時 間 割
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内 容
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資 料 |
司会 コミュニティ幹事:電源開発(株)/沼尻光一郎
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時間 |
13:00〜
13:10 |
コミュニティ主査挨拶
コミュニティ主査:日本精工(株)/渡部幸夫 |
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13:05〜
14:10 |
(株)酉島製作所 工場見学 |
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14:10〜
15:10 |
特別講演
「回転機械の振動技術50年の歩みと展望」
カンキローターダイナミックラボ/神吉 博氏
概要:筆者が経験した50年間の日本の産業、製品、技術の発展を展望し、回転機械の振動技術分野の成果と現状、今後の展望を述べる。
高度成長時代からバブル期、停滞期を経て現在のデジタル時代、管理強化時代に至る推移。
解析や診断、設計技術、軸受けなどの技術の推移について見通すと共に、今後の課題として大企業のグローバル競争力の強化や中小企業の技術アップや格差の是正。また、エンジニアのやりがいの向上、モラルの向上や考える力の向上など山積する問題解決について次世代を担うメンバーの活力向上を促したい。
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資料2 |
15:10〜
15:20 |
休憩 |
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15:20〜
15:50 |
「プロセス用遠心圧縮機で経験した振動事例紹介」
振動カテゴリW合格者
(株)日立製作所/高橋直彦氏
概要:プロセス用遠心圧縮機の設計・開発業務においてこれまでに経験した振動事例を紹介する。可変速モータ駆動では、インバータ制御に起因するトルク脈動に注意する必要がある。事例として、inter
harmonicsによるねじり振動、電気系と機械系の連成によるトラブルを紹介する。流体関連の振動事例として、メカニカルシールで発生したサブシンクロナス振動、動静翼干渉によるインペラ共振などを紹介する。 |
資料3 |
15:50〜
16:20 |
「空気昇圧機のシール励振力による振動」
振動カテゴリW合格者
三菱重工業(株)/時政泰憲氏
概要:お客様に納入した空気昇圧機の初回起動時に、定格回転数に到達後、負荷を上げていく段階で振動値が急増し、トリップに至った。振動分析・軸系安定性解析の結果、ラビリンスシール励振力による自励振動と推定し、対策として、シール励振力低減のためシャントホールを設置、空気励振力に対する軸系安定性向上のため軸受を改良し、自励振動が発生しなくなることを確認した。
今回、発生した振動事象、要因分析・対策、対策後の計測結果について事例を紹介する。
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16:20〜
16:50 |
「潤滑診断による状態監視とプロアクティブ保全について」
トライボロジーカテゴリV合格者
RMFジャパン(株)/久藤 樹氏
概要:機械の血液である潤滑油を検査・診断する潤滑診断は、機械の故障の予兆をいち早く捉えることができる。潤滑油をサンプリングして、専門機関に分析を依頼した場合には分析結果は直ぐに出ない。保全マンがその場で、機械の状態を簡易的に判断する鉄粉濃度計が活用されている。誰でも簡単に使用できる鉄粉濃度計による診断と蛍光剤による油漏れ診断を紹介する。また、潤滑油の汚染管理を中心としたプロアクティブ保全について述べる。
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16:50〜
17:10 |
「事前メール受付による振動相談」
コミュニティ幹事:沼尻光一郎
コミュニティ主査:渡部幸夫
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17:30〜
19:30 |
技術討論会 |
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