平成11年度は、CO2削減のためのエネルギー有効利用の実施例として、波力発電と廃棄物発電の設備の見学会を、13名の参加で10月7､8日に実施しました。 　１日目は、三重県五ヶ所湾沖合い1.5ｋｍに浮かぶ波力装置「マイティーホエール」を見学し、２日目は、伊勢神宮に参拝した後、岐阜県可児市の廃棄物処理施設「ささゆりクリーンパーク」内の可燃ごみ処理発電施設を見学しました。 　二つの設備の概要を以下に紹介します。
波力発電設備 海洋科学技術センター　マイティーホエール 波の力で空気圧縮機を駆動し、空気タービンで発電 発電容量：(50kW＋10kW)１台、30kW２台 （写真提供　海洋科学技術センター）	可燃ごみ処理発電設備 可茂衛生施設利用組合　ささゆりクリーンパーク ごみの焼却で発電した電気で灰を溶融固化して資源化 処理容量、発電容量：240ﾄﾝ／日、2500kW （写真提供　可茂衛生施設利用組合）

最新の技術に接し、知見を広げると共に、マイティーホエール見学では、チャーター漁船での短いクルーズを楽しむことができました。今後も有意義な見学会を企画してゆきます。