特別講演
- 講師
- 山本 裕紹 先生(宇都宮大学)
- 日時
- 11月12日(土) 16:45 〜 17:45
- 場所
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アカデミアホール
サテライト会場:911室,921室 - 演題
- ニューノーマルで社会実装が加速する空中ディスプレイの概要と最新動向
- 概要
- 新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを経て,感染拡大を防止する情報インターフェース技術が注目されています.なかでも,空中ディスプレイはボタンや操作パネルの非接触化を可能にする重要な技術として普及が期待されています.空中ディスプレイの基本原理と各種光学系の解説,空中ディスプレイの国際標準を創成する取り組み,アミューズメントや自動車への社会実装の事例や将来展望について解説します.
- 講師略歴
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1994年 東京大学工学部計数工学科卒 1996年 東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了 1996年 徳島大学工学部光応用工学科助手 2008年 東京大学大学院情報理工学研究科より学位授与.博士(情報理工学) 2009年 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部講師 2014年4月 宇都宮大学オプティクス教育研究センター准教授 2014年6月 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部客員准教授 2015年 宇都宮大学大学院工学研究科先端光工学専攻准教授 2019年9月 宇都宮大学工学部教授(基盤工学科情報電子オプティクスコース) 2021年4月 宇都宮大学卓越教授(称号授与) IEC(国際電気標準会議)1906 Award,SPIE The Fumio Okano Best 3D Paper Award, 応用物理学会講演奨励賞の他,IDW, IMID, IEEE GCCE などの国際会議で27件の受賞.日本光学会理事(機関誌「光学」編集委員長,創立70周年記念大会 OPJ2022 実行委員長),電子情報技術産業協会(JEITA)DD 標準化委員会 客員,IEC/TC110 において IEC 62629-52-1 ED1(Fundamental measurement methods of aerial display)プロジェクトリーダー.
これまで JST 研究成果最適展開支援プログラムや JSPS 科学研究費助成事業(科研費)(基盤研究(A))などの多くの競争的資金の代表者に加えて,令和2年度から科研費(基盤研究(S))課題名「多重反射による空中ディスプレイの薄型化と水中 CAVE への応用~魚に映像を見せる~」代表者を務める.
空中ディスプレイ,超高速 LED を用いた主観的超解像表示,AI を援用した光情報システム技術,VR Biology などの情報フォトニクス研究に従事.