No.24(2003年10月1日発行)
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日本機械学会 設計工学・システム部門 副部門長に当選して |
山崎 光悦(金沢大学) |
この度,はからずも今期の副部門長に選出されました.昨年,本部門の副部門長を運営委員の選挙によって選出するように制度が改められ,選挙による最初の副部門長ということで,責任の重さを痛感しております.
長引く経済不況のなか,機械学会の会員数の長期低落傾向に歯止めかからず,本部門も部門活動の活性化を通じて側面的に会員規模の維持に積極的に貢献すべき重要時期にあります.難しい舵取りをされている吉村允孝部門長を支えて,部門活動の活性化,部門運営に努力して参る所存でありますので,部門所属の会員諸兄の叱咤激励をお願いする次第です.
私が述べるまでもなく設計工学・システム部門は,第1位,第2位登録者合計が2,633名と21部門中10位,第3位登録までを含めますと4,415名の会員を擁し(2003年6月末現在),中規模の中堅部門として設計・生産にかかわる分野横断的かつ革新的な研究分野をカバーする役割を担っております.しかしながら,擁する会員数規模からすると毎年行われている部門講演会をはじめとする部門の諸活動の規模・アクティビティは決して満足なものとは言いがたい状況にあります.先の部門別の活動評価結果(平成13年度)でも,幸い学術普及・発展活動や学術成果公表・普及,国際交流,関連学協会・他部門との連携などでは比較的良い評価を得たものの,学術分野の育成・支援活動や社会貢献・地域・支部との共同事業,将来戦略・新領域開拓活動,登録会員への情報提供・サービス面ではかなり厳しい評価を受けております.本部門は設計・製造に関わる生産活動を支援する分野であり,例えば巨大システムの設計やマイクロマシン,メインテナンス工学,サービス工学など新分野の開拓を目指して,基幹となる個別専門分野とはまた異なった役割が求められております.
一方,支部・部門活性化委員会の提案を受けて理事会では,登録部門数の3部門から5部門への拡大やそれに伴う部門予算の再配分,その他の活性化策が検討されています.新分野を横断的にカバーする部門を開拓するため,ナノテクや電子部品の実装をはじめ新分野対応型研究活動組織による学術活動の試みも始まっています.
吉村部門長を支えて,部門の更なる活性化,上記の諸課題への挑戦に微力ながら努力して参る所存でありますので,皆様のご支援,ご協力を切にお願いする次第です.
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年次大会における部門同好会の様子 |
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本年8月6日(水)から8月8日(金)に開催されました日本機械学会年次大会におきまして,設計工学部門,生産システム部門,生産加工・工作機械部門合同の部門同好会を開催させていただきした.
設計・生産関連部門の皆様の懇親および情報交換の場になったかと思います.また,キャスコの鎌田利彦社長より「ものづくりへの情熱」と題して,同社の歩みのお話も頂きました.今後,このような機会を通じてものづくりとは何かを考える際の交流の場として,次年度以降の部門同好会の活性化につなげていただければと存じます.名古屋大学の北先生に撮影していただいた同好会の様子です.
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No.03-27 第13回設計工学・システム部門講演会 |
設計工学・システム部門-北陸信越支部 合同企画 |
開催日
2003年10月30日(木)~11月1日(土)
会場
金沢読売会館(〒920-0912 石川県金沢市大手町5-30)
詳細は,http://solid3.hm.t.kanazawa-u.ac.jp/ds2003/をご覧ください.
趣旨・特色:
設計工学システム部門の部門講演会も13回目を数えるに至りました.我が国の長引く構造不況の中で,高付加価値を目指す日本型ものづくりが少しずつ見直され,明るい兆しが垣間見えてきているように感じられます.今回は,自然・人間と調和した近未来の「新日本型ものづくりを目指して」をテーマに,通常のオーガナイズドセッション,一般セッションに加えて,海外から著名な先生を招き,特別講演を企画しております.また,「解析コンテスト」や前回から登場した新しい試み「設計コンテスト」も引続き実施します.さらに全国的な広がりを見せる「設計教育」についても議論の場を提供する予定です.皆様のご参加をお待ち申し上げます.
プログラム
10月30日(木曜日)
第1室
10:50~12:10
【人工物工学Ⅰ】 座長 下村芳樹(東京大学)
1101 |
環境を考慮したハードな面からの人工物研究 |
○藤田豊久(東大) |
1102 |
自己修復型人工物実現のための分散演算用アナログ演算器の検討 |
○高橋浩之(東大) |
1103 |
自己と他者の時間的共創問題に関する認知心理学的検討 |
○竹中 毅(東大),上田完次 |
1104 |
自己組織化を用いた設備計画とレイアウト計画の統合 |
○藤井信忠(東大),小林元宏(ソニー),牧田敏之(ソニーセミコンダクタ九州),鳩野逸生(神戸大),上田完次(東大) |
14:10~15:50
【インバース・マニュファクチャリングとメンテナンス工学Ⅰ】 座長 梅田靖(都立大学)
1105 |
RBFNを用いたディーゼルエンジンの故障予測 |
○宇都宮大和(香川大院),荒川雅生(香川大),田中泰明(京都大),石川浩(香川大),木村信行(四国機器) |
1106 |
テキストマイニングを用いた故障記録のコード化に関する研究 |
安藤英幸(東大院),大和裕幸,○中野知彦,増田宏 |
1107 |
極限環境下人工物のための新しい論理素子の研究 |
○高橋浩之(東大),下村芳樹 |
1108 |
衛星開発における信頼性工学と自己修復 |
○小川康雄(通信総研) |
1109 |
自己修復型人工物のための分散情報処理 |
○小松謙介(東大),高橋浩之,中沢正治 |
16:00~17:20
【インバース・マニュファクチャリングとメンテナンス工学Ⅱ】 座長 安藤英幸(東京大学)
1110 |
消費者の価値創造行動に着目した循環型社会形成 |
○太田賢祐(神戸大院),前田剛志(神戸大),田浦俊春(神戸大院) |
1111 |
QFDを用いた環境調和型サービスの設計支援手法の提案 |
○坂尾知彦(三菱総研),内田誠(東大),原辰徳,渡辺健太郎,下村芳樹 |
1112 |
アップグレード設計のための計画支援システムの開発 |
○松田暁(東大),下村芳樹,近藤伸亮(都立大),梅田靖 |
1113 |
間接制御による循環型社会形成方法論 |
○寺内貞人(神戸大院),田浦俊春(神戸大) |
第2室
10:50~12:10
【音・振動と設計】 座長 鈴木賢一郎(エステック)
1201 |
制御特性を含めた振動解析事例紹介(MSC.Nastran、iSIGHTによるレーザポインタ装置の振動特性最適化検討) |
○海老澤
弘道(エステック),筒井 桂一郎 |
1202 |
定常波離散化タイヤモデルの開発 |
○松岡久祥(日産自動車) |
1203 |
構造物の振動と音響放射特性に関する検討 |
○小金井玲子(東工大院),角内洋、萩原一郎(東工大) |
1204 |
ランダム路面入力シミュレーションを用いたアクティブサスペンションの最適設計 |
○古市崇(東工大院),福島直人(シミュレーション技術研究所)、萩原一郎(東工大) |
14:10~15:50
【一般Ⅰ】 座長 田中正夫(大阪大学)
1205 |
ユニバーサル・デザインの体系的方法論へのアプローチ(製品事例によるユーザ範囲と製品構造の関係分析) |
○村上 存(東大院),出口雅俊 |
1206 |
確率速度モデルによる交通シミュレーション(都市交通への適用について) |
○玉樹龍洋(名大),安江里佳,北英輔 |
1207 |
自律性を備えた屋内低床移動装置の開発 |
○多田幸生(神戸大),福廣聡(日本ビジネスデータープロセシングセンター) |
1208 |
股関節手術計画システムの遠隔化と医師のノウハウの定量化 |
多田幸生(神戸大),○鍵山善之(神戸大院),佐藤嘉伸(阪大院),菅野伸彦,中本将彦 |
1209 |
自動車サスペンションにおける設計コンセプトの評価に関する研究 |
○坂原孝徳(横浜国大院),于 強(横浜国大),本山惠一(MSC) |
16:00~18:00
【一般Ⅱ】 座長 多田幸生(神戸大学)
1210 |
ペトリネットを用いたインターネット受注型顧客志向生産システムの解析 |
○王敏偉(埼玉大院),綿貫啓一(埼玉大) |
1211 |
Modeling Method of Stress Concentrated Members for First Order
Analysis(2nd Reoprt : Approximation of 3D-members) |
山崎光悦(金沢大),○MD Shawkut Ali Khan(金沢大院) |
1212 |
根性最適化の特性評価の試み |
○花原和之(神戸大),多田幸生 |
1213 |
スプレッドシートによる2次元弾性問題の簡易計算法 |
○宮田悟志(エンジニアス・ジャパン),登坂宣好(日大) |
1214 |
GridRPCを用いた汎用最適化計算システム |
○下坂久司(同志社大院),廣安知之(同志社大),三木光範 |
1215 |
樹脂成形製品設計における非接触型形状測定/評価システム適用事例 |
○中島靖(三菱電機) |
第3室
10:50~12:10
【システム最適化Ⅰ】 座長 横山良平(大阪府立大学)
1301 |
企画段階における実験評価と数値解析に基づくピエゾバイモルフアクチュエータの構想設計法 |
○ 米田浩延(京大院),吉村允孝(京大),西脇眞二,泉井一浩 |
1302 |
確率過程を用いた新たな最適化手法によるハンググライダーの機体形状と飛行経路の統合的最適化 |
○吉田洋明(日大),近藤理良(セック),山口雄仁(日大),石川芳男 |
1303 |
多目的最適化の製品開発上流段階への適用 |
○黒岩正(東芝),古川亮,大富浩一 |
1304 |
RBFを用いた近似最適化(離散変数との混合最適化の場合) |
○荒川雅生(香川大),白井隆晴(香川大院),幸野仁実(香川大),中山弘隆(甲南大),石川浩(香川大) |
14:10~15:50
【最適設計Ⅰ】 座長 廣安知之(同志社大学)
1305 |
モードトリミング法による大域的最適化における不等式制約条件考慮の一方法 |
○横山良平(阪府立大院),伊東弘一 |
1306 |
一般化ランダム・トンネリング・アルゴリズムによる大域的最適化(分岐による複数の局所解の探索) |
○北山哲士(金沢大),山崎光悦 |
1307 |
Particle Swarm Optimization (最適化手法としての解釈と解析) |
○安田恵一郎(都立大院),永岡右明 |
1308 |
モードトリミング法によるニューラルネットワーク誤差逆伝播法における大域的最適化 |
○横山良平(阪府立大院),伊東弘一 |
1309 |
多点探索型メタヒューリスティクス |
○安田恵一郎(都立大),岩崎信弘 |
16:00~17:40
【最適設計Ⅱ】 座長 荒川雅生(香川大学)
1310 |
確率モデル遺伝的アルゴリズムを用いた構造物最適化 |
○下坂久司(同志社大院),廣安知之(同志社大),三木光範 |
1311 |
遺伝子の特徴抽出型GAとその応用 |
尾田十八(金沢大),○金井亮(金沢大院),河登洋介(金沢大) |
1312 |
多様性を考慮したジョブショップスケジューリングの検討 |
○長谷川聡(茨城大),乾正知,宮下朋之 |
1313 |
並列分散対話型遺伝的アルゴリズムの提案 |
三木光範(同志社大),廣安知之,○冨岡弘志(同志社大院) |
1314 |
遺伝的アルゴリズムを用いた歩行ロボット脚の最適軌道生成 |
○中村良太(信州大院),中村正行(信州大) |
第4室
9:50~12:10
【設計コンテスト】 座長 大富浩一(東芝)
1401 |
設計段階における品質工学の活用 |
○杉本稔(富士通),竹下 修二 |
1402 |
衝突対象を考慮した車体構造設計に関する研究 |
○白石大輔(横浜国大),于強,岡本和之,白鳥正樹 |
1403 |
携帯電話機実装基板の構造信頼性設計システムの開発 |
○坂本博夫(三菱電機),高田志郎,伊藤順子,西村浩之 |
1404 |
多目的遺伝的アルゴリズムと現象論モデルによるディーゼルエンジン |
○廣安知之(同志社大),三木光範,渡邉真也(産総研),金美和(同志社大),澤田淳二,Miao Haiyan(近畿大),廣安博之 |
1405 |
軽量ヒートシンク(不等ピッチフィン)の最適設計手法の開発 |
○羽下誠司(三菱電機),小林孝,大串哲朗 |
1406 |
Excelを利用した設計者向け最適化支援ツールの開発 |
○田中泰弘(エンジニアス・ジャパン),米澤智志 |
1407 |
効率的パラメータ計算による最適化設計支援システム |
○長谷川豪(アイ・ティ・ジェイ),石岡稔,川路史奈乃,永井剛,榎本雅己 |
14:10~17:20
【設計研究会公開討論】 「設計とは!!日本型設計環境の実現に向けて」 総合司会 大富浩一(東芝)
P1401 |
設計を取り巻く環境と行う環境 |
藤田喜久雄(阪大) |
P1402 |
設計研究:SeedsとNeedsの連携 |
村上存(東大) |
P1403 |
エンジニアの道具としての設計環境 |
青山和浩(東大) |
P1404 |
CAEと設計 |
茂木正徳(富士通㈱) |
P1405 |
上流設計の重要性とその手法 |
小林孝(三菱電機㈱) |
P1406 |
最適化と設計 |
黒岩正(㈱東芝) |
P1407 |
製品分野と設計環境 |
工藤啓治(エンジニアス・ジャパン㈱) |
10月31日(金曜日)
第1室
9:00~10:00
【人工物工学Ⅱ】 座長 高橋浩之(東京大学)
2101 |
自己修復モジュールのための設計支援システム |
○坪井泰憲(東大),下村芳樹 |
2102 |
サービス工学に基づくフロー型サービスモデル |
○三浦泰輔(成蹊大院),小方博之(成蹊大),下村芳樹(東大),新井民夫 |
2103 |
創造的設計のための仮説的知識の生成手法 |
○吉岡真治(北海道大),野間口大(阪大),藤本裕(東大),下村芳樹,武田英明(国情研) |
10:10~11:40
【インバース・マニュファクチャリングとメンテナンス工学Ⅲ】 座長 平岡弘之(中央大学)
2104 |
モジュール化設計におけるインターフェイス情報のマネジメントに関する研究 第二報(インターフェイス間の優先情報のマネジメント) |
○青山和浩(東大院),宇野雄哉 |
2105 |
プラガブルLCAシステムの開発 |
○田中岳志(東大),阪井則雄,下村芳樹 |
2106 |
ネットワークエージェントを用いた製品のライフサイクル支援(状況に基づく部品の保全) |
○岩浪慶成(中央大),平岡弘之,瀬谷毅,藤井雄哲 |
2107 |
メンテナンスシステム構成要素の製品品質管理への影響評価 |
○秦智之(東大院),木村文彦 |
14:10~15:50
【設計の統合化Ⅰ】 座長 藤田喜久雄(大阪大学)
2108 |
情報の段階的詳細化による生産資源統合設計支援システム |
青山和浩(東大院),○武市祥司,西本 哲 |
2109 |
構想設計段階での2次元/3次元統合設計手法に関する考察 |
○山中義太郎(三洋電機),増田浩明,前田剛 |
2110 |
再利用性を考慮した解析モデリング手法の提案(人工衛星の熱設計への適用) |
○青木久美(三菱電機),小林孝,吉沢二郎,北川哲也,山下慎太郎 |
2111 |
設計情報・設計意図情報を扱うための統合モデルについて |
○竹内一博(阪大院),妻屋彰,若松栄史,白瀬敬一(神戸大),荒井栄司(阪大院) |
2112 |
設計問題のグラフ理論による体系化の試み |
○吉川信治(サイクル機構),南正樹(NESI) |
16:00~17:40
【設計の統合化Ⅱ】 座長 青山和浩(東京大学)
2113 |
CD-SCENERY: 設計議論を明確化する概念設計支援システム |
○蔵川圭(奈良先端科学技術大学院大) |
2114 |
製品アーキテクチャの設計支援のための情報システムの構想 |
○野間口大(阪大),飯高智史,大沼充史,藤田喜久雄 |
2115 |
概念設計における設計情報表現と時間・空間関係の管理 |
○妻屋彰(阪大院),森津良(キーエンス),若松栄史(阪大院),白瀬敬一(神戸大),荒井栄司(阪大院) |
2116 |
製品ファミリーにおける共通部品群の最適性に関する研究 |
○吉岡真一(阪大),藤田喜久雄 |
2117 |
製品開発における手法やツールの活用状況についての調査報告 |
○藤田喜久雄(阪大),松尾崇宏(村田製作所),井上厚(阪大) |
第2室
9:00~10:20
【ワークショップ】 「設計支援ソフトウエア・ツールの最前線」 司会 北山哲士(金沢大学)
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自動化・統合化・最適化ソフトウェア「iSIGHT」最新技術動向 |
○米澤智志(エンジニアス・ジャパン) |
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10:30~12:10
【情報共有と設計】 座長 綿貫啓一(埼玉大学)
2201 |
図形と物理量による設計概念図の表現とその類似度に基づく設計支援 |
○村上存(東大院),臼井恵(富士総研) |
2202 |
データ包絡分析法を用いたトレンド分析法の開発(技術的トレンドと市場ニーズの関係について) |
○八木俊朗(香川大院),荒川雅生(香川大),中山弘隆(甲南大),石川浩(香川大) |
2203 |
技術資産活用による新規ソリューション創出手法の提案 |
○吉田充伸(東芝) |
2204 |
造船設計知識マネージメントへのセマンティックWebの応用 |
安藤英幸(東大),大和裕幸,○内藤紀彦,佐藤昌弘(NTTデータ) |
2205 |
没入型仮想共有環境を用いた鋳造方案支援システムの構築 |
○綿貫啓一(埼玉大),小島一恭 |
14:10~15:50
【コラボレーション・コンカレント設計】 座長 宮下朋之(茨城大学)
2206 |
組立信頼性評価の研究 |
○鈴木辰哉(日立製作所),上野裕美子,有本象治,松本義雄(東海大学),棚瀬裕和,河崎洋(日立建機) |
2207 |
「小さな開発室」によるせん断工具の最適設計 |
桜井俊明(いわき明星大学),猪狩政勝,○坂内由昌 |
2208 |
開発プロジェクトにおける柔軟なプロセス情報の管理について |
○柴肇(三洋電機),前田剛,中山隆文 |
2209 |
コミュニケーション構造の視覚化に基づいた創造的コラボレーション支援 |
○小林正和(京大),吉村允孝,西脇眞二,泉井一浩 |
2210 |
日本型Middle up down協調設計手法の提案(超薄型ノートパソコン開発への適用結果と一考察) |
○小林孝(三菱電機),中岡邦夫,川辺伸,有田直喜,岩本秀人,山本卓 |
16:00~17:40
【ヒューマンインタフェース】 座長 五福明夫(岡山大学)
2211 |
形状操作を伴う協調作業支援システムにおける音声通信機能の開発 |
○伊藤照明(徳島大),冨田大介(徳島大・学) |
2212 |
赤外線方式による人間追従型自律移動ロボットの開発 |
○伊藤照明(徳島大),宮田博光(徳島大・学) |
2213 |
塑性物体を入力装置とする動的3次元形状操作インタフェース |
村上存(東大院),○小林剛也,水留浩一 |
2214 |
サービスロボットのための対話モデル |
○五福明夫(岡山大),中谷武平(岡山大院)横田直人(岡山大・学)伊藤一之(岡山大) |
2215 |
CAEを用いた車両性能設計における設計領域を示す新設計手法の開発 |
于 強(横浜国大),○吉川賢一(横浜国大院),影山雄介(横浜国大) |
第3室
9:00~10:20
【最適設計Ⅲ】 座長 小木曽望(大阪府立大学大学院)
2301 |
一自由度系フラッタ発電の多目的最適設計 |
○清水絵里子(東北大),大林茂,磯貝紘二(九州大) |
2302 |
空力弾性特性を考慮した複合材板翼の最適設計について |
○亀山正樹(東北大) |
2303 |
遺伝的アルゴリズムを用いた2段式スペースプレーンの概念設計 |
○関建(日大院),藤本正志,吉田洋明(日大),山口雄仁(日大短期大学部),石川芳男(日大) |
2304 |
非構造N-S計算によるRLVブースター段翼形状の進化的最適設計 |
○千葉一永(東北大),大林茂,中橋和博 |
10:30~12:10
【最適設計 Ⅵ】 座長 廣川敬康(近畿大学)
2305 |
梁要素を用いた設計者向けトポロジー最適化ツール |
○西垣英一(豊田中央研究所),鶴見康昭 |
2306 |
等価メカニズム近似を用いた車両構造の最適衝突設計 |
○Karim Hamza(University of Michigan),斉藤万裕 |
2307 |
First Order Analysis(FOA)における結合剛性の設定手法 |
○尼子龍幸(豊田中央研究所),中川稔章,鶴見康昭,西垣英一 |
2308 |
軽量化を目的としたシェル構造最適化手法の自動車構造への適用 |
下田昌利(湘南工科大),石津久之(三菱自動車),○辻二郎(三菱自動車エンジニアリング),神田康宏(MMCコンピュータリサーチ) |
2309 |
梁要素を用いたトポロジー最適設計ツールの開発(薄肉断面を持つ梁要素モデルへの適用) |
○鶴見康昭(豊田中央研究所),西垣英一,尼子龍幸,西脇眞二(京都大) |
14:10~15:50
【システム最適化Ⅱ】 座長 泉井一浩(京都大学)
2310 |
予測値変化の最小化を考慮したエネルギー需要量予測法 |
横山良平(阪府立大院),○熊城大輔,伊東弘一,神村一幸(山武),松葉匡彦 |
2311 |
混合整数双線形計画法に基づくガスタービン・コージェネレーション・システムの最適設計 |
蒲生恵司(阪府立大院),伊東弘一,横山良平,○横田貴則 |
2312 |
サプライチェーン下における部品系列の最適化 |
○幸野仁実(香川大),荒川雅生,石川浩 |
2313 |
RBFNを利用した近似最適化の実用化への試み |
○白井隆晴(香川大院),荒川雅生(香川大),中山弘隆(甲南大),石川浩(香川大) |
2314 |
ANNによる農業用パイプラインの計画要因の解析 |
○田中良和(農業工学研究所),向井章恵、樽屋啓之 |
16:00~17:40
【最適設計Ⅴ】 座長 鶴見康昭(豊田中央研究所)
2315 |
トリミング操作を用いた変形状態における形状実現法 |
○金海憲男(阪大院),東藤正浩(阪大),松本健志,田中正夫 |
2316 |
薄板の一体成形によるキースイッチの開発 |
尾田十八(金沢大),○丹羽一将(金沢大院) |
2317 |
機械式レゾネーターの最適設計(材料分布の連続性を考慮したトポロジー最適化を用いた場合) |
○前田泰典(京大院),泉井一浩(京大),西脇眞二,吉村允孝,松井和己(産業技術総合研究所),寺田賢二郎(東北大) |
2318 |
剛性を考慮した3次元 Body-In-White モデルの分割による部品生成 |
○Naesung Lyu(University of Michigan),斉藤万裕 |
2319 |
軌跡と速度に着目した4節リンク機構の最適総合 |
○福島静一郎(阪大院),東藤正浩(阪大),松本健志,田中正夫 |
第4室
9:00~10:20
【解析コンテストⅠ】 座長 萩原一郎(東京工業大学)
2401 |
線路構造の衝撃荷重による振動騒音解析 |
○出浦智之(神奈川工科大院),田辺 誠(神奈川工科大),奥田 広之(鉄道総研),小宮 聖司(神奈川工科大) |
2402 |
フローティングラダー軌道の振動・騒音解析 |
○津田敏明(神奈川工科大院),出浦智之,田辺 誠(神奈川工科大学),奥田広之((財)鉄道総研) |
2403 |
動的解析結果の可視化システムVISの開発 |
○小宮聖司(神奈川工科大),田辺 誠 |
2404 |
光ディスク集合梱包箱の落下衝撃解析 |
○猪野毛
操(富士通),茂木正徳,岡本 信一郎,加川 滋,宮崎 恵之助(富士通ロジステックス) |
10:30~11:50
【解析コンテストⅡ】 座長 田辺誠(神奈川工科大学)
2405 |
メッシュフリー解法の塑性加工問題への応用 |
○戸倉直(日本総合研究所),柳澤正和,勝田孝紀 |
2406 |
Multi-Island GAを用いたハット型プレス部材の動剛性の最適設計 |
○許全托(エンジニアス・ジャパン),丹羽俊之(新日本製鐵) |
2407 |
大規模構造振動・放射音解析 |
○今田直樹(東工大院),萩原一郎(東工大) |
2408 |
新しい解析技術の開発 |
○江原俊介(東工大院),アルツ・ソルツグ(トルコ中東工科大),萩原一郎(東工大) |
14:30~17:20
【パネルディスカッション】 「機械製品開発プロセスの3次元化の課題」 総合司会 西脇眞二(京都大学)
P2401 |
デジタルエンジニアリング |
秋山雅弘(株式会社アルモニコス) |
P2402 |
3次元CADによる設計の課題(大学教育の立場から) |
村上存(東大院) |
P2403 |
3次元CAD活用の必須条件(-設計思考過程の必要性について-) |
筒井真作(キャディック株式会社) |
P2404 |
設計教育における3次元CADについて |
小木曽望(阪府大院) |
P2405 |
設計者が積極的に利用したくなるCAEのあり方(-設計思考を妨げないCAE教育-) |
遠田治正(三菱電機) |
P2406 |
CAMにおける課題 |
松原厚(京大院) |
11月1日(土曜日)
第1室
9:00~10:40
【設計支援 CAD/CAM/RP Ⅰ】 座長 村上存(東京大学)
3101 |
3次元CADを用いた設計物外空間の情報活用による設計支援 |
○小宮山努(電通大),石川晴雄,南允議 |
3102 |
セットベースの概念を用いた3次元CADシステムによる設計支援 |
○久芳泰弘(電通大),石川晴雄,南允議 |
3103 |
点ベースデータ構造による立体の記述方法について |
○清水誠司(山梨工業技術センター),原豊(山梨大院),向井伸治(前橋工大),古川進(山梨大院) |
3104 |
離散化構造要素を用いたトポロジー最適化 |
○竹澤晃弘(京大院),西脇眞二(京大),泉井一浩,吉村允孝,西垣英一(豊田中研),鶴見康昭(豊田中研) |
3105 |
歯車の3次元CADと5軸NC加工 |
○高三徳(いわき明星大),渡邉昌明(いわき明星大院),嵯峨拓人(いわき明星大),荒岡令治(アラオカ),植村崇彦,藤川知嘉良 |
10:50~12:50
【設計支援 CAD/CAM/RP Ⅱ】 座長 村上存(東京大学)
3106 |
設計過程における概念構造と操作に関する研究 |
○田中慎二(神戸大院),飛田州亮,田浦俊春 |
3107 |
設計開発における個人知の抽出と組織知としての活用(光造形支援システムへの適用) |
○真許昌之(三洋電機),近藤信幸,野口隆,中山隆文 |
3108 |
設計者向け遠隔試作造形システムの提案 |
○中川龍幸(三洋電機),近藤信幸,真許昌之,木原均 |
3109 |
ポジティブ・ダイレクトマスク光造形に関する研究 |
村上存(東大院),○矢田拓,落合大実 |
3110 |
ホログラフィを用いた光造形法に関する研究 |
村上存(東大),森本裕史(東大院),○江副敬史,及川和広(東大) |
第2室
9:00~10:20
【設計教育】 座長 伊藤照明(徳島大学)
3201 |
設計教育から捉えた概念設計過程(ソフトウエア設計を対象とした場合) |
○小山裕典 (関西大院),中村純(関西大学),堀井健,小谷賢太郎 |
3202 |
PBLの試み:都立科学技術大学における学科実験の例 |
○林一雅(都科技大院),柳沢秀吉 (都科技大院),平野茂実,福田収一(都科技大) |
3203 |
技術経営と設計教育 |
○福田収一(都科技大) |
3204 |
設計教育と法律 |
○福田収一(都科技大) |
3205 |
設計教育と経済 |
○福田収一(都科技大) |
10:30~12:10
【協調工学】 座長 大富浩一(東芝)
3206 |
国際協調プロジェクトにおけるコンカレント製品開発 |
○大富浩一(東芝) |
3207 |
遺伝的アルゴリズムによるTSP対応型経路設計手法を用いた旅行日程計画作成システム |
○伊藤照明(徳島大),野口敦雄 |
3208 |
表情と音声からの感情抽出 |
○福田収一(都科技大),江成司
(都科技大院),市川真規,小池敦 |
3209 |
表情からの疲れの検出 |
○福田収一(都科技大),江尻綾美
(都科技大院) |
第3室
9:00~10:20
【最適設計Ⅳ】 座長 斎藤万裕(University of Michigan)
3301 |
分岐網モデルによる熱伝達管路の設計 |
○丁暁紅(金沢大院),山崎光悦(金沢大) |
3302 |
分木モデルを用いた構造最適設計法の研究 |
○山本照晃(金沢大院),尾田十八(金沢大) |
3303 |
形状最適化問題の解法における多制約の取り扱い |
○小山悟史(名古屋大院),畔上秀幸 |
3304 |
荷重境界での変形を規定する超弾性体構造の最適設計(複数荷重条件下における適応的実現) |
○小泉達也(阪大院),東藤正浩(阪大),松本健志,田中正夫 |
3305 |
大規模構造物の位相と寸法決定の同時最適化問題の研究 |
尾田十八(金沢大),○徳升美紀子(金沢大院),広島 実(日立インダストリイズ開発研究所),吉崎 尚史 |
10:30~12:10
【ロバスト設計・信頼性設計】 座長 中西真悟(大阪工業大学)
3306 |
ミニ・マックス型ロバスト最適設計法の適切化変換による高精度化 |
○廣川敬康(近畿大),藤田喜久雄(阪大),Fam Chiou Tzi |
3307 |
災害発生およびその拡大化の挙動シミュレーションの一考察 |
○中西真悟(大工大),中易秀敏(甲南大) |
3308 |
製品の挙動と構造の段階的詳細化モデルにおける信頼性設計支援システムの考察 |
○古賀毅(東大),青山和浩(東大),江副友亮,木下晋(日本IBM) |
3309 |
ファジイ数を用いた低信頼性データからのデータ抽出 |
○荒川雅生(香川大),松永貴輝(シャープ),中尾章吾(香川大),石川浩,真鍋忠晴(穴吹工務店) |
第4室
9:00~10:20
【設計と感性】 座長 大富浩一(東芝)
3401 |
福祉車両における車椅子乗降時の身体負荷解析 |
奥本泰久(近畿大),○田中慶和,藤原武志 |
3402 |
全絶対曲率を用いた巨視的形状特徴「複雑さ」の表現法 |
○氏家良樹(慶應大院),松岡由幸(慶應大) |
3403 |
対話型縮約計算進化法による曲線設計支援(認知的な形状特徴量に注目して) |
柳澤秀吉(都立科技大院),○樋脇孝平,福田収一(都立科技大) |
3404 |
テキスタイルの設計支援に関するWebコンテンツの開発 |
○後藤彰彦(大阪産業大),吉川由(元大阪産業大),吉谷和哉(大阪産業大),八塚宏典 |
10:30~11:50
【設計CAD/CAEシステム】 座長 吉田康彦(サイテック)
3405 |
設計意図を図形を関連づけたCADの開発 |
○五福明夫(岡山大),杉野友彦(岡山大院),伊藤一之(岡山大) |
3406 |
多段鍛造における中間金型曲面設計システム |
○坂元康泰(広島県立西部工業技術センター),安部重毅(広島県産業科学技術研究所),吉田総仁(広島大) |
3407 |
トポロジー図学とトポロジー設計(意匠設計を含めた機械設計のリエンジニアリング) |
○吉田康彦(サイテック) |
3408 |
次世代CAD/CAEシステムの目指すもの |
○萩原一郎(東工大) |
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構造・機械システム最適化に関する第3回日中韓ジョイント・シンポジウム(CJK-OSM3)講演募集 |
設計工学・システム部門 協賛 |
1999年(中国,西安)に始まった標記の最適化ジョイント・シンポジウムCJK-OSM(The Third China-Japan-Korea Joint Symposium on Optimization of
Structural and Mechanical Systems)は,2002年韓国,釜山市での第2回シンポジウムに引き続き,第3回シンポジウムの日本での開催に向けて下記のとおり準備が進められておりますので,ご案内いたします.関係分野の皆様のご参加を心より歓迎いたします.
記
会議名:第3回日中韓構造・機械システム最適化シンポジウム(CJK-OSM 3)
開催日程:2004年10月末または11月初旬
開催地:金沢市(仮)
主催:CJK-OSM 3組織委員会
日本側共催・協賛団体:日本機械学会,土木学会,日本建築学会,日本航空宇宙学会,日本計算工学会など(予定)
重要な日程:2004年4月末 500 語アブストラクト提出締切,6月末 受理通知,8月末 論文原稿(6頁)締切
問合せ先:〒920-8667 金沢市小立野2-40-20 金沢大学工学部 山崎光悦 宛
Tel:076-234-4668, FAX:076-234-4668, E-mail:yamazaki@t.Kanazawa-u.ac.jp
以上
発行日:平成15年10月1日
このニュースレターに関するご意見,ご希望,お問い合せ等は,下記までお願いいたします.
日本機械学会設計工学・システム部門
(部門ホームページ https://www.jsme.or.jp/dsd/)
広報委員長 荒川 雅生
〒761-0396 香川県高松市林町2217-20
香川大学工学部信頼性情報システム工学科
Tel:087-864-2223 Fax: 087-864-2223
E-mail: arakawa@eng.kagawa-u.ac.jp
広報副委員長
〒113-8656 東京都文京区本郷7‐3‐1
大学院工学系研究科・工学部 環境海洋工学専攻
学会担当職員 小阪 雅裕
〒160-0016新宿区信濃町35番地信濃町煉瓦館5階
Tel: 03-5360-3505 Fax: 03-5360-3509
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編集・印刷:生々(せいせい)文献サービス
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