A-TS 08-10「蒸気流計測の高度化に関する研究会」
目的及び調査研究事項:

  産業分野において、ますます省エネ・省CO2、燃料節約が望まれている。そのためには、熱需要の多くを占める蒸気フローの把握・適切な対策が重要になる。しかしながら、蒸気の流量計測は、湿りの影響や、管外計測が困難等の問題のため、従来実施されていないケースが多かった。そこで、2012年4月〜2017年3月において「湿り蒸気流量計測研究会」という名称で、実際の計測で課題となる、湿り蒸気の流量計測に関する研究・技術の取りまとめを行った。本研究会では、研究会名を改名の上、それをさらに発展させ、管外流量計測、湿り蒸気の流動様式、湿り度計測、現場適用等、基礎から応用まで見据えた幅広い研究・技術の収集、取りまとめを実施し、実際の計測に必要な指針の作成を目指す。

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