IIPサマースクール2009を終えて


東京電機大学
理工学部知能機械工学科
振動・音響工学研究室
加藤大輔

 私は,学生生活において他大学の方との交流というものをほとんど経験したことがなかったため,今回のIIPサマースクールが初めて他大学の方と交流する場となり,とても充実した2日間でした.一緒に活動するというのは日常では体験できないのでことなので,貴重な体験ができたと思います.今回は全体的な感想を書きたいと思います.

 部屋割りは,他大学の方と均等にわかれるようになっていたので,最初は不安が多かったです.しかし,趣味が同じ,内定先が同じ,など共通点が多く,すぐに打ち解けることができました.最初に行われたソフトバレーボール大会では「やるからには優勝を目指す」と目標を立て,決勝まで勝ち進みました.最後の試合は引き分けだったため,じゃんけんで勝者を決めることになりましたが,じゃんけんでも見事勝利し優勝することができました.ソフトバレーボール大会を通して,部屋の人達と交流を深めることができたので,その後のグループ討議のテーマについてもスムーズに話を進めることができました.

 グループ討議のテーマは「身近な製品の知能化」というものでした.いろいろな大学の方が集まったので,私では思いつかないようなアイデアや,発表の仕方の違いなどを見ることで,私自身も成長することができたと思います.

 就職活動も無事に終わり,来年の4月に入社する私にとって,企業の方の講演は非常に興味深く,「働く」ということに関して改めて考えることができました.実際に働いている方の話というものはとても貴重な話であり,将来様々な場所で役に立つ内容でした.

 今回は2日間という短い日程でしたが,2日間とは思えないくらい充実した内容でした.他大学の方と交流することで,自分自身を振り返ってみる絶好の機会であり,この経験が活きてくる場面も出てくると思います.機会があるのなら,このような活動に積極的に参加したいと思います.

 今回のIIPサマースクールを行うにあたってご尽力頂きました先生方,幹事の皆様,また,参加された学生の皆様,ありがとうございました.

Last Modified at 2009/11/5