• 開催日時：2010年8月25日（水）～28日（土）
• 会場：ラマダプラザ済州ホテル（韓国・済州市）
• 主催：韓国CAD/CAM学会

　2010年8月25日（水）から28日（土）にかけ，韓国済州市のラマダプラザ済州ホテルにおいて，2010 Asian Conference on Design and Digital Engineering（ACDDE2010）が開催されました．この会議は，設計工学およびデジタルエンジニアリングの最新の研究動向および産業界での活用状況を研究者，技術者の間で共有することを目的として今回初めて開催されたものです．会議ではDesign Engineering Workshop，PLM Workshop，Geometric Computing Workshop，VR and Multimedia Workshop，BioCAD Workshop の5つのトピックエリアワークショップが並行して運営されました．それぞれのワークショップで活発に議論が展開されただけでなく，異なる研究トピックの参加者の交流も活発で，大いに盛り上がりました．本会議の詳細については下記のサイトをご覧ください．

http://caditlab.snu.ac.kr/acdde/index.php

　 私は上記のワークショップのうちのDesign Engineering Workshop (DEWS) に参加しましたので，その様子も簡単に報告いたします．DEWSは，日本および韓国で活躍中の設計工学の研究者，技術者に国際的な議論の場を提供することなどを目的として，2000年の第１回ワークショップを皮切りに日本と韓国で交互に開催されているものです．従来，設計工学・システム部門が主催または共催しており，部門との関連が深いワークショップです．今回はDesign & Strategy, Design & Systems, Design & Analysis, Design & Interaction, Design & Service Innovation, Design & Kansei, Design & Education の7つのセッションが企画され，計35件（韓国22件，日本13件）の発表があり，活発な議論が行われました．ワークショップの最後には今後のDEWSの進め方について参加者全員で話し合いました．なお来年度は日本で開催される予定です．

 

横断幕

ワークショップの様子

バンケット

 

 

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