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IIPサマースクール2010の幹事を担当して


東洋大学大学院工学研究科機能システム専攻1年
染谷哲章,張 振竜,西原龍成

 私は今回のIIPサマースクールに幹事として参加しました.私はこのように大きなイベントの幹事をした経験がなく始めは戸惑いましたが,各大学の担当者の方々に助けられて無事終えることができました.

  幹事の仕事を通して,大人数で行動する事の難しさや事前の計画と準備の大切さを改めて痛感しました.スケジュールの進行中には様々な変更や問題点がありましたが,その時々で学生の皆さんの「こうした方がいいんじゃないか」とか「こうした方がより良くなるよ」といった積極的な意見が得られ問題解決の大きな助けになったと印象に残っています.

  このように今回のIIPサマースクールでは,普段交流する機会の少ない他大学の方々と情報交換をしたり,同じテーマについて討論したりするなどとても刺激的で有意義なものになったと思います.

  私はこの経験を活かし,今後困難な問題に直面しても諦めずに乗り越えられるように努力していきたいと思います.このような貴重な場を与えていただいた方々には本当に感謝をしています.(染谷哲章)

 

 今回は私にとって二度目の参加となるIIPサマースクールですが,今年は去年と違い,全体を取り仕切る幹事の一人として参加させて頂きました.東洋大からは,私を含めた大学院一年の三人が幹事を務め,全体のスケジュール調整や各企画の準備をおこないました.

  研究室など日常の場から,遠く離れた不慣れな土地で,78名という大勢の人が動く盛大な企画ですから,私は大小問わず何かしらの不都合が起こると考えていました.

  想定しうる問題は事前に対応策を立てておくことができます.しかし,当日になってみて,考えが至らなかったために発生する問題も必ず出てきます.今回のIIPでは,スケジュールの遅延や一部のグループ再編成などのアクシデントが発生しました.

  そういった事態に直面した時,特に大事であると感じたことは,決断力とそれに伴う幹事としての責任です.問題に対してすばやく決断を下し対応をしなければ,参加者はどう動いていいか分からず更に遅れが伴ってしまいます.そして,その決断は常に幹事として責任を持たなければなりません.今回のIIPでは普段の学生生活では学ぶことができない貴重な体験をすることができました.

  そして,このイベントを無事に成功させることできたのは,各大学との連絡係を務めてくれた染谷君,部屋割を考えてくれた西原君など他二人の幹事の協力あってこそのものだと思います.また,様々なアドバイスを下さった先輩方や先生,参加者皆様の協力のおかげであると強く感じました.

  今回の経験は,今後社会で生きていく上で絶対に役に立つと思います.本当にありがとうございました.(張 振竜)

 

 今回のIIPサマースクールでは,幹事という立場で参加させていただきました.

  このような大人数での行事の幹事を務めるのは初めてなので,至らぬところもたくさんありました.前日までの準備では,部屋割りやスポーツ交流会のプログラムは度重なる変更に追われていました.当日における行動は昨年を参考にしましたが,実際やってみると対応が遅れてしまい,研究室の皆さんに協力させてしまった事もありました.全体で振り返ってみると,幹事として上手に立ち回ることはできませんでした.

  それでも無事に終わらせることができたのは,先輩方のアドバイスと研究室及び他大学の皆さんの協力や迅速な行動によるものだと思います.

  今回のIIPを通じて,協力してくれる人が居ることのありがたさというものを感じることができました.学生のうちにこのような体験ができる機会はあまり無いと思います.今後も様々な経験を通して学ぶべきところを見つけていきたいです.(西原龍成)

Last Modified at 2011/1/26