A-TS 08-07「ヒートポンプの高効率化に関する研究会」
目的及び調査研究事項:

ヒートポンプ技術はエネルギーの高効率利用と地球温暖化ガス削減等の環境問題の解決に貢献する重要な技術の一つである。これに関する技術開発は従来からも産官学において精力的に進められ、性能の向上が図られてきた。近年では、エネルギー環境問題の解決のため、より一層の効率の向上が求められている。こうした目的のためには、ヒートポンプに関連した基礎的な熱流動現象に関する基礎研究とそれに基づく実用的な技術開発を進めていく必要がある。本研究会では、ヒートポンプサイクルの熱効率の向上、冷媒の性能評価、熱交換器の伝熱性能の向上と着霜の防止、膨張エネルギーの効率的な回収といった、ヒートポンプ技術の高効率化にとって必要な基礎研究や技術開発に関して、わが国内外の最新の知見を調査するとともに、研究成果、技術開発の評価を行うことを目的とする。

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