpenRTM-aist サンプルコンポーネントの紹介とその利用法 | ||||
担当:原 功 氏 (産業技術総合研究所) 概要:RTCを使ったロボット開発例を紹介し、RTCの便利さ,面白さを体感していただきます。 |
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13:30-14:30 | 第3部(基礎編): OpenRTM-aist開発支援ツールの紹介とその利用法 |
第3部(応用編): OpenRTM-aist コマンドラインツールrtshell 利用法 |
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担当:坂本武志 氏 (株式会社グローバルアシスト) 概要:コンポーネントを作成するツールRTCBuilderやコンポーネント操作ツールRTSystemEditorについて解説します。 |
担当:Geoffrey Biggs 氏 (産業技術総合研究所) 概要:RTコンポーネントをコマンドラインから操作するツール rtshell の使い方について解説します。 |
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14:45-17:00 | 第4部: コンポーネント開発実習 (基礎編) |
第4部: コンポーネント開発実習 (応用編) |
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担当:安藤慶昭 氏,坂本武志 氏 概要:OpenRTM-aistを利用して簡単なコンポーネント作成方法を実際に体験していただきます。 |
担当:Geoffrey Biggs 氏, 原 功 氏 概要:OpenRTMの拡張モジュールやECの作り方、Kinect等を利用した応用的なシステムの作成方法を解説します。 |
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参加に必要な事前準備や参加申し込みに関する情報は, OpenRTMオフィシャルサイトをご覧ください. |
チュートリアル2
「インターネットを利用したロボットサービス基盤としてのRSNP」
本講習会の開催情報は以下の通りです.参加をご希望の方は,下表の「申し込み」欄に記載の宛先まで電子メールにてお申し込み下さい.
日 時 | 5月27日(日) 10:00〜16:00 |
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会 場 | アクトシティ浜松 研修交流センター 5階 51,52研修交流室 ※午前中(第1部)は,51研修交流室にてRTミドルウエア講習会と合同で行います. |
企 画 | (社)日本ロボット学会 ネットワークを利用したロボットサービス研究専門委員会 |
協 力 | ロボットサービスイニシアチブ(RSi) |
聴講料 | 無料 (本講習会のみの参加の場合ROBOMEC2012への参加登録は不要です) |
申し込み | 講習会の参加希望は, 産業技術大学院大学 加藤由花(yuka@aiit.ac.jp)宛にお申し込み下さい. |
持ち物 | ※講習会に参加される方は,ノートPC(WindowsXP以降,無線LAN等でインターネットに接続できること)とUSBカメラ(ノートPC内蔵カメラでも可)をご持参ください. |
概 要 | ネットワークを利用したロボットサービス研究専門委員会は,ロボットサービスとサービスロボット用アプリケーションの拡大を目指して2010年3月に発足した.
研究会では,ネットワーク技術や通信プロトコルの仕様,ネットワークサービスにおけるロボットの活用,新たなサービスロボットのアプリケーション,さまざまなロボットの標準規格との連携などについて調査・研究を行っている. 本チュートリアルは二部構成で実施し,第一部はRTミドルウェア講習会との合同セッションを行い,ロボットコンポーネントからのインターネットアクセスに関する情報交換の機会を設ける. 第二部は,ロボットサービスイニシアチブ(RSi)の協力を得て,RSiの定めたRobot Service Network Protcol(RSNP)の使い方に関する講習会を実施する. 講習会では,参加者の方に持参頂いたノートPCとUSBカメラを用い,実際にロボットクライアント(RSNPの見守りサービスに接続するクライアント)を作成しながら,RSNPライブラリの使い方を学習する. ロボットクライアントは,ロボットの状態を定期的にサーバへ通知する機能,USBカメラで撮影した画像を定期的にサーバへ送信する機能を持ち,撮影した画像はRSNPサーバ上に実装されたRSiロボットマップからの参照が可能である. |
講 師 | 成田雅彦 氏 (産業技術大学院大学),安藤慶昭 氏 (産業技術総合研究所), 村川賀彦 氏(株式会社富士通研究所),加藤由花 氏(産業技術大学院大学),土屋陽介 氏(産業技術大学院大学) |
プログラム | |||||
第1部 10:00-12:00 「RTミドルウエア講習会との合同セッション」 | |||||
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10:00-10:50 | インターネットを利用したロボットサービスとRSiの取り組み(最新動向) 成田雅彦 氏 (産業技術大学院大学) |
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11:00-11:50 | OpenRTM-aist-1.1.0の新機能および今後の展望について 安藤慶昭 氏(産業技術総合研究所) |
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11:50-12:00 | 質疑応答・意見交換 | ||||
第2部 13:00-16:00 「RSNP講習会」 | |||||
13:00-13:30 | RSNPライブラリとサービス実装方法 村川賀彦 氏(株式会社富士通研究所) |
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13:30-16:00 | RSNPライブラリを利用したロボットの開発実習 加藤由花 氏,土屋陽介 氏(産業技術大学院大学) |