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当世機械系学生事情

岩手大学大学院 機械工学専攻
修士1年 松原 弘

 先日TVか新聞で,学卒の技術系サラリーマンの平均初婚年齢が34才だとか35才だとか,ちょっと忘れたがまあそのように高いと報じていた.このことは現役の学生にとってかなりの衝撃で,友人と飲む際の話題の一つに上がった.しかし,これを読んでいるあなた自身も大いにうなづき納得することが,現実の環境の中に多々ある.
 我が岩手大学工学部機械系学科においては,1年生から4年生までの学部生およびM1,M2の大学院生合わせて総勢約400人中に女子は0,すべて男!.書きながら笑いさえこみ上げてくるこの現実,どうしたものだろうか,困ったものだ.そのような危機的状況におかれていても合コンの企画もできないばかりか,女の子と親しく話したこともないヤツ(親しみの意味を込めてあえてヤツと呼ぶ)が大勢いる.かといって女の子に興味がないかというととんでもない.飲めば必ず出る女の話,学食で他学科の子やバイトの子を追いかける目、あー情けない.
 そこで機械学会東北学生会に提案をしたい.研究発表会や研修会も大いに結構なのだが,どこかの女子大と合コンやハイキングなどを企画したらどうだろうか.専門知識探求の場として日本機械学会はたいへん素晴らしいものだと思うが,せめて学生会はもう少し軟らかい行動をとれないものだろうか.世の中の同世代と比べてずいぶんな環境の中にいるのだから・・・


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