ページ製作・編集 D&S広報委員会,2010年10月発行

構造・機械システム最適化に関する第6回日中韓ジョイント・シンポジウム(CJK-OSM6)開催報告

 (広島大学 大崎 純)

 2010年6月22日(火)から6月25日(金)の4日間にかけて,京都市の京都ガーデンパレスホテルを会場に標記シンポジウム(The 6th China-Japan-Korea Joint Symposium on Optimization of Structural and Mechanical Systems:CJK-OSM6,日本機械学会とInternational Society for Structural and Multidisciplinary optimizationの共催)が開催された.日本,中国,韓国をはじめ7ヶ国から231名が参加し,4件の基調講演と16カテゴリーに分かれた47のセッション,200件の構造最適設計に関する研究を中心にした講演が行われ,活発な討論が繰り広げられた.日本からは土木学会,日本建築学会,日本航空宇宙学会,日本計算工学会などの関係者231名が参加した.講演内容では,形状最適化やトポロジー最適化など,構造最適設計に関する講演が多くあった一方で,多目的最適化や近似最適化など,最適化そのものに焦点を当てた講演も数多く行われた.本シンポジウム講演者の中からOutstanding Young Scientist Awardが3名選ばれ,日本からは広島大学の竹澤晃弘先生がその栄誉に浴された.講演会最終日に開催されたバンケットで,第7回シンポジウムCJK-OSM7を2012年に中国の黄山で開催することを期して散会した.開催にご尽力いただいた先生方,参加された皆様に感謝申し上げ,報告とします.

 

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