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IIP部門の「中の人」

氏名:桑名 健太
IIP部門での役割:広報委員会 幹事 (2021年度)
所属: 東京電機大学 工学部 准教授

出身は工学部機械情報工学科で,大学院生のころはMEMSセンサの研究を行っていました.学位取得後はMEMSセンサの医療応用や新たな医療看護用機器の研究開発を行っております.医療看護用機器の研究開発においては「人を支援すること」を主な対象としており,医療者の方々をはじめ,多くの方々と連携しながら研究開発を進めています.
コロナ禍の中,学会の講演会等がオンライン化され,オンラインでもいろいろできることがわかってきました.移動が無く部分的な参加も可能となり,情報収集や簡単な打合せの実施という点でメリットを感じています.一方で,コロナ禍の中でもオンサイトでの講演会が開催されるようになり,セッション後に議論を深める,会議の片付けの際に会議に関係のない有益な情報を共有する,帰りの電車で共同研究者の先生と次のステップについて議論する,等,オンサイトでの偶発的なコミュニケーションのよさも再認識したところです.これからコロナが落ち着き,オンサイトでのイベントが増えてくることを期待していますが,オンラインの手軽さも捨てがたく,オンラインとオンサイトのいいとこどりをしつつもハイブリッド運営の困難さをどう解消するか,そういったことを考えながら次年度の講義の準備をしています.

IIP部門は部門紹介にもある通り「より産業や社会に近い立場で創造的な活動を進めうる部門」であり,研究成果の社会実装においては多くの人のかかわりが必要となると思います.研究やコミュニティに新たな広がりが生じるような活動をしていきたいと考えておりますので,皆様どうぞよろしくお願いします.

Last Modified at 2022/2/27