開催日時：2009年10月26日（月），27日（火）
会場：沖縄残波岬ロイヤルホテル（沖縄県中頭郡読谷村）
主催：日本機械学会設計工学・システム部門，韓国CAD/CAM学会
共催：産業技術総合研究所，Design Society（Japan SIG）

2009年10月26日，27日に，沖縄県読谷村の沖縄残波岬ロイヤルホテルにて，設計に関する日韓ワークショップ2009（DEWS2009）が開催されました．本ワークショップは，日本および韓国で活躍中の設計工学の研究者，技術者に国際的な議論の場を提供し，設計に関する戦略や手法などについての最新の研究成果，研究動向の知識を共有することを目的としています．2000年の第１回ワークショップを皮切りに日本と韓国で交互に開催されています． 9回目の開催となった今回のワークショップでは，Strategy and DESIGN，Systems and DESIGN，KANSEI and DESIGN，CAD and DESIGN，Optimization and DESIGNの5つのトピックのオーガナイズドセッションが設けられました．どのトピックにも日本，韓国の双方からの講演があり，ワークショップ全体の講演件数は32件でした．このワークショップの特徴は，設計工学における様々な専門領域の研究者，技術者が一堂に会し，それぞれの領域の興味深い研究を発表し，深く議論できる場であるという点にあります．このため講演プログラムは１トラックで構成され，講演時間は質疑応答を含め25分と十分な長さが確保されています．今回の参加者数は50名で，いずれのセッションでも興味深い発表があり，活発な議論がなされ非常に盛況でした．また，懇親会には53名の参加があり，よい交流の場となりました．
なお，本ワークショップの詳細については下記のサイトをご覧ください．

http://www.msel.t.u-tokyo.ac.jp/DEWS2009/index.html