最後の高専祭 福島工業高等専門学校 機械工学科 5年 吉原 隆行 卒業まで残すところ半年、就職〔(株)ユニチャーム〕も内定し、現在は高専祭の準備に追われています。前回の30周年記念高専祭から早3年、最高学年となり33年目の高専祭が行われようとしています。今回、私はその実行委員長を務めることになりました。予算や、場所割りなど一通り本部実行委員の仕事を終え、今は前回同様装飾委員で活動しています。公募のデザインをもとに、土木工学科のメンバーと正門にかけるアーチの骨組みの設計を行い、製作に取り組んでいます。委員会は、1年生から5年生まで約15名、男子の力強さと、女子の繊細さを生かして(一説には、男女逆という話もありますが)毎日夜遅くまで頑張っています。物を創ることの好きな学生が集まっているとは言え、作業が進めばつらいこともあります。が、形が見えてくるにつれ、どんどん創造する楽しさの輪も大きく膨らんでいきます。公開日まであと一週間、完成度は約60%、これからも、毎日夜遅くまでの作業となりそうですが、悔いを残さないよう、最後の高専祭の成功を目指してさらに努力していきたいと思っています。 |