プログラム・OS一覧
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プログラム(※)
– 1日目(11月12日)(※)
– 2日目(11月13日)(※)
OS名一覧
- OS01
- モーションコントロール
- OS02
- 航空宇宙機・移動体の制御 ―理論から応用―
- OS03
- エンジンシステムのモデリングと制御
- OS04
- 制御技術サプライヤ
- OS05
- スキルアシスト&トレーニング
- OS06
- モビリティにおける人の意思決定と制御系設計
- OS07
- 人とつながる制御システムの新展開
- OS08
- 非線形制御理論の実応用を目論む
- OS09
- 環境・エネルギー・電力システムの最新技術と将来ビジョン
- OS10
- 小型移動体のこれからの展開を拓く機械・情報・制御技術
- OS11
- プロセスシステムの制御・監視・最適化
- OS12
- 総合生産システムの理論と実践〜設計・制御・管理
- OS13
- 低次元モデルに基づく先進的流体計測・制御
- OS14
- データ駆動制御と予測-理論と応用の新展開
- OS15
- 学術と産業を結ぶ計測制御・推定・診断技術
- OS16
- 機械学習で加速する制御理論
- OS17
- 制御システムセキュリティとプライバシー
- OS18
- データ駆動制御・適応学習制御の理論と応用
- OS19
- 運動と振動の制御
- OS20
- IoT/サイバーフィジカルシステムの制御:理論と応用の新展開
- OS21
- 農林業分野への計測制御技術応用
- OS22
- 「役立つ制御」を目指して
- OS23
- システム同定 ---理論と応用の新展開---
OS概要
OS01: モーションコントロール
- オーガナイザ
-
鈴木雅康(宇都宮大学)
熱海武憲(千葉工業大学)
浦川禎之(日本工業大学)
桂誠一郎(慶應義塾大学)
内村裕(芝浦工業大学) - 企画母体
- 電気学会 産業応用部門 メカトロニクス制御技術委員会
- 概要
- ロボット,メカトロ機器,産業機械等のモーションコントロール技術全般を扱う.モーションコントロール技術とは,物を動かす制御技術であり,基盤的なモータ制御からはじまり,産業機器の超精密位置決め制御,移動医療・福祉等に効果が期待されるハプティクス,知能移動ロボットの姿勢制御,障害物回避制御,或いは,ドローン等飛行体の制御,ヒューマノイドロボットの運動制御・技能制御など,間口の広い制御技術領域である.本セッションでは,企画母体傘下の調査専門委員会が提供するハードディスクドライブ・ベンチマーク問題(詳細はこちら)に関する研究報告も募集する.一般からの講演も大いに歓迎する.
- 一般からの講演受入
- 可
OS02: 航空宇宙機・移動体の制御 ―理論から応用―
- オーガナイザ
-
濱田吉郎(宇宙航空研究開発機構)
池田裕一(湘南工科大学)
樋口丈浩(横浜国立大学)
市川勉(宇宙航空研究開発機構) - 企画母体
- 計測自動制御学会 制御部門 次世代航法誘導制御技術調査研究会
- 概要
- 航空宇宙分野における航法誘導制御技術の重要性は近年ますます高まっている.火星探査ヘリコプタであるIngenuityの活躍はその代表例であり,今後の月(SLIM)や火星(MMX)に向けた困難な宇宙探査ミッション,航空交通分野での運航最適化,またマルチロータ型ドローンをはじめとした複雑な飛行技術の実現には高度な航法誘導制御技術が欠かせない.本OSではこれら航空宇宙機を中心とした移動体の,最先端の航法誘導制御技術に関する研究を理論から応用まで広く扱い,最新の研究動向や成果について活発な意見交換を行う.
- 一般からの講演受入
- 可
OS03: エンジンシステムのモデリングと制御
- オーガナイザ
- 平田光男(宇都宮大学)
山崎由大(東京大学) - 企画母体
- AICE「システム・制御領域,MBD分野」(AICE:自動車用内燃機関技術研究組合)
- 概要
- 社会からの要請と相まって,エンジンシステムの高効率化と排出ガス低減はますます重要な課題となっている。そこで,本OSでは,そのためのモデリング及び制御技術について,最新の研究成果を持ち寄り討論を行う。本テーマに関する研究発表を一般からも広く募集したい。
- 一般からの講演受入
- 可
OS04: 制御技術サプライヤ
- オーガナイザ
-
田中雅人(アズビル株式会社)
大西義浩(愛媛大学)
平間雄輔(群馬工業高等専門学校) - 企画母体
-
電気学会C部門 PID制御ソリューションの知的資産に関する調査専門委員会
電気学会C部門 Society5.0を支える制御技術教育に関する調査専門委員会
電気学会D部門 CPSによる制御理論の融合技術に関する調査専門委員会 - 概要
- 産学の“制御技術サプライヤ”という視点での制御技術実現に関する講演を実施する。例えば大学は制御理論サプライヤでありコントローラメーカ企業は制御機能サプライヤであって、この立場においては、制御対象や制御技術運用は制御技術開発関係者自身ではないことを前提にした課題解決が求められる。特に近年のIoT(Internet of Things)の動向を捉え、IoT時代の制御技術教育やIoTプラットフォーム上のPID制御技術に関連する講演を実施する。
- 一般からの講演受入
- 不可
OS05: スキルアシスト&トレーニング
- オーガナイザ
-
今村孝(新潟大学)
野田善之(山梨大学)
秋月拓磨(豊橋技術科学大学) - 企画母体
- なし
- 概要
- 自動車の運転やクレーンなどの機械の操作、または工具や医療機器の使用、高度なスポーツトレーニングにおいて、安全かつ効率的に行うには、高度な技能や熟練技能が求められます。加えて、少子高齢化に伴う就労人口の低下が危惧される第一次産業や技能工などの分野の技能伝承への支援技術も求められています。本セッションでは、これらの技能(スキル)に対して、支援するシステム(スキルアシストシステム)の開発や効率的に訓練するシステム(スキルトレーニングシステム)の開発、情報技術を援用した記録・評価方法などを議論します。異なるアプリケーションでも人の技能を支援・訓練・評価する点で共通の話題であり、議論することで新たな研究開発のヒントが得られると考えております。
- 一般からの講演受入
- 可
OS06: モビリティにおける人の意思決定と制御系設計
- オーガナイザ
-
平田研二(富山大学)
井上正樹(慶応義塾大学)
和佐泰明(早稲田大学) - 企画母体
-
主催 計測自動制御学会 制御部門 人とつながる制御システム調査研究会
共催 計測自動制御学会 制御部門 制御理論部会 - 概要
- The mobility of human, object, and transportation is one of the essential components in the physical space. Modeling, analysis, and optimization of the mobility in the cyber space can have a significant impact on the physical space. This cyber-physical systems approach may be necessary to realize smart-mobility systems. In addition, human decision making may play a vital role in smart-mobility systems. This invited session focuses on the mobility and investigates control system design integrating mobility with human decision making. The papers, which are going to be presented in this invited session, consider a variety of problems ranging from infrastructure design to human operator assistance with emphasis on interaction between human decision making and autonomous control systems.
- 一般からの講演受入
- 不可
OS07: 人とつながる制御システムの新展開
- オーガナイザ
-
平田研二(富山大学)
井上正樹(慶応義塾大学)
和佐泰明(早稲田大学) - 企画母体
-
主催 計測自動制御学会 制御部門 人とつながる制御システム調査研究会
共催 計測自動制御学会 制御部門 制御理論部会 - 概要
- 近年のAI、IoT 技術の急速な進展により、サイバー世界と物理世界を有機的かつ動的に相互接続するサイバーフィジカルシステム(CPS)の実現と重要性が高まっている。CPS の実現する上で中心的役割を果たすのは「人」であり、人がつながる「システム」と「意思決定・制御・最適化」を学術的に分析し、新たな理論と産業応用の解決策を提示することは現在のシステム制御分野に強く求められている。本 OS では、人とつながる制御システムに関する最新の研究成果を報告する。
- 一般からの講演受入
- 不可
OS08: 非線形制御理論の実応用を目論む
- オーガナイザ
-
西村悠樹(鹿児島大学)
畑中健志(東京工業大学) - 企画母体
- なし
- 概要
- 非線形制御理論は実応用の可能性を多分に秘めていながら応用への周知が必ずしも進んでいない。本セッションでは、制御バリア関数・非線形確率制御・最適輸送問題など最先端の非線形制御理論に基づく制御設計手法を紹介して実応用へのシーズを提供するとともに、ドローン制御やヒューマンアシスト制御・ソフトアクチュエータなどの制御応用問題への適用例を紹介することで、非線形制御理論の実応用への効能を広く知らしめることを目的とする。
- 一般からの講演受入
- 可
OS09: 環境・エネルギー・電力システムの最新技術と将来ビジョン
- オーガナイザ
-
飯野穣(早稲田大学)
薄良彦(京都大学) - 企画母体
- IFAC WC2023 Industry Group Subgroup12環境システム & Subgroup02電気・エネルギーシステムによる合同企画
- 概要
- カーボンニュートラル社会を目指す世界潮流の中、日本では2030年46%CO2削減の実現に向け、産学官それぞれ技術革新の取り組みがなされている。本セッションでは、環境対策技術からエネルギー技術、電力システムに至るまでの広い分野における最新の技術動向や実証事例、将来ビジョンを講演者に話題提供いただき、後半でパネル討論を行う。特に、日本が世界に向けてどのような技術を開発・発信していくべきか、システム・制御・データサイエンスなどの観点でどのような貢献が可能かを議論する。
- 一般からの講演受入
- 不可
OS10: 小型移動体のこれからの展開を拓く機械・情報・制御技術
- オーガナイザ
-
関口和真(東京都市大学)
岩瀬将美(東京電機大学)
伊吹竜也(明治大学) - 企画母体
- メカトロニクスシステム部会
- 概要
- メカトロニクス技術の発展により近年小型のビークルロボットやドローンなどの開発が容易になってきている.本セッションではそれら小型の移動体の機構的なアイデアや同定・推定・制御技術,今後の展開が期待される活用法の提案など,幅広いトピックを集め情報交換をおこなうことを目的とする.
- 一般からの講演受入
- 可
OS11: プロセスシステムの制御・監視・最適化
- オーガナイザ
- 山下善之(東京農工大学)
- 企画母体
- 化学工学会
- 概要
- プロセスシステム工学のセッションです.化学プラントに代表されるプロセスシステムを主な対象として,その設計から制御や運転監視,設備管理などのためのモデル化やシミュレーション,最適化に関する手法や実例について扱います.
- 一般からの講演受入
- 可
OS12: 総合生産システムの理論と実践〜設計・制御・管理
- オーガナイザ
-
妻屋彰(岡山県立大学)
諏訪晴彦(摂南大学)
岩村幸治(大阪公立大学) - 企画母体
- 精密工学会 総合生産システム専門委員会
- 概要
- ICTやIoT、AI等の発展に伴って、製造業においてもConnected Industriesが提唱されている。この実現のために、工作機械や搬送装置などのハードウェア、CAD、CAMなどのソフトウェア、およびそれらを管理するシステムを対象とした総合生産システムの技術が重要となる。そこで本OSでは、総合生産システムに関する研究を幅広く扱い、最新の研究動向や成果について発表と意見交換を行う。
- 一般からの講演受入
- 可
OS13: 低次元モデルに基づく先進的流体計測・制御
- オーガナイザ
-
野々村拓(東北大学)
椿野大輔(名古屋大学)
西田浩之(東京農工大学)
中野直人(京都大学)
犬伏正信(東京理科大学) - 企画母体
- 計測自動制御学会 制御部門 低次元モデルに基づく先端的流体制御調査研究会
- 概要
- 近年の帰納的・演繹的なデータ駆動科学の発展を利用して,流体力学などの大規模自由度をもつ非線形な力学系の制御が可能になりつつある.本セッションでは,流体機器の性能を圧倒的に向上させる将来的な先進的流体制御を実現するために,数学・統計学・流体力学・制御工学を組み合わせた様々なアプローチの研究を発表し,議論することで,交流を深め,本分野のコミュニティを構築することを目標とする.
- 一般からの講演受入
- 可
OS14: データ駆動制御と予測-理論と応用の新展開
- オーガナイザ
-
金子修(電気通信大学)
増田士朗(東京都立大学) - 企画母体
- なし
- 概要
- 近年,データを直接用いることで制御系を設計,または制御器を更新する,いわゆるデータ駆動制御が研究され応用例もいくつか見え始めている.最近では予測や性能限界に関する研究も出されてきている.一方,2020年ころから欧州を中心としてデータを直接用いて制御器を設計する新たな設計論,システム解析法,データの量と質からみた性能限界など多角的な点からの研究も活発化している.さらにIoTの浸透に伴うセキュリティへの展開を試みる研究も見え始めている.これらのような背景から,本OSでは従前よりも広い意味でデータ駆動制御をとらえ、理論と応用の双方から,現在の状況と今後の展開を俯瞰的に見れるようなOSとすることを目的とする.※一般からの申し込みも歓迎します.
- 一般からの講演受入
- 可
OS15: 学術と産業を結ぶ計測制御・推定・診断技術
- オーガナイザ
-
高梨宏之(日本大学)
橋本誠司(群馬大学)
中村幸紀(岡山大学) - 企画母体
- なし
- 概要
- 近年,データの多様化,コンピューティングの高度化によりITやAIを駆使し,知能化した計測制御・推定・診断技術の開発が進められています.本セッションは,これらの基礎理論から応用技術の発表を通じて,産業界で求められている最新のニーズを知り,学術界と産業界の間で情報共有し,さらには技術の実用化を目指すことが目的です.計測制御・推定・診断技術等に関する研究成果について,大学や企業などからのご講演を幅広く募集します.
- 一般からの講演受入
- 可
OS16: 機械学習で加速する制御理論
- オーガナイザ
-
丸田一郎(京都大学)
加嶋健司(京都大学)
福永修一(東京都立産業技術高等専門学校) - 企画母体
- 計測自動制御学会 制御部門 機械学習で加速する制御理論調査研究会
- 概要
- ビッグデータを背景とした機械学習理論にもとづくデータオリエンテッドな方法論は,すでに様々な分野で主たる関心事になっている.一方,制御のコミュニティでは対象となるシステムが従う法則を数理モデルで表現し,そのモデルにもとづいて構造の数理的理解や実用的な制御系設計手法を構築してきた.このような背景にもとづき本セッションでは,制御分野で機械学習を活用するため方法論と,制御研究者の視点からの機械学習理論の拡充を検討する.
- 一般からの講演受入
- 可
OS17: 制御システムセキュリティとプライバシー
- オーガナイザ
-
小木曽公尚(電気通信大学)
澤田賢治(電気通信大学) - 企画母体
- なし
- 概要
- サイバー攻撃の脅威から制御システムを守るサイバーセキュリティは,次世代型制御システムの構築に欠かせない機能のひとつである.本OSでは,制御システムのセキュリティやプライバシーに関する最新研究(理論・応用研究や調査結果など)を広く一般から募集し,セキュアな制御システムの在り方や今後の展望を議論する場を提供する.キーワードは,サイバーセキュリティ,プライバシー,サイバー攻撃,暗号化制御,縮退制御,攻撃検知・推定,秘匿化,レジリエンス,セキュリティ解析,実機検証,産業応用などである.
- 一般からの講演受入
- 可
OS18: データ駆動制御・適応学習制御の理論と応用
- オーガナイザ
-
大西義浩(愛媛大学)
水本郁朗(熊本大学)
佐藤孝雄(兵庫県立大学)
弓場井一裕(三重大学) - 企画母体
-
データ駆動型社会を支える適応学習制御調査研究会(SICE制御部門)
データ駆動制御の高機能化に関する調査専門委員会(電気学会C部門制御技術委員会) - 概要
- 生産現場におけるIoTの普及により,大容量の操業データが蓄積できるようになり,これを活かすことのできるデータ駆動制御が注目されている。また,不確かなシステムや特性の良くわからない非線形システム,さらには変動の大きなシステムに対するより実用的かつ高性能な制御システム構築の重要性が近年さらに高まっており,適応的システムの設計も注目されている.本OSでは,適応,データ駆動,モデルフリー制御などの制御技術やそれらを活用したデータ科学に基づく適応学習的技術に関する最新の理論と応用研究の研究成果を持ち寄って討論を行う.
- 一般からの講演受入
- 可
OS19: 運動と振動の制御
- オーガナイザ
-
高橋正樹(慶應義塾大学)
渡辺亨(日本大学)
安藝雅彦(日本大学) - 企画母体
- 日本機械学会 機械力学・計測制御部門
- 概要
- 近年,人を取り巻く環境は複雑になり,そこで利用される制御システムや機器もまた,ますます複雑化しています。 要素技術の発展はもとより,システム論的な解決手法の構築が求められています。 そこで、生体工学,環境学,大規模複雑系,協調制御系,自律分散系,ネットワーク理論,非線形確率理論などを「運動と振動の制御」の分野において応用し, 人と環境に配慮した設計論に関連する研究発表を募集します。
- 一般からの講演受入
- 可
OS20: IoT/サイバーフィジカルシステムの制御:理論と応用の新展開
- オーガナイザ
-
高井重昌(大阪大学)
東俊一(京都大学)
小林孝一(北海道大学) - 企画母体
- なし
- 概要
- IoTシステムやサイバーフィジカルシステムは,情報システムや物理システムに関するコンポーネントから構成される動的システムである.自動運転や電力システムなど幅広い応用が知られている.本OSでは理論と応用に関する最新の研究成果を報告し,今後の発展を議論する.
- 一般からの講演受入
- 不可
OS21: 農林業分野への計測制御技術応用
- オーガナイザ
-
釜道紀浩(東京電機大学)
千田有一(信州大学)
萬礼応(筑波大学) - 企画母体
- 計測自動制御学会 制御部門 制御技術部会
- 概要
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農林業分野では、従事者の高齢化や労働力不足が深刻化しており、ロボットやAI, ICTなどの先端技術を活用することで、省力化・効率化・高品質生産を実現する取り組みが推進されている。それらの技術の基盤となる計測制御技術やシステムインテグレーション技術など、農林業分野への応用に向けた研究成果の発表ならびに意見交換の場として本オーガナイズドセッションを企画する。
また、本OSの口頭発表終了後(セッション時間内)に宇都宮大学ロボティクス・工農技術研究所(REAL)の見学ツアーを実施します。参加希望者はセッションにご参加ください。 - 一般からの講演受入
- 可
OS22: 「役立つ制御」を目指して
- オーガナイザ
- 佐藤昌之(JAXA)
- 企画母体
- なし
- 概要
- 制御理論・制御技術は様々なシステムを適切に動作させるための理論および技術として非常に有用である.しかし,産業界の多くのシステムが比例・積分・微分制御(PID 制御)で動いていると言われていることから考えると,過去に数多提案されている理論・技術の多くは「世の中に役立つ」というレベルには至っていないと思われる.そこで,「世の中に役立つ」ことを目指した制御理論・制御技術を報告する場として本 OS を提供する.そのため,「役立つ」ことを目指した研究を広く一般からも受け入れる.
- 一般からの講演受入
- 可
OS23: システム同定 ---理論と応用の新展開---
- オーガナイザ
-
池田建司(徳島大学)
田中秀幸(広島大学)
奥宏史(大阪工業大学)
足立修一(慶応義塾大学) - 企画母体
- なし
- 概要
- 最適化に基づく高度な制御系を実現するためには対象の数学的モデルが欠かせない.システム同定は対象のモデリングの強力な手法である.近年, より複雑なシステムを対象としたより高度な制御系設計が必要とされている.そのための新しいシステム同定理論や同定手法を適用する際の方法論などに関する知見を共有し議論することは, システム同定だけでなく制御工学の発展にとって重要である.本OSはそのための討論の場として企画された.システム同定の理論と応用に関する講演を広く一般からも受け入れる.
- 一般からの講演受入
- 可