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全国学生研修会に参加して

秋田大学鉱山学部
機械工学科 4年
   鈴木 義隆

 今年の全国研修会は東海学生会主催ということで、内容も面白そうだし、ついでに実家にも帰れるからちょうどいいかという軽い気持ちで、参加することにしました。
〜1日目〜
 8月8日AM11:00に三河安城駅集合で、最初にトヨタの工場を見学しました。工場というとロボットが、ガシガシ車を作っていて人があまりいないようなイメージでしたが、実際には結構人がいると思いました。気になったのはトヨタの方のお言葉で「あなた達が生きている間にガソリンが無くなることはないので安心してください。」と、「軽量化のためにお金を使わず知恵を使え。」で、これが企業の考え方なのかと思いました。
〜2日目〜
 午前中に中部HSSTの見学で常伝導リニアに試乗させてもらい、体がシートに押し付けられるような加速に驚きました。また浮上している空隙がギャップセンサで8oに制御されているという説明を聞いて驚きました。
 午後からは三菱重工の工場見学で、ロケットや民間航空機の製造を見せて頂きました。ロケットの燃料タンクにおいて、軽量化のため許容強度内で壁ができるかぎり薄く削られていて、お金がかかっているという印象を受けました。
〜3日目〜
 繊維機械や自動車関係のものが、展示されている産業技術記念館の見学をしました。特に自動車の構成部品の展示コーナーでは、実際に動かしてみることができ、結構楽しめました。

この全国学生研修会に参加して、日常では見ることのできないものが見えてとてもよい経験になりました。


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