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2019年度部門表彰者の声:功績賞

静岡大学
橋口 原

 この度は、日本機械学会 情報・知能・精密機器部門功績賞をいただきまして、誠に有り難うございました。機械学会に所属するのが遅かったにも関わらずこのような賞をいただき、大変恐縮しております。

 そもそも機械学会に入会したきっかけは、マイクロナノ工学専門会議(現在のマイクロナノ工学部門の前身)が発足するにあたり、電気学会からも協力するべきという話があり、電気学会E部門の著名な先生方から飲み会の席で勧められたという経緯がございます。それで電気学会でも懇意にさせていただいていた先生方が多く在籍する当部門に所属させていただくことになりました。当部門のマイクロナノメカニクスに関するオーガナイズドセッションで発表等をさせていただきながら、マイクロナノ工学部門の部門昇格への申請書を提出した後は、居心地の良さからか、学会活動の中心が完全に当部門に移ってしまいまして今日に至っております。この間平成30年度は部門長まで経験させていただきました。当部門の皆様のご協力に大変感謝をしております。また、機械学会の職員の皆様も非常に優秀で、かなりのサポートをいただきました。ここに心よりお礼を申し上げたいと思います。

 現在機械学会では、部門再編に向けた動きが活発化しております。若手の活躍できる環境の構築、新しい分野への迅速な対応などがその理由となっておりますが、情報・知能・精密機器部門は、その以前からこのような意識で動いて参りました。最近の若い先生方を見ていると、本当に頼もしく感じます。私も新しい研究テーマを探索しながら、当部門の益々の発展に貢献できたらと考えております。皆様、この度は本当にありがとうございました。

Last Modified at 2020/12/22