２０１１年１１月２４日（木）～２５日（金）にかけて，佐賀県鳥栖市の産業技術総合研究所 九州センターにて，日本機械学会 設計工学システム部門が主催する国際会議の第１１回 設計工学ワークショップ（the 11th Design Engineering Workshop 2011, DEWS2011）が開催されました．今年度のDEWS2011は，合計28件の講演論文（国内15件，国外13件）と発表があり，45名の参加者を集めました．特に，サービスも含めた価値創造の設計にフォーカスした講演が，アカデミアおよび産業界から行われ，密度の濃い議論が行われました．

講演発表は，７つのオーガナイズセッションにて行われました．各オーガナイズドセッションでの発表件数は，以下の通りです．

• OS名：Design & Strategy　発表件数：４件
• OS名：Design & Systems　発表件数：４件
• OS名：Design & Kansei　発表件数：３件
• OS名：Design & Analysis　発表件数：３件
• OS名：Design & Services　発表件数：５件
• OS名：Design & Interactions　発表件数：３件
• OS名：Design & Education　発表件数：６件

本年度は，特にProduct Service System (PSS)の創成と構想デザインに関する論文発表が，目立った成果をあげており，質疑も活発に行われました．詳細はDEWS2012にて公式発表される予定ですが，PSSに関係する研究論文と，講演発表に対して，それぞれBest Paper AwardおよびBest Presentation Awardが贈られる予定となっています．

DEWS2011の詳細の様子は，以下の国際会議公式ページよりご確認ください．
http://zairiki.mech.yamaguchi-u.ac.jp/DEWS2011/

また，2012年度の開催情報は，以下よりご確認いただき，奮ってご参加いただければ幸いです．
http://d-workshop.org/