★1999年度(第77期)交通・物流部門功績賞の受賞者が決定しました。
松本
陽氏(運輸省 交通安全公害研究所)
松本氏は、車輪/レールの相互作用に関する実験的研究、理論的研究を進めて成果を広く発表し、車両技術のみならず軌道を含む鉄道技術の発展に大きく貢献されました。また、鉄道車両のダイナミクス、都市交通システム等に関する講演などを通じて積極的に情報の発信を行い、部門の活性化に努められました。
さらに、鉄道技術に関わる機械工学、電気工学、土木工学の各分野の研究者が一同に会して発表・討論をする場を作るため、電気学会、土木学会等他学会との調整を図り、3学会共催で第1回鉄道技術連合シンポジウムを初代委員長として開催するとともに、継続的に開催する基盤を築かれました。このほか、第2回部門大会実行委員長、第72期部門長、評議員、関東支部商議員等を歴任し、学会および部門活動に各方面で貢献されました。
本年12月の交通・物流部門大会(TRANSLOG 2000)にて、表彰式を行ない、特別講演をしていただきますので、ふるってご参加下さい。
交通・物流部門大会(TRANSLOG 2000)特別講演
「”ビューティフル・カーヴイング”をめざして −鉄道の曲線通過に関わる研究課題とその成果−」