時 間 割
|
内 容
|
資 料 |
司会 コミュニティ主査:東芝原子力エンジニアリングサービス(株)/渡部幸夫
|
時間 |
13:00〜
13:05 |
コミュニティ主査挨拶
コミュニティ主査:渡部幸夫 |
|
13:05〜
14:15 |
JFEスチール(株)東日本製鉄所(千葉地区)工場見学 |
|
14:15〜
14:45 |
特別講演
「風力発電機用状態監視装置の適用状況」
NTN(株)/鈴木克義氏
概要:地球温暖化防止や省エネルギー化に向けて、再生可能エネルギーの活用が進んでいる。中でも風力発電は、発電容量増加が期待され、大型化や洋上化が加速している。しかし、設備故障が発生すると高い修理コストを要するため、メンテナンスの適切化や早期異常検出による適宜処置が求められる。その一助となる状態監視が注目されており、最適化したシステムの適用状況や技術動向を説明する。また、様々な用途で使用される各種軸受の損傷事例も併せて紹介する。
|
資料2 |
14:45〜
15:15 |
講演
「ISO TC108の変遷と動向」
(株)IHI/本井久之氏
概要:ISOにて、機械の振動についてはTC108/SC2で扱われています。このSCでは、状態監視に関係の深いISO 10816や7919などが審議されています。最近では、ISO
10816とISO 7919を統合したり、釣り合わせ関係をISO 21940シリーズに統合するなど、各種の動きがあります。これらの動きについて解説します。
TC(Technical Committee)、SC(Sub Committee) |
資料3 |
15:15〜
15:20 |
休憩 |
|
15:20〜
15:50 |
「ラジアル荷重を受ける転がり軸受の振動診断」
振動カテゴリW合格者
広島大学/関口泰久氏
概要:転がり軸受の振動診断に関する実験のために、転動疲労試験を実施していたところ、振動値が上昇し、軸受損傷を予想した。周波数分析を行った結果、卓越振動数は回転数成分とその整数倍であり、軸受損傷の際に生じる特徴周波数成分は小さかった。まず実験装置そのものの損傷を疑い解析を進め、最終的に大きなラジアル荷重を受ける軸受が損傷した際に発生する振動であることを解析した事例を紹介する。 |
資料4 |
15:50〜
16:20 |
「ボイラ給水ポンプ軸クラックの発生とねじり振動」
振動カテゴリW合格者
(株)酉島製作所/和田章弘氏
概要:運転開始後約6年を経過したボイラ給水ポンプにおいて、通常運転中に軸受振動急上昇が見られた。内部接触や軸クラックの発生等を予測し、運転の中止を判断し分解点検を実施したところ、クラック発生を確認したので原因分析を行った。
破断面の分析とねじり振動の解析、疲労破壊に関する知見等から、クラック発生のメカニズムを総合的に検討し、対策を立案した事例を紹介する。
|
|
16:20〜
16:50 |
「遠心ポンプにて発生した転がり軸受の損傷事例について」
トライボロジーカテゴリV合格者
(株)ジェイペック/石倉 陽氏
概要:石炭火力発電所で使用されている遠心ポンプにおいて、軸受部より軽微な異音が確認された。振動データを確認したものの、異音の原因を特定出来なかった。そのため、軸受油の一部を採取し、各種分析を実施したところ、軸受保持器の摩耗進行が推測された。分解点検を実施した結果、軸受保持器の顕著な摩耗進行を確認した。転がり軸受の損傷は、振動データから診断できることが多いが、振動解析では分かり難かった転がり軸受の損傷を軸受油の分析により診断できた事例について紹介する。
|
|
16:50〜
17:10 |
「事前メール受付による振動相談」
コミュニティ主査:渡部幸夫
|
|
17:30〜
19:30 |
技術討論会 |
|