IIPサマースクール2010参加記


湘南工科大学工学部4年生
黒澤恒太

 

 私は大学に入学して以来,他大学の学生たちとの交流がほとんどありませんでした.なので,サマースクールの部屋割を見たときに,すべて他大学の初対面の学生たちだけだったので話ができるか,打ち解けられるか大変不安でした.しかし,サマースクール最初のイベントである部屋別対抗ソフトバレーボール大会で一緒に試合をしてゆくにつれ,同じ部屋の人とも打ち解けられたような気がしました.

 その後,先生方の講演を聞き,「研究をするとは,どういうことなのか?」,「就職後の企業でエンジニアに求められる素養は何か?」など,普段あまり聞けないお話に接することができました.

 サマースクールのメインイベントである部屋別メンバーによるグループ討論は,ソフトバレーボール大会での交流があったおかげで議論が円滑に進み,他大学の人たちと充実した討論ができたと思います.

 2日目のグループ討論の発表会では,グループによって様々な意見が出ていたのが印象的でした.私たちのグループでは,考えもしなかった視点に着目して,検討視点の多様性を実感することができ,とても有意義な発表会だと思いました.

 私は,最初,サマースクールに行くのにあまり乗り気ではなかったのですが,終わってみてから考えると参加して本当に良かったと思いました.こういった貴重な体験ができることはなかなかないと思うので,後輩にもサマースクールへの参加を強く勧めます.

Last Modified at 2011/1/26