「機械の知能化に関する学際領域研究分科会」活動紹介
主査: | 高橋 宏(湘南工科大学) taka-hirosc.shonan-it.ac.jp |
幹事: | 五十嵐 洋(東京電機大学) |
分科会登録メンバー: | 約20名 |
期間: | 2010年5月〜2013年2月(予定) |
活動の目的
知能機械の高機能化・実用化の実現には,機械工学の枠を超えた学際的研究視点が必要不可欠である.特に,脳科学・認知科学に代表される知能の本質や人間能力の解明を目指した研究・知見を知能機械へ応用することで,より高いレベルの知能機械の実現が期待されている.しかし,それぞれの専門研究の用語やアプローチの違いにより,有機的な学際的協調が困難となっている現状がある.本分科会は,異分野の研究者が,時間をかけてじっくり議論できる場を提供することで機械にとっての新しい知能化潮流を探索し,これからの年次大会や部門講演会でのオーガナイズドセッション構成に反映させ,相乗的にそれぞれの専門分野の学術的発展に寄与する.
活動内容
京都大学大学院小林教授研究室,埼玉大学大学院綿貫教授研究室などを訪問し,最先端の研究紹介をいただくとともに高次脳機能計測と機械の知能化に関して熱い議論を行っております.
分科会での討議の様子
今後の展開
2011年度日本機械学会年次大会にて開催した先端技術フォーラムでの議論を受けて,高次脳機能計測分野のみならず,心理学,認知科学などの幅広い分野から機械の知能化を学際的に検討する活動に展開してゆきたいと考えています.学際領域からの興味深い議論になると思いますので,皆様のご参加をお待ちしております.
Last Modified at 2012/2/13