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分科会報告「人間情報知能メカトロニクス分科会」
主査：木口量夫（佐賀大学），幹事：成瀬 央（三重大）
「人間情報知能メカトロニクス分科会」は平成16年度に発足し，昨年度は合計５回の講演・見学会を開催しました．特に第５回の講演・見学会以降からは，分科会委員に限らず，IIP部門の会員全員に講演・見学会をアナウンスし，多くの人々に貢献できるようになりました．本分科会の目的は，「情報・精密機器等のメカトロニクス 機器の知能化」技術を発展させるために，先端研究施設への見学と訪問先での講演会を実施して，問題解決や新しいシーズを得る機会を提供することです．直接メカトロニクスの知能化技術に関連するものはもとより，将来メカトロニクスの知能化技術に役立つであろうと思われるものまでテーマを幅広く取り上げており，具体的なトピックの例としては，マルチメディア，ヒューマンインタフェース，ヒューマン情報処理，生体信号，バイオミメティックス等のヒューマンサイエンス，パターン認識・理解，分散AI，知識処理等の人工知能，ファジイ推論，ニューラルネット，遺伝的アルゴリズム等のソフトコンピューティング，インテリジェント制御，インテリジェントセンサ，ロボティクスなどが挙げられます．
今年度に開催した講演・見学会の内容を以下に示します．
第６回講演・見学会：
開催日：1月16日（月）
場所：産業技術総合研究所
13:00−13:45 「多自由度アクチュエータ」 矢野智昭氏（産総研）
13:45−14:30 「ＲＴミドルウェアプロジェクトと標準化活動」 神徳徹雄氏(産総研)
14:30−15:30 産業技術総合研究所研究室見学会
本分科会では，今後も全国各地の先端研究施設で講演会や見学会を開催し，興味深いテーマについて話題提供と討論を行う予定です．次回の第７回講演・見学会は平成18年10月4日に東北大学にて開催する予定です．
分科会への参加登録は随時行っておりますので，関心のある方は，下記までご連絡下さい．
主査 木口量夫（佐賀大学） kiguchi@me.saga-u.ac.jp
幹事 成瀬 央（三重大学） naruse@pa.info.mie-u.ac.jp